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住所の謎

先月、近所へ会報を配るのを頼まれたときに聞いた話だ。

自宅の住所は知っているけれど、周りの家の住所は知らなかったので、頼まれた会報を配るにしても家の場所を詳しく教えてもらわなければダメだった。そこで話を聞くと、実は自分たちが住んでいる区画だけが変則的になっているそうだ。確かに調べてみると、自宅は住所から考えれば道路の向こう側のはずなのに、自宅のまわりの区画だけ道路をはみ出てこっち側にめり込んでいる。こんなことになったのも、道路の向こうに自衛隊がいるからだそうだ。まあ、そんなはた迷惑な自衛隊のおかげで、冴えないラーメン屋にも小泉元首相ら、かつての政府要人の写真が飾られているのだけど。

つい先日、自宅へ回って来た町内会の回覧板に、グランマに代わって目を通した。来月から始まるごみ有料化とごみ分別方法の変更についてのお知らせが一番の話題だった。これまでちゃんと回覧板を読むことがなかったので、思っていたよりいろいろな印刷物が入っているのを初めて知った。近くの小学校の新聞も一緒に閉じてある。そうして順にめくっていくと、最後に現れたのが自衛隊ガイダンスの案内だった。

回覧板に自衛隊への勧誘ビラを入れるのは反則じゃないのか?町内会のお知らせでもなんでもないだろう。ガイダンスが近所で行われるわけでもない。住所から考えても、自衛隊が同じ町内会のはずがない。自衛隊の敷地内に勧誘の看板を立てるの勝手だが、いったい誰が回覧板にこんな物を入れているのだろう。

回覧板を大家さんのところへ回しに行くと、ちょうど玄関から出て来たので、たまたま回覧板の内容のことで話すことになった。すると、やっぱり大家さんもずっと腹立たしく思っていたようで、回覧板を見るのがいつも嫌だったそうだ。つい破り捨てたくなると、本音を漏らしていた。

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