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デリバリー

選挙が5日後に迫り、ビラが余っているとかで自宅近くで配るように頼まれた。300部なんて捌けるんだろうかと心配だったけれど、歩いてみて自宅の周りにはマンションやアパートといった集合住宅が多いことに今さらながらに気付いた。しかも、かなり古い建物も多い。これまで意識していなかったけれど、身近なところにも比較的貧しい人たちが生活しているのだと実感した。もちろん、一方で、立派な玄関のマンションもあって、住まいを見比べるだけで「格差」を感じる。

ビラ配りは公職選挙法でもちゃんと認められている選挙活動だけど、最近じゃ何があるか分からない。言いがかりを付けられて捕まるのは御免なので、かなり慎重に配った。まず、マンションでは管理人に配布の許可をお願いする。広告ビラも選挙のビラも区別がつかない管理人は仕方ないのであきらめる。一方、好意的な管理人もいて、ビラを見せるとちゃんと許可をくれる。やっぱり集合住宅では20、30枚はいっぺんに配れるので、お得感がある。

配って回っていると、あるアパートで同じく選挙ビラを配っている民主党の地区委員会?のおばちゃんと一緒になった。なぜか仲間意識を感じてお互いに励まし合う。とりあえず、自公政権の終焉という意味での「政権交代」は一致した目標ということだろうか。

広告ビラは自宅にもよく入っているけれどみんな嫌がるようで、それぞれの家で撃退法を講じているのが面白かった。「ビラお断り」とはっきり書いている家もあれば、そもそも、郵便受けを塞いでしまっている家もあったけど、こういう家は郵便物をどうやって受け取るのだろうか?ちょっと不思議だった。

多かったのは、郵便受けの奥に硬いブラシの扉が付いているもの。新聞や厚い封書や雑誌などはブラシの奥まで曲がらずに通り抜けるけれど、ビラのような薄くて柔らかい紙は、ブラシの手前で折れて曲がってしまう。なるほどよく考えたものだ。自宅にも今度取り付けてみよう。

たまたま庭に出ていた人が声をかけて来たので直接ビラを手渡そうとしたら、「うちは入ってないから、ごめんなさい」と断られた。まあ、自分だって党には入ってないんだけどね。そもそも、入ってない人が見るためのビラなんだと思うけどなぁ。駅前とかでビラ配りしてるから、支持政党以外のビラを受け取ることがよくある。比較すると面白いから。選挙に限らず、自分とは考えがちがうものから学んだり刺激を受けたりということが本当は大事なんだと思うけど。

1時間以上配って回ると結構ヘロヘロ。何より精神的に疲れた。防犯カメラの気配がする。どこかに公安がいないかと心配になったり。自衛官とすれ違うときは恐かった。家に無事帰れてホッとした。国家権力による監視社会はうんざりだ。ビラは結局、50部弱は残った。ライオンズマンションで配れなかった分かな。

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