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08/8/24 美瑛岳

えすきくんにエンサヤさん、やっちくんから紹介された悠らりさんに、O別れ会で急遽参加が決まったH多さんも加わって、メンバーは総勢5人の賑やかな登山になった。

メンバーが5人でH多さんは前日飲み会なので、今回はH本カーで出かけた。えすきくんを拾った後、少し待ち合わせの時間に遅れてコンビニに到着すると、エンサヤさんがちょっと前に来たところだった。ここでH多さんも待っているはずだったけどいないようなので、車でH多さんの家まで行ってみると、部屋の電気がついていない。電話しても出ない。ピンポンダッシュしに車を出ようとしたとき、部屋に明かりがついた。目覚ましの時間を間違って睡眠中だったそうだ。この間に、待ち合わせ時間を5分過ぎて悠らりさんから電話があり、トラブルについて伝えていたけれど、今度は悠らりさんとの待ち合わせ場所が見つからずにさらに遅れて、札幌を出発したのは4:30だった。

十勝岳温泉を経由して、白銀荘の前を通り抜けて、望岳台に着いたのは大体7時過ぎ。十勝連峰の山並みはしっかりと見えて、表大雪は旭岳や比布岳まで見えていた。空は曇っているけれど、それなりに展望は期待できそうだった。

望岳台の駐車場の上に入山ポストがあるので入山届に記入して、広い砂利道みたいなところを登って行った。正面には十勝岳、右手には富良野岳、左手には美瑛岳、美瑛富士、オプタテシケ山、そしてその奥には旭岳まで見える。

富良野岳
富良野岳。

旭岳
旭岳。

望岳台から十勝岳を見上げる
十勝岳。

もう8時近くになるというのに、なぜか北の空は薄らと赤く焼けていた。その手前には白金模範牧場の広い牧草地が見下ろせた。

白金模範牧場
白金模範牧場。

十勝連峰北部の山並み
右から、美瑛岳、美瑛富士、オプタテシケ山。

エンサヤさんに訊かれて初めて、南の雲の上に芦別岳の山頂付近が出ているのに気付いた。この前登って結構辛い思いをしたばかりなので、眺めているとちょっと感慨深いものがある。

雲から頭を突き出す芦別岳
雲から頭を突き出す芦別岳。

大小の石が転がる登山道の脇には、エゾオヤマリンドウの青い花がたくさん咲いていた。駐車場のすぐ側からずっと続いている。リンドウに紛れて、シラタマノキの白い実も成っていた。その脇を動く影は、何かの鳥だった。ツグミだろうか?

エゾオヤマリンドウ
エゾオヤマリンドウ。

シラタマノキの実
シラタマノキの実。


何の鳥?ツグミ?

再び南の方へ目をやると、以前滑ったことがある前富良野岳の姿があった。

前富良野岳
前富良野岳。

かなりゆっくり歩いたので、十勝岳と美瑛岳に分かれる雲ノ平分岐には8:40、1時間ほどかかって着いた。分岐の側には、十勝岳スキー場のリフトの残骸と見られる滑車やら何やらが転がっていた。確か、十勝岳が噴火した後の春に一度滑ったことがある。

十勝岳スキー場の残骸
十勝岳スキー場の残骸。

エゾオヤマリンドウ
エゾオヤマリンドウ。

ここで休憩をとりたいところだったけれど、風が強いので軽く休んだだけでそのまま登り続けた。小さな流れのある沢を渡り、標高を少しずつ上げて行く。後ろを振り返ると、前十勝岳を滑ったときに登ったカワバラ尾根が見えた。おやじがゲロっていたのを思い出す。

カワバラ尾根
カワバラ尾根。

遠くを眺めると、折り重なる山並みの向こうはまだ薄らと焼けているように見えた。

薄ら焼けたまま
山の向こうは薄ら焼けたまま。

雲ノ平のハイマツ帯をのびる長いトラバースの途中、少し開けたところでハイマツで風を避けて休憩をとった。頭上の雲が、山陰からの風で吹き流されているように見えた。

下界の方を見下ろすと、白金温泉の建物が見える。岡田弘博士の講演で何度も見た写真と同じだ。

白金温泉
白金温泉。

ハイマツの根元や岩場には赤い小さな実がなっていた。おそらくコケモモの実だろう。

コケモモの実
コケモモの実。

雲ノ平の長いトラバースの登りが終わるころには、美瑛岳と美瑛富士の間から雲が流れ落ちて来ていた。この先の天気が心配になる。

山向こうから雲が流れる

イワギキョウ
ポンピ沢へ向けての下りの道端には、イワギキョウがたくさん咲いていた。

ゴゼンタチバナの実
たぶんゴゼンタチバナの実だろう。

秋の気配
足下にはキノコも生えていて、秋の気配を感じさせる。

爆裂火口を見ながらトラバース
美瑛岳の爆裂火口と山頂をながめながら沢へ下る。

しばらくだらだらとポンピ沢を左手に眺めながら下って行くと、突然目の前に大きな裂け目が現れた。水の流れに浸食されてできたと思われる裂け目は、登山道のところでも数メートルはあった。これからもさらに深くなるんだろうか。

巨大な裂け目

裂け目を越えてからまたしばらく歩くと、水の流れる音が聞こえて来た。10時にポンピ沢に到着。ここで再び小休止。

ミヤマアキノキリンソウ
ミヤマアキノキリンソウ。

ポンピ沢からは、尾根の上までの急登だった。ここまでで一番の登り。かなりの標高差なので、途中で休み休み登った。だんだん標高が高くなって来ると、遠くの山並みがまた見えてきた。よく見ると、遠くは暑寒連峰まで見えているようだ。気付けば十勝岳のピークも見えるようになっていた。

美瑛の丘の奥に暑寒連峰
中央のなだらかなのが暑寒連峰で、左の尖ったのが春に登った黄金山っぽい。

美瑛岳西尾根からの十勝岳
西尾根から見た十勝岳。

イワギキョウ
イワギキョウ。

11時に美瑛富士コルとの分岐に到着。美瑛岳の山頂はまだ雲に隠れてはいない。少しだけ休んでまた登ると、尾根上のハイマツ帯で、また知らない鳥がいた。何だろう?


鳥。

さらに登ったところで、だんだんとまわりが白っぽくなって来て、雲が降りて来たようだった。

雲が降りて来る

グラウンド火口越しの富良野岳
ほんの束の間、一度雲に隠れた富良野岳が再び顔を出した。

山頂まであともう少しというところまで登ると、爆裂火口を見下ろすことができる。でかい。

山頂直下の爆裂火口

爆裂火口

十勝岳山頂は雲の中
残念ながら、十勝岳の山頂はもう雲に隠れてしまっていた。

休んでいるうちに、パラパラと雨が降って来たようだ。そして、12時過ぎ、美瑛岳の山頂に着くころにはあたりは真っ白。

雲の中の登頂記念写真
真っ白。展望ゼロ。

山頂付近は強風でかなり寒かった。岩陰に隠れてとりあえず空腹を満たす。さすがに寒いので、身体が冷えてしまう前に下山をはじめた。ちょっと下ると雲は晴れて来て少し視界がよくなったけれど、明らかに登って来たときよりも天気は悪化している。天気がさらに悪くなる前に帰りたいので、サクサク降りて行った。

オオバタケシマランの実
尾根からポンピ沢に下る途中に見つけたオオバタケシマラン。

エゾオヤマリンドウ
望岳台付近よりも、ポンピ沢の側の方がリンドウが盛りだった。

13:40ことポンピ沢に戻ったときには、尾根からの長い下りでヘロヘロに疲れたのか、みんな無言で休んでいた。あとはだらだらとした登り返しを続ける。

イワギキョウ

コケモモの実
コケモモの実?

3人はトイレに早く行きたかったので、2人を置いてさっさと下山してトイレに直行した。登山口には15時過ぎに到着したので、だいたい7時間半かかった。みんな結構疲れていたけど、白金温泉のそばでブルーリバーというきれいな川が見れると悠らりさんに教えてもらったので、まず温泉に入る前にそこへ行くことになった。

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