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核に揺れる北の大地

今朝、「高レベル放射性廃棄物」という言葉がテレビから聞こえてドキッとした。NHKニュースが流れるテレビの画面には、「原発の廃棄物処分場 対応強化」の見出しがあった。驚くほどのタイミングだった。

もんじゅの見学に備えての予習も兼ねて、去年買ってから本棚に眠ったままだった「幌延 核に揺れる北の大地」を掘り出して来て、ここ数日読んでいた。北海道に住んでいるならおそらく知っているだろう。まさに、その「高レベル放射性廃棄物」の処分場を幌延に作ろうという国側と、その計画に反対する住民が闘っていた。それも、実は数年前まで。

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著者:滝川 康治
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原発と同じく、財政難と過疎化で喘ぐ地方自治体を補助金と放射能汚染というアメとムチでさらに痛めつける国の横暴だ。この本を読んでみて思ったことは、横道元知事も堀前知事も、やっぱりろくなもんじゃないということだ。そして、看板を付け替えただけの核燃料サイクル開発機構(旧動力炉・核燃料開発事業団)。堀前知事のおかげで、幌延には現在、幌延深地層研究センターが建設されている。核廃棄物を持ち込まないという条件で受け入れたものだが、本当に持ち込まないという保証は何もない。むしろ、最も処分場となる可能性が高くなったということだ。今頃になって、そのことに気付かされた。

日本の原子力行政は、高レベル放射性廃棄物というゴミのことにはいっさい触れずに、原子力発電は二酸化炭素を出さないクリーンなエネルギーだと宣伝している。ANAにはないが、JALの機内誌には経済産業省が原発推進の広告を入れている。地球温暖化防止のために、原発を推進して、これ以上行き場のない危険なゴミを増やしてどうするのだろうか。

沖縄の基地問題では、沖縄にだけ負担を押し付けてはいけないという詭弁で、日本全国に基地や訓練による騒音などの問題をばらまくことになった。負担するなら、たくさんの人間で負担した方が、一人当たりの負担は小さくなるじゃないか。人口1,000人の過疎地で負担するより、1,000万人で負担した方がいいはずだ。ゴミはちゃんとゴミ箱に入れよう。

で、泊原発のゴミは……。

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