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NISEKO SNOWSURFIN'

先月11月は、宮古に長野と、珍しく飛行機に乗る機会が多かった。ニ度乗ることになったANAでは、今回初めて機内誌を持ち帰って来た。というのは、「NISEKO SNOWSURFIN'」という特集があったからだ。

見出しにはこうある。

北海道、ニセコ。この地域に降る極上のパウダースノーとバックカントリー(山岳スキー)立地条件などが重なり、あるひとつの概念がここに根付いている。「スノーサーフィン」——それは自然条件を究極に生かした、自然と人間の調和を追求した「雪上サーフィン」だ。

宮古から札幌へ帰る飛行機の中でこの特集を読んだときには、複雑な気持ちだった。貧しいけれどゆっくりと時間が流れていく宮古を離れる寂しさと、極上のパウダーが待つ北海道へ戻る嬉しさ。けれども、スノーボーダーが雪面に残したラインを見ると、思わずため息が出る。ただ、この特集には、なぜかパウダーの写真は少ない。rip (Tomonori Tanaka)というフォトグラファーが写真と文章の両方を担当しているようだけど、めくったページを期待させる見出しの言葉に反して、粉中毒の症状があまり刺激されなかった。滑走シーンの写真はあっても、パウダーじゃない。そんな写真が続いて、最後はサーフィンの写真だった。

スノーサーフボードブランドgentem stickを営む玉井太郎という人が紹介されていた。冬、朝3時にニセコを出発して、寒い中サーフィンするらしい。マニアが作ったマニアのための板。高いわけだ。頭の中がホワイトアウトして、思考から解放され、体が本能的に動く〝無〟の境地を自分は感じているだろうか。

最近は、パウダーの魅力を宣伝するばかりでなく、危険性についても言及する記事が多い。ここでも、必要な情報を徹底的に調べあげ、体とイメージのトレーニングをし、あらゆるリスクを推定して斜面に向う。とか、誰にでもある自分なりのリスク。天気、風向き、温度、ルートなど変化する自然やリスクへの対応策。それを考えるプロセスを楽しむことが重要で、遂行するのはただの結果だ。などというように、バックカントリーがお手軽ではないんだというメッセージを送っている。

昨日から札幌にも待望の雪が降った。雪が降るのはよくても、今朝は雷鳴で目覚めるという冬には珍しい経験をするほど、天気が荒れすぎな気がする。次の山行に向けて、情報を調べ上げよう。

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