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95%の確率で上機嫌で帰宅

2/14に八甲田で雪崩があり死傷者が出た。2/11に旭岳でロープウェイを利用してバックカントリースキーを楽しんだので、昔とはちがって雪崩事故は他人事ではなくなった。

詳しいことはまだちゃんと調べていないが、事故のニュースを聞いてすぐに、この悪天候に山に入るから事故に遭うのだと思った。バックカントリー3年目の自分なら、この天気で山には入らない。始めたばかりの頃に誘われたら、のこのこ着いていくかもしれないが、ある程度山の怖さも知った今なら慎重に判断して断るんじゃないだろうか。

公聴会以降、バックカントリーを始めたのと同じシーズンに初版が出た「雪崩リスクマネジメント」を読み返している。購入した当時、勉強する気満々にも関わらず、あまりの分量に途中で投げ出してしまった。けれども、山に入る回数が増えるに従い、雪崩の知識の重要性を感じるようになった。

序章に出て来るフレーズ通り、「95%の確率で上機嫌で帰宅」している自分を意識する。統計的に積雪が95%の確率で安定しているから、たまたまあのとき無事だっただけなんだと。最近は道具も充実してコンディションにも恵まれて、パウダーを満喫できる機会が増えた。このまま中毒状態になって周りが見えなくならないように勉強しようと思う。冷や汗をかくだびに教訓を得ているのだから。




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コメント

ここに八甲田の雪崩事故の新聞記事などのまとめが載ってた↓
http://blog.yama-ski.com/?cid=31323

1月の札幌国際の死亡事故はこれ↓
http://blog.yama-ski.com/?cid=31987

八甲田の地形図を見たけど、
銅像ルート周辺の地形は、ニセコのチセやニトにとても似てるし、どこにでもありそうな(あったら滑り降りたくなるような)山スキーの典型ルートに思えた。

投稿: O田 | 2007年2月16日 (金) 19時14分

雪崩にあったのは北斜面と言うことですがどこらへんなのでしょう?勝手に推測すると、まさか雪崩が・・・といっているくらいだから北東の沢型より西側の尾根上でしょうか?だとすれば普通の気象条件的には風上で雪崩は起こりえないことになると思いますが・・。う~ん。よくわからないな~。

投稿: やっち | 2007年2月16日 (金) 20時57分

悲惨なニュースでした。ガイドが油断していたとは思えませんが、自然の怖さを思い知らされましたね。

投稿: toshiki | 2007年2月16日 (金) 21時57分

O田<
地形図探したけど見つけられなかった。チセやニトと似ているということだから、気候なども踏まえて今回の事故について理解を深めておいた方が良さそうだね。

やっち<
大荒れの天気で、一般的な考えがそのまま通用しないような状況がつくられていたんだろうか。前日からかなりの積雪になっていたというけれど。天気図からは風は南から吹いているように思えた。短時間に湿った雪が一気に積もったんでしょうか。

toshiki<
書き込みありがとうございます。
雪崩のプロと呼ばれるような人ですら、雪崩にあって命を落とすのですから、そうした危険と隣り合わせだということを忘れてはいけないと思います。自分が滑りたい斜面は、雪崩も滑りたいのだということを自分に言い聞かせるようにしています。

投稿: H本 | 2007年2月19日 (月) 14時13分

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受信: 2007年2月16日 (金) 22時01分

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