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07/3/27 旭岳

S倉くんがこの日じゃないと一緒に行けないということで、やっちくんと3人で旭岳に行って来た。家を4:00に出発して二人を順に拾って、ロープウェイが動き始める8:00到着を目標に暗いうちから旭岳へと向かった。12号線には当然雪はなかったけれど信号に捕まることが多くて、結局ロープウェイ乗り場には30分遅れて到着した。275号線を通った方が良かったようだ。後から気付いたんだけれど、始発は9:00だった。どうも旭岳と黒岳を間違えてたみたいだ。

旭川市街を抜けて旭岳に近づくに連れて、景色が冬に逆戻りして行き、道路脇に数cmの積雪があるのを見て心が浮き立つ。旭岳に登って行く道路は完全に冬。大きく膨らんだ期待を胸にロープウェイの駐車場に到着してみると、車がほとんど停まっていなかった。さすがに、この時期のド平日に旭岳に来る人は少ないらしい。9:00発に間に合いそうなので、急いで準備をして乗り込んだ。慌てたみたいで、ビデオカメラを車に忘れてしまった。そんなわけで、この日一番雪が良かったかもしれないベータ尾根のパウダーランを撮り損ねた。

4時間券を買い、天気が回復するのを待って登ることになった。それまではゲレンデを楽しもうと。山頂に着くと、雪質は2月と変わらないくらいに軽かった。急斜面では数十cmの新雪の下には硬いアイスバーンの層があるけれど、樹林内では底付きしないほどに旭岳特有のサラサラで軽い新雪がたっぷり30〜40 cmは積もっていた。この雪ですら、昼前には標高の低いところでは重くなってしまったけれど、この時期にこれだけの雪質はさすが旭岳だ。

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旭岳はピークが見えそうで見えない。

やっちくんとS倉くんが行ったことがないというBコース方面には、結局この日は全然行かなかった。アルファ尾根の急斜面を何度か滑ったけれど、やっぱり新雪の下のアイスバーンが気になって滑りづらい。S倉くんに誘われるように、一度だけ飛べそうなところで落ちてみた。ビビってダメな上、下がアイスバーンでどうしようもない。がっかり。

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この日はとにかく滑りのペースがロープウェイに支配されていて、精神的にも疲れた。ゆっくり撮影する時間もないし、発車の時間に間に合わせるために、かなりこがなきゃいけない。40分に1本ペースで13:00まで滑ったらもうクタクタで、姿見駅で休憩をとった。

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姿見駅の白いつらら。

天候が回復しないので、登らずにトラバースしてガンマ尾根の奥を滑ることになった。すでにかなりバテていたので、やっちくんの後をつぼで着いて行ったけれど、引き離されて見えなくなってからは、黙々と何も考えないで歩いた。

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尾根の上の二人が岩と区別がつかない。

追いついてみると、急斜面を迂回することになった。結構大きな雪庇ができていた。

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ひぇ〜。

滑れそうな斜面に出たので、ピットテストを行った。ここもアイスバーンの上に積もった新雪がいかにも流れそうな感じだった。シャベルぽんぽんテストの結果では、肘よりは肩くらいで、意外と安定しているのでは?とはいえ、オープンなところとか急なところはあまり滑りたくないので、二人の後を着いて行くつもりでカメラを構えていた。S倉くんが飛び降りてファインダーから消えた。すると、その段差を迂回して下に降りて行ったやっちくんから声が。どうやら雪崩たらしい。見下ろすとデブリが溜まっている。S倉くんは脇に逸れて無事だったようだ。やっちくんと木の間を慎重に滑り降りた。

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雪崩誘発。

テンションが下がったS倉くんに待ってもらい、やっちくんと二人で反対側の斜面を登り返した。バテていたし、こっちも雪崩れそうなので、自分は上まで登らずにやっちくんをビデオで撮ることにした。登ったやっちくんも、硬いデブリに弾かれて、とても楽しそうな滑りではなかった。

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トラバースして帰る途中、いい斜面が見つかったので滑ることになった。やっちくんの目が輝いていた。雪崩を見てテンションが若干下がっているので、滑りが無難になる。S倉くんは、羊蹄山のときとは打って変わって自分以上に無難な滑りをしていた。対照的にテンションが上がっているやっちくんを、S倉くんのカメラとビデオカメラで撮影。

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いつになく無難な滑り。

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リアルラストパウダーショット。

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ダウンロード 070327asahidake.mp4 (30290.1K)

二人に長〜いラッセルをしてもらってようやく辿り着くと、ロープウェイに乗ってからもう9時間も経過していた。疲れてフラフラになって、白樺荘まで行って温泉に入り少し回復。そのあと豚カツを食べに旭川市街へ運転した。途中、一瞬意識が飛んでた。雪崩並みにヤバかった。

たっぷり食べた後は、やっちくんのお言葉に甘えて運転を代わってもらった。滝川で275号線に入るのに右折したくらいから、濃霧に襲われた。視界が数十mしかない。目の前から突然対向車のヘッドライトが現れる。遠くに怪しく光る街灯。視界がぼんやりしていて、何やらファンタジックだ。やっちくんには悪いと思いながらも、助手席で異世界に飛んで行ってしまった。やっちくんが腰をいたそうにしているので、月形のコンビニで休憩してから運転を交代した。それからいくら走っても霧がなくならない。気付いたらもう札幌市内に入っていた。さすがに、麻生に着く頃には霧はなくなっていた。ところが、新道を走っていると、また霧が立ちこめて視界が悪くなった。札幌市内でこんなになるなんて信じられない。結局、家に着いたのは23:30。旭岳は遠かった。

とにかく、ラストパウダーを楽しむことが出来たのは良かった。雪崩に遭遇して、山での安全について考え直してみようと思った。

写真をやっちくんがFlickrで公開してくれてる。

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コメント

いつもビデオありがとうございます。しかも今回はサイズが大きいですね。ようやくましな滑りが出来るようになったきたような気がしますがこれで最後だなんて(涙)。

GWに帰省できたらまた遊んでくださいませ。

投稿: やっち | 2007年3月28日 (水) 20時21分

撮影に関してはお互い様だから。ビデオは撮らせてもらうと、後から編集で遊べるし。ちなみに、サイズはここ最近はこの大きさなんだけど、設定を何か間違ったかな?!

当分写真を撮ってもらえないのが残念だ。いい写真をありがとう!

投稿: H本 | 2007年3月28日 (水) 21時17分

旭岳での雪崩、ご無事でなによりでした。
雪崩講習の資料に活用したいので、雪崩の位置等の詳細を教えていただけないでしょうか?
とりあえず、メールを頂けますか?
どうかご検討下さい。

投稿: 旦那@三段山クラブ | 2007年3月30日 (金) 16時24分

旦那さん、初めまして。
今後の雪崩防止のお役に立てそうで何よりです。
今回のメンバーで相談して、雪崩報告についてはS倉くんに一任することになりました。メールへのお返事をお待ちしています。

投稿: H本 | 2007年3月30日 (金) 22時34分

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