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2007年11月

銀色のシーズン

道新には「二十年前にスキーブームに火を付けた映画『私をスキーに連れてって』以来の本格的スキー映画」と書いてあった。海外からのスキー客がさらに増えるという予測にはゾッとするけれど、「銀色のシーズン」で北海道のスキー場に再び活気が戻るとしたら、悪いことじゃない。もちろん、昔のスキーブームの頃のように、リフト待ち30分が当たり前なんてのはご免だけれど。

現代版「私をスキーに連れてって」は、映像を見る限りフリーライドスキーをテーマにしている。ただ、バックカントリー人気がこれ以上高まるのは、上ホロの雪崩事故の後だけにちょっとどうかとは思う。けれども、案外ツインチップでパークに入るスキーヤーが増えるかもしれない。ボードよりもスキーの方がカッコいいって悟る転向組や、カービングすっ飛ばしてパークに入る中高生とか。モーグル人気も復活するだろうか。

とはいえ、映画の公開がなんで1/12?とっくにシーズン始まってないか?どうせなら今月中、遅くてもクリスマス前に公開すればいいのに。「私をスキーに連れてって」では、クリスマスイブと「あけましておめでとうございます」だった。そんなにおじさんじゃないはずなのに結構覚えている。今思えば、当時スキー場では原田知世の真似なのか、白いワンピースのウェアを着ている人が多かった気がする。

そういえば、日曜の札幌国際でおじさんにスキー歴を尋ねられたけど、ちゃんと数えてみたらもう24年。3歳から滑っているというそのおじさんにはどうやってもかなわなそうだ。あと30年滑り続けなければ。

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働きマン○

2ちゃんねるに立ってるしょーもないスレはともかくとして、ニートには無縁の働きマン。そんな働きマンのドラマを、しんぶんで菅野美穂のインタビュー記事を読んでから、原作もアニメも知らずにvol. 3から見始めた。人気があるのかどうか知らないが、知人のブログにも何やら書いてあったので、ちらちらと読んだこともあった。

ドラマを初めて見た時は、「さわやか3組」のような恥ずかしい展開に驚きつつも、原作が漫画だからしょうがないのだろうと思った。現代人が求めるのも、こういうものなんだろうかと何となく納得したりと。段々と漫画らしい展開に慣れて来た今週、vol. 8を見ていてバスの行き先に目が引き付けられた。行き先には高尾西口とある。

そのバスを待っていた主人公は、前のシーンで不法投棄の現場に遭遇していた。「不法投棄の穴場」となっているらしい。もしや、これはフィクションではなく、高尾山で不法投棄が問題になっているということだろうか。

高尾山といえば、都心からすぐの距離にありながら豊かな自然を残していることを評価されて、ミシュランガイドで三つ星が与えられているほどの世界的な観光スポットだ。ところが、元三流作家の都知事は、ディーゼル規制や大気汚染公害へは関心が高いが、一方でオリンピック招致を口実に採算割れ確実の圏央道建設を押し進め、高尾山の土手っ腹を巨大なトンネルで貫いて高尾山の自然を破壊し、排気ガスによる汚染で住民の健康を奪おうとしている。すでに建設工事の影響で、レッドリストにも載っているオオタカは営巣放棄し、滝枯れも起こっている。知らなかっただけとはいえ、そこへ追い討ちをかけるように不法投棄とは。

ジャンクション
梅の里には不似合いな巨大なコンクリート建造物 (05/3/27)。

「この風景を壊したいですか?」。確かに「ひとりひとりの心の有り様」だ。高橋はるみの再選を許した北海道人には、石原慎太郎を再選させた東京都民に何も言うことは出来ないけれど。とにかく、松方さん、次号特集になってよかったね。果たして働きマンにどれほどの人気があるか知らないが、テレビの影響で高尾山の自然をまもろうという人が少しでも増えることを願う。高尾山では本当に冬桜が咲いているようだ。

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07/11/25 札幌国際

ついに07-08シーズンの幕開け。S木くんに連れて行ってもらい、センタースキー部の練習に参加した。

ここ2週間ほど気になっていた腰痛が少し落ち着いて来たので、山へ入る前にゲレンデで足慣らしをしようと思った。初滑りからちゃんと練習しようと思って、板を新調したS木くんから古い板を借りる約束をしていた。S木くんに拾ってもらい、現地でH多さん、Y口さんと合流。S木くんとY口さんはニューブーツだった。H多さんはこの日もヘルニアだった。

ゴンドラが動き始める9:00まで待ってから上がった。初滑りだったので、3連休に3連続で札幌国際に来ているセンタースキー部の面々には気を遣ってもらい、メルヘンコースを最初に滑った。さすがに借りた板で初滑りは少し怖くて、おっかなびっくり滑り始めた。それでも借りた板はサロモンのスラローム板で、エッジがキレキレで滑りやすい。

最初天気が良かったけれど、2本目からはもう視界が悪くなってしまった。午前中の最後にビデオ撮影してから、センタースキー部のスケジュール通り11:00に昼休み。滑りの感覚が戻って来て、スラローム板にも慣れて来た。

12:00を過ぎてからまた滑り始めると、H多さんとY口さんがゴンドラ乗り場で附田雄剛を発見した。次の1本、ストーキングしようと後を付いて滑って行ったけれど、モーグル板なのにカービングも上手くてなまら速かった。途中で撒かれてしまった。

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H多さん。

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H本。

自分の滑りもS木くんに撮ってもらってから、Y口さんとチェンジした。Y口さんのオールラウンド板は小回りしづらかった。スラローム板に乗るY口さんは楽しそう。再びほぼスケジュール通りに休憩をとった。

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スラ板のY口さん。

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S木くん。

ヘルニアがしんどいH多さんを残して、また滑りに3人でゴンドラに乗ると、一緒に乗っていたスキーおじさんに、糖尿病と通風に注意するように言われた。滑り降りた後、ゴンドラ乗り場で見覚えのあるウェアと板に気付いて肩を叩いてみた。すると、振り返ったのはやっぱりシッシーくんだった。山岳部と山スキー部と来ていて、上ホロアバランチャーズがそろっていた。精神的ダメージが気になっていたけれど、滑りに来ているなら全く問題なさそうで安心した。有名人によく会う日だ。

2本滑ってこの日は終了した。1日限りの試乗で4,980円のスラ板に入札するかどうかY口さんと悩んだけれど、結局止めた。S木くんの甘い誘惑との闘いに勝利した?でもね。とりあえず、板の前に滑りをなんとかしないとダメだとビデオを見て再認識。

ということで、今回撮影したビデオ。サイズを大きくした分ビットレートは下げました。

H多さん (7490.1K)
Y口さん (6943.2K)
S木くん (4514.1K)
H本 (5167.9K)

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Buy Nothing Day

今日は無買日だったらしい。だからというわけじゃないけど、今日は筆ペンも買いに行かずに家に引きこもった。

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岡田勉(b)スペシャル

2ヶ月ぶりにSlow Boatへ。

家を出てすぐの交差点には、確か去年建設された大きなマンションがある。寒い空を見上げると、マンションの壁で光ってる物を見つけた。原油価格高騰の中、自腹を切ってライトアップして街を明るくしてくれている。ホワイトイルミネーションを続けるには泊原発3号基が不可欠だ。

Global Warming Illumination

Global Warming Illumination

この日は「岡田勉スペシャルデー」だった。

岡田勉スペシャル@Slow Boat

前回から続くジャズブームでずいぶんCDを聴いていたおかげで、演奏された曲も少しだけ分かった。前半のステージでは「Dance of the Infidels」。前半の最後に良さんが「もう雪が降ったけど枯葉」と断って「Autumn Leaves」。後半のステージではたぶん「Embraceable You」と「Just One of Those Things」が演奏されたような気がする。他の曲は分からなかった。ステージの最後は特別ゲストの玉ちゃんが「I'm happy with you」とかって歌ってたような気がする。玉ちゃんがステージを盛り上げて演奏が終わった。

岡田勉さんが演奏中唸ってた。実は、唸りを生で聴いたのは初めて。違う意味で感動した。生のピアノもいい。やっぱり生だ。サンマだって冷凍より生だ。ビールもラーメンも生の方が美味い。椎茸は干した方が栄養があるらしいが、ジャズは生だと思った。

SCENERY+2MusicSCENERY+2


アーティスト:福居良

販売元:ウルトラ・ヴァイヴ

発売日:2005/06/25
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良さんの枯葉。

コンプリート・ジ・アメイジング・バド・パウエル Vol.1Musicコンプリート・ジ・アメイジング・バド・パウエル Vol.1

アーティスト:バド・パウエル
販売元:TOSHIBA-EMI LIMITED(TO)(M)
発売日:2007/07/25
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バド・パウエルはこれかな。

カウンターで目を引いたのはこれ。

東海大学 理学博士 秋山仁

何やら、札幌で記念講演したときに置いて行ったらしい。実は秋山さんはアコーディオンを弾くそうで、Slow Boatで演奏して行ったそうな。

ジャズとは全然関係ないのだけれど、「理学博士」と「博士(理学)」とは似て非なる物だろうか。英語にすればどちらもPh.D.には違いないのだけれど、自分にはどうにも同じとは思えない。

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The Human Factor

「雪崩リスクマネジメント」をやっと読破した。3シーズンかけて3歩進んで2歩下がるペースで最後まで読み終えることが出来た。

今シーズンまでに残っていたのは、第9章「レスキュー」と第10章「ヒューマン・ファクター」だった。「『レスキュー』を読んでいなかったのか?」と怒られそうだけれど、ビーコンの練習は言い訳程度にはやっていた。本を読んで体系的に学んだのが、今回初めてになる。「レスキュー」については、知識はこれで十分というラインはないだろうし、訓練も積まなければいけないだろう。むしろ、この本で注目すべきなのは、最後の「ヒューマン・ファクター」なんだと思う。訳者も同様に指摘している。

著者が挙げたヒューマン・ファクターを見出しから拾い出してみる。


  1. ステューピッド・ライン (The Stupid Line)
  2. 認識の罠
  3. 信念
  4. 信念の惰性
  5. 習慣化
  6. 群集心理
  7. 男性/女性
  8. 天候と認識
  9. 文化的傲慢
  10. 雪崩スキル VS 移動スキル
  11. 自己陶酔と登頂欲
  12. コミュニケーション
  13. ギアマニア
  14. 貪欲さ
  15. プライド

これらのファクターをそれぞれ読んでから過去の行動を振り返ると、思い当たることがいくつもある。実際には、複数の要素が組み合わさっているのだろうけど、ニセコアンヌプリやチセヌプリでは5と6が顕著なのではないかと思う。毎年、悪魔の甘い誘惑もあったけれど、そもそも自分が冬山に入ったのは13による。もともとの性格や数年間の無賃労働のおかげで3、4、7、そして11、14、15あたりは若干コントロールが利く気がする。けれども、10月の風不死岳では12が試されることになり、結果、お互いに反省点が残る山行だった。先シーズンの旭岳での雪崩も、反省すべき点が多い。

この本を雪崩の学習のために初めに手にしたのは正解だったと思う。無意根ツアーに参加した時は完全にお客さんだったけれど、幸い雪崩に関心の高い悪魔だったので、2004-05シーズンに始める前にはこの本を買って読んでいた。途中、何度か停滞していたこともあったけれど、最後まで読み通すことが出来たのは、著者の「フレンドリーな語り方」のおかげだと思う。例えば、物理の教科書は嫌いでもファインマン物理学は面白いという人にはこの本が向いているはずだ。これから他の教科書も読んでみようと思うけれど、この本の全体を貫くヒューマン・ファクターへ警戒は、自分の雪崩スキルの基盤になる気がする。

ただ、趣味で冬山に入る家族にどうしても死なないで欲しいと願うなら、山へ入る前にスキーを折ってしまうのが最善だと思う。首輪もかけておいた方がいいかもしれない。一方で、雪崩の研究と減災に尽力する人たちには、自分はただただ感謝するばかり。

雪崩リスクマネジメント―プロフェッショナルが伝える雪崩地形での実践的行動判断Book雪崩リスクマネジメント―プロフェッショナルが伝える雪崩地形での実践的行動判断


著者:ブルース トレンパー

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sweet death

「スキーヤーが雪崩に遭って死ぬのは腹上死と同じだ!」

っと魔法使いスキーヤー(SAJ1級)が吠えてみた。とりあえず、明日は筆ペンを買いに行く。

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また上ホロ

TVを見てたら、上ホロの雪崩のニュースが放送されてた。最初、週刊ニュースかと思ったけど、カレンダーで今日は赤くても金曜日。人数も違うので、どうやら今日雪崩れたみたいだ。

映像で見たデブリの感じは、前回の雪崩と似ているように思った。道新には名前が出てないので誰か分からないけれど、まさかね。

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RIDER: UNKNOWN

家の前の歩道にも5 cmほど雪が積もっている。札幌国際も今日オープンしたようだ。今シーズンが始まった実感がする。

残念ながら滑りに行く予定もないので、床に落ちていた「Fall Line 2008」を拾い上げて、後ろから順にページをめくってみた。映画で言う所のエンドロールのページで手が止まった。そこには、真っ白の斜面に不思議なトラックが刻まれた写真が載っていた。気になって写真の下を見てみると、「PHOTO: CHRIS O'CONNELL RIDER: UNKNOWN」とある。目を凝らしてよく見てみると、トラックの先端に可愛らしいRIDERの姿があった。

バカだから雑誌を買っても写真ばかり見て、実はほとんど記事は読んでない。けれども、「判断と行動の理由」というタイムリーな特集も組まれている。服部文祥さんの「山を滑る覚悟」しかまだ読んでいないので、冬山に入る前にちゃんと読んでみよう。先ほどのページの一番下には、「NO SNOW NO LIFE. GO FOR THE TRUTH」という言葉が、先シーズン雪崩事故で亡くなったという松井大輔さんに捧げられている。

先日の講演会で秋田谷さんが、「シカやウサギは雪崩に遭わない」と言っていたような気がするけれど、この可愛らしいRIDERは、いったいどうやって雪崩の危険を察知しているのだろう。野性の勘なのだろうか。不思議だ。

BookFall Line 2008―Skier&Snowboarder’s Magazine (2008) (双葉社スーパームック)

販売元:双葉社
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SuperDisk

DVDレコーダーを購入した勢いでビデオデッキを処分すると、イベントの記念に撮影したビデオテープなどが、ただのゴミとは言わないまでも、せいぜい壊れて鳴らないオルゴール程度の物になってしまう。それでも、テープにちゃんとタイトルや日付を入れているなら、思い出のオルゴールを大事にとっておこうという気になるかもしれない。けれども、もしテープの中身がさっぱり分からなかったら、捨てずにとっておくだろうか。

ストロベリーiMacを使っていたときに、フロッピーディスクドライブ (Floppy Disk Drive; FDD)が付いていなかったので、ファイルの移動のためにスーパーディスクドライブ (SuperDisk Drive; SDD)を使っていた。詳しくはWikipediaに書いてあるけれど、要はFDと同じ大きさで120 MBまで記録できる磁気メディアだ。当時、学部の端末にたまたまSDが付いていたので、研究室に配属されてMOディスク (Magneto Optical Disk)を使うまでは、SDで不自由しなかった。

当然の成り行きで、iMacと一緒にSDDが処分された。ラベルを付けるような几帳面な性格ではないので、後に残った5枚ほどのSDの中に何が入っているかは分からない。もちろん、大した物は入っていないのだろうけど、これらを本物のゴミ箱に放り込むのは少し気が引ける。バックアップをとっていたという自信はない。

SD自体は上位互換があって、SDDでFDを読み書きすることが出来た。けれども、今やCD-RWやDVD-RWといった光メディアの時代。厳密な意味でDVDがCDの上位互換を持つと言えるのか分からないが、DVDドライブでPerformaの頃のCD-ROMだって再生できるのに対して、SDは完全に廃れてしまった。CDはいつまで保つのだろうか。では、ゴミ箱に入る前の記念撮影を。

SuperDisk
廃れる。

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縦に効く、横に効く。

初雪を観測してからさっぱり雪が降らなかった札幌も、先週からかなり寒くなってようやく市内でも雪が降るようになったので、タイヤとワイパーの交換を済ませた。

先日、テレビでたまたまブリジストンのスタッドレスタイヤBLIZZAK REVO 2のCMを見た。そのキャッチコピーが「縦に効く、横に効く。」どうやら、「REVO 1は横には(あまり?)効かない」という評判は本当だったようだ。

確かに、REVO 1を履いていた時は何度かヒヤッとしたことがあった。中山峠の下りのカーブで横滑りして道路脇の雪山にぶつかったり、札幌国際からの帰り道でセンターラインを越えて大きくケツを振ったり。そんなわけでBLIZZAKが信頼できず、先シーズンREVO 2へ換えてからもかなり慎重に走るようになった。そのせいなのか、先シーズンは怖い思いをせずに済んだ。結局、REVO 2が横にも効くようになったかどうかハッキリはしないけれど、横に効かない(?!)REVO 1も売り続けているのは、さすがブリジストンだ。

ブリジストンといえば、子会社のファイアストンの名前がすぐに思い浮かぶ。確か、アメリカのSUVのタイヤ事故が頻発して問題になったはずだけど、このファイアストンがリベリアの工場で搾取しているということをNHKのドキュメンタリーで知った。グローバル社会における「国際競争力」なんてのはこんなものだろう。エレン・ジョンソン・サーリーフが大統領を務めるリベリアは、かつて奴隷貿易でしこたま儲けたアメリカの白人たちが贖罪のつもりでアフリカ西海岸に作った国だと高校で習った覚えがある。グローバリゼーションは、名前と方法を少し変えただけの植民地化だな。

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黄葉を背に……

赤旗の1面にまで写真入りでオーンズの記事が載っていた。オープンの日の様子は道新で読んでいたけれど、最近、あちこちのブログでチラチラと初滑りの文字を見かける。藤川健さんのブログを見ると、オーンズにはもうコブのラインが出来てるそうな。どこにでもジャンキーはいるもんだ。

とはいえ、オーンズは人工雪(氷?)。温暖化防止が叫ばれているこの時代に、少し待てば本物の雪が積もるというのに、大量の電力を使って偽物の雪を作ってまで滑ろうというのだから贅沢なものだ。逆に、春はまだ滑れるだけの雪がゲレンデに残っているというのに、スキー場はさっさと営業を止めてしまう。北海道からパウダースノーがなくなるのも時間の問題かもしれない。でも、案外「エコ」な人工パウダー降雪機が出来てたりして。

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雪は悪者ではない

今朝の道新の32面に、14日の講演会における秋田谷英次さんの講演の内容が紹介されていた。主に2番目の「雪崩の基礎知識」について書かれたもので、冬山に入る人なら読んでみると面白い。「おしっこテスト」もちゃんと書いてあったのでよかった。残念ながら、道新のサイトに記事はなさそうだ。

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PLANET OF THE APES

NHK BSで「猿の惑星」が放送されていたので、初めて観てみた。「ボーリング・フォー・コロンバイン」で醜態を晒したチャールトン・ヘストンが、冒頭でいきなり宇宙船の中で葉巻をスパスパやっていた。あり得ない光景。昔のハリウッド映画らしいのだろうか、「サンキュー・スモーキング」が思い浮かんだ。生命を求めて砂漠を彷徨い歩いている時まで吸ってるし。

Wikipediaを見ると、猿のモデルは日本軍らしい。捕らえた人間の後ろでポーズをとって誇らしげに記念撮影をする場面なんかは、いかにも昔のフィルム映像で見る日本兵。いや、アブ・グレイブ刑務所でアメリカ軍もやっていたか。

逃亡を図るときに、真っ先に銃を要求して戦闘シーンでライフルを撃ちまくるのは、さすがチャールトン・ヘストンだと思った。けれども、さすがにボーリング・フォー・コロンバインの先入観が強過ぎかもしれない。映画自体は自滅した人間の愚かさを批判する内容で、主演したチャールトン・ヘストンも60年代はリベラルだったそうだから。だとすると、尚のこと皮肉なもんだ。

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Safari 3.0.4

Mac OS X 10.4.11にアップデートしたら、Safari 3 betaがいつのまにか3.0.4に替わっていた。TigerでもSafari 3ってことなのかな。といっても、Safari 3 betaで使いやすくなったと感じたのはサイト内検索だけだったけど。

Leopardは10.5.1がリリースされてバグが修正されたらしいので、もう少し安定したらアップグレードしよう。

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Piano Concert

11/10、多忙な専任カメラマンの代理として、ピアノ教室のコンサートのビデオ撮影に時計台ホールへ行った。

時計台ホールに行くのは、札幌メンコイ祭りから2年ぶり。講師のO田さんと打ち合わせて、ホールの最前席中央付近に陣取っていた写真業者のカメラマンの隣に三脚を立ててビデオカメラを放置して、ゆっくりちびっ子たちの演奏を楽しんだ。

ペダルに足も届かないようなちびっ子の微笑ましい演奏を聴いていて、ふと後ろを振り返ると、たくさんの家族がカメラを構えている。迫力に圧されて、演奏中に立ち上がってビデオを操作する勇気がなかった。で、大人しく座ってちびっ子の演奏を聴いているうちに、自分の習ってみたいと思ってみたり。緊張している子も多いけど、楽しそうに弾いているのがいい。

会場の時計台ホールは19時と20時には鐘の音が鳴るので、進行の具合をみて休憩が入る。20時の鐘が鳴るときに、色気を出して三脚からビデオカメラを外して会場の様子を撮影してたら、鳴り終わる寸前になんとか三脚にカメラを取り付けて撮影を再開できた。この時は焦った。

コンサートの最後は講師の演奏で、ラヴェルのマ・メール・ロワの連弾。二人の演奏をもっと聴きたかった。

ビデオ (24 MB)

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大工哲弘 ライブ

大工哲弘 ライブ」に誘われたので行ってみた。

この冬初めて本格的に雪が舞う夜の札幌を会場の「くう」まで歩いた。会場に着いたのは開演の少し前だったので、すでに客席はほとんど埋まっていた。

大工哲弘どころか、三線すらちゃんと聴いたこともなかった。島うたの中でも八重山うたなので、聴いても言葉が分かりづらいらしい。けれども、演奏の合間に大工さんが歌詞の意味や背景を少し説明してくれるので、なんとなく雰囲気はつかめた。

三線の音色も大工さんのうたもよかった。会場には島うたを演奏している客も多いみたいで、お囃子も本格的だった。それでも、大工さんが言うには、北海道の人は大人しいらしい。沖縄ではうたは騒ぐものだそうだ。

2年後の2009年は、沖縄が島津に侵略されてから400年を迎えるそうだ。人頭税の搾取に虐げられる生活の中から生まれたのが島うただそうな。寺社が多い京都は、「寺の中に京都がある」と言われるように「基地の中に沖縄がある」そうだ。自分のアルバムのタイトルを忘れるほどに、つい最近まで痴呆公務員だったという大工さんが、偽装、改竄、嘘だらけの今の日本を憂いていた。

ちょうどこの日は、嘘だらけの防衛省の前事務次官の守屋武昌が参議院で証人喚問されていた。守屋と一緒に山田洋行元専務の宮崎元伸容疑者から接待を受けていた政治家として、ついに守屋の口から自民党の久間章生財務相、額賀福志郎元防衛相の名前が出て来た。どちらも「記憶にない」と言うが、誰が嘘をついているのか。

沖縄に基地の苦しみを押し付けて防衛利権で肥える商社、官僚、政治家。嘘という点では、「日本は民主主義国家だ」という嘘の金太郎飴を何度か切ってみただけなんだろう。

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雪崩から身を守るために

雪崩事故防止研究会主催講演会「雪崩から身を守るために〜積丹岳スノーモービル雪崩事故の検証〜」に参加した。

講演開始30分前に会場に着いたときには、まだ30、40人ほどしか来ていなかった。ところが、10分前あたりからどんどん増えて、結構広い会場なのに講演が始まる頃にはほぼ満員で、立ち見が出るほどの盛況だった。これもバックカントリーブームのためだろうか、それとも先日の上ホロにおける雪崩事故の影響だろうか。そのおかげで、参加すると言っていたS木くんを探し出すことも出来なかったけれど。

今回の講演会で一番興味があったのが、最初の阿部幹雄さんの「雪崩発生と救助捜索活動」で、先シーズンの積丹岳の雪崩事故の詳細について知りたかった。ただ、積丹岳に登ったことがないので、今ひとつイメージが薄くなってしまった。

事故に遭ったパーティーは全道から集まったスノーモービラー、スノーボーダー、カメラマンの総勢22名という。雪崩事故の起きた当日、3/18(日)の天候は、事故現場付近の視界が15-20 mしかないとても悪い状況で、普通だったら帰るほどだったらしい。実際、同じ日にニトヌプリを登っていても、かなり風が強かった。にもかかわらず帰らなかったのは、「せっかく集まったのだから」という気持ちが働いたかららしい。

そんな悪天候の中、午前中は斜面の真ん中より下の方でヒルクライムというモービラーの遊びを何度やっても雪崩は起きなかったらしい。午後になって天気がさらに悪くなって小屋へ帰ろうとなったものの、新雪が積もって降りて来た斜面を稜線まで登ることが出来なかった。そこで、雪崩事故が起こることになった斜面へ戻り、そこを登ろうとした。ボーダーとカメラマンの5人は徒歩で登り、技術の高いモービラー1人がピリカ台の方まで斜めにトラバースして登って行き、ついに稜線に到達した。そのモービラーが引き返して斜面をまっすぐ下り降りているときに、モービラーの上から雪崩が生じたそうだ。

モービラーは全速力で走って逃げることが出来たが、下で待機していた他のモービラーたちは雪崩に巻き込まれてしまった。モービラーが持つプラスチックのシャベル以外、ビーコンもゾンデもなし。巻き込まれなかったメンバーは木の枝をゾンデ代わりに使い、デブリを手で掘り返したそうだ。事故発生から1時間ほど探した後、稜線まで出て携帯電話で警察に通報。最終的に捜索の本部が設置されたのが、それからさらに2時間ほど経ってから。設置は比較的早く、夜間も捜索が行われたことは異例だそうだ。

で、雪崩の大きさは幅が~200 m、長さ~700 m。斜面の平均斜度は32°。稜線には大きな雪庇、直下には吹きだまり。斜面のどこでも、手首で切れるあられの弱層が発達していた。これらの特徴については、他の演者からも同じような指摘があった。

弱層については、最後の「気象データからの推察」で秋田谷英次さんは、前日3/17の放射冷却による霜の可能性も指摘した。

「雪崩の調査と分析」を講演した尾関俊浩さんが、事故現場まで調査に行くのにスキーなら1日行程だが、スノーモービルなら30分で現場まで到着できるという話に触れていた。

講演を聴いてはっきりすることは、被害者の雪崩に対する知識不足だと思う。まず、装備の点では、シャベルを持っていないので、弱層テストは頭にないだろう。ビーコンとゾンデも持っていないので、雪崩が起きるとは考えていないはず。次に、ルート・ファインディングについてみると、アバランチ・パス内で待機すべきじゃない。根本的に、かなりの悪天候で行動していることを踏まえて、メンバーの安全確保をすべきだろう。事故なんて防ごうと思っていても起こるから事故。防ぐ努力を怠るのは過失だろう。

最後に阿部幹雄さんは、被害者たちが「自然への畏れ」を持っていないことの問題点を指摘した。装備の向上で、これまでより簡単に雪山を楽しめるようになったことが、「自然への畏れ」を失わせる原因の一つではないかと話していた。

これは、人間にはどこまで行っても着いて回る話だ。科学万能という妄想のしっぺ返しを何度受けても、人間の傲慢さは変わらない。一方で、スピリチュアルだのというものの人気が出たり。人類は滅ぶべくして滅ぶのか、今頃になってようやく温暖化対策が叫ばれるようになったかと思えば、それを利用する原子力産業や石油、穀物メジャー。

そんな温暖化に関して、ちょうど最後の秋田谷英次さんへの質問があった。その質問への答えは、北海道の雪への温暖化の影響はよく分からないが、可能性としては北陸のような雪になって、スラッシュ雪崩が発生するようになるかもしれないという報告があるらしいというものだった。これ以上厄介になるのはご免だ。

最後に、今回の講演会への参加して、自分の雪崩事故防止への対策を考えてみる。知識についてはまだまだうろ覚え程度なので、本を何度も読み返して定着をはかる。実践が何よりも大事なので、弱層テストを頻繁に行って知識と合わせてものにする。それらを踏まえた適切なルート・ファインディングを心がける。ちなみに、滑って転ぶのは論外だけれど、先シーズンはそれまでと装備も換えたせいか、一度も転ばずに済んだ。今後も滑走技術の向上は必要だ。雪崩救助の勉強と訓練も追々やろう。S木くんもビーコン買ったらしいから、2人同時に埋まった場合の練習もできる。基本的な方針として、雪崩が起きる可能性が小さい範囲で滑りを楽しむ。これまでも本当に危ないと思った時は、やっぱり雪崩が起こっている。秋田谷英次さんが動物の勘のようなものについて話していたが、安全はともかく危険を察知する自分の勘は信じよう。多重防護の発想で。

雪崩事故防止研究会の「最新雪崩学入門」も含めてOから冬山に関する本をずいぶん寄贈してもらったけれど、まずは自分の教科書になっている「雪崩リスクマネジメント」を読み込むことにする。

決定版 雪崩学―雪山サバイバル 最新研究と事故分析Book決定版 雪崩学―雪山サバイバル 最新研究と事故分析


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「最新雪崩学入門」の改訂版?で雪崩事故防止研究会の教科書。

雪崩リスクマネジメント―プロフェッショナルが伝える雪崩地形での実践的行動判断Book雪崩リスクマネジメント―プロフェッショナルが伝える雪崩地形での実践的行動判断

著者:ブルース トレンパー
販売元:山と溪谷社
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自分の教科書。

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薄志課程

Jasminが博士課程に合格したらしい。よかった。

どうでもいいけど、「はくし」を変換すると「薄志」「白紙」「博士」の順に出る自分のMacって何なんだろう?ことえりは人の生き様を映し出す。

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上ホロ雪崩

【2007/11/13の上ホロ雪崩】

シッシーくんが雪崩に遭ったってS木くんから聞いてビックリ。無事でよかった。にしても、3シーズン連続ってのはすごいな。アバランキング単独首位。あまり笑えないけど。ちなみに、明日はかでるで雪崩の講演会

gurettiさんの縁側日記によると、三段山クラブにデブリの画像があるというので見てみた。確かに、これで助かったんだからすごい。

【11/14 追記】
やっちのぼやきへのコメントを読んだ。モリキンさんのところに事故について詳しく書いてあった。

【11/16 追記】
Sotoiwa Productionsでも雪崩に遭い過ぎという発言があった。

naokissさんも滑りたくなる斜面だそうな。

【11/24 追記】
11/13の雪崩レポート。S木が教えてくれた雪氷災害調査チームと三段山クラブの旦那さんがアレンジしたもの。「ハードスラブ雪崩」という珍しい雪崩だったそうだ。硬くて厚い。やっぱり、こういうのは自分で触ってみたい。

【12/6 追記】
雪氷災害調査チームから雪崩調査の報告が公開された。破断面についての考察が文章になっている。鉛筆も刺さらないという分厚いハードスラブがあったら、まず安定していると判断してしまいそうだ。当事者による報告を早く読めたらいいのだけど。

【1/27 追記】
Sotoiwa Productionsより、報告書がアップされたというお知らせがあった。S&Bさん、おつかれさまでした。冬山に入る人は、ぜひ読みましょう。

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秀岳荘セール2007秋

恒例の秀岳荘セールで装備の追加など。

80Lのザック、厳冬期用シュラフ、シュラフカバーとオーバーグローブを購入。テント泊に備えた。テントはないけど。80Lあれば、日本酒とシュラフを一緒に入れられる。冷え性で寒がりでも厳冬期用シュラフで寒さをしのげる。オーバーグローブが片方破れていたので同じものが欲しかったけれど、色違いの新しいものしかなかった。当分は左右非対称でカッチョいい。

使わなくなったガルモントの兼用靴を売りたくても、ネットオークションにはなかなか手が出ない。思い切って登録するべきかどうか。今年のモデルはバックルが新しくなっていたけれど、シェルはそのままっぽかった。秀岳荘表示価格が77,000以上だったので驚いた。

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冬の訪れまでに

家々の隙間から斜めに差し込む初冬のやわらかな朝陽を浴びて、黄色く明るくひときわ輝いて見えた。もうすぐ雪が舞い降りてくるというのに。

朝陽を浴びて

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中島公園

秀岳荘の帰りにちょっと寄って来た。立ち止まって携帯電話で撮る人。紅葉を背景にデジカメで撮る恋人。三脚を持ち出して来たおじさん。みんな目を奪われていた。

紅葉と藻岩頭
朝なら綺麗かも。

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丸木俊・スマの世界

文化の日(戦前の明治節。なので、ハッピーマンデーにはならない。日本国憲法が公布された日。)に「丸木俊・スマの世界 いのちあるものたちへの賛歌」展を観るため、旭川道立美術館まで行って来た。

道央道の虹
雨の高速道路には虹のアーチが薄らとかかっていた。

スキーリンクス
スキーリンクスのコースに沿って雪が積もっていた。

丸木俊・スマの世界
昼前には美術館に着いた。文化の日にも関わらずガラガラだった。

丸木俊が北海道出身だったのを知らなかった。夫の丸木位里との共作「原爆の図」などで有名な彼女だけれど、絵本の挿絵などを見る、それまでの印象が全然変わった。優しさを感じる。そして、75歳から描き始めたという丸木スマの絵を観て思い浮かんだのは、「日本むかし話」だった。日本的でコミカルな絵を観るとなんだかホッとする。

文化の日だからなのか、この日は常設展が無料だったので、「戦時を生きて 道北の美術・昭和10から20年代の動向」も観た。「生活図画事件」についての説明から、当時の異常さが伺えた。

美術館には小さな子どもを連れた若い夫婦が何組か来ていた。スーパーに連れて行くよりずっといい。

美術館のある常盤公園はまだ紅葉がきれいだった。

黄ポプラ

ストライプ

ビニール傘の生るイチョウ

昼は美術館のそばのホテルでバイキングだった。貧乏性なので、「元を取る」ことばかり考えて食べ過ぎて気持ち悪かった。

食べ終えてから、母親の幼なじみのケーキ店「モンマルトさとう」へ行って、気に入ってるシフォンケーキを買う。日曜日休みのことが多いらしく、以前旭川動物園へ来た時は買い損ねた。動物園にちなんだしろくまプリンがかわいい。子どもは食べるのが可哀想だと言うらしい。

しろくまプリン

やっぱり旭川のそばに温泉はないそうなので、札幌に向けて戻って、ないえ温泉に行くことにした。途中、西の雲の切れ間から夕陽が射していた。

夕陽

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