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さっぽろ派遣村2

前回に引き続き、雇用・くらしSOSネット北海道「さっぽろ派遣村2」へ炊き出しのカレーを食べに行って来た。

普段通りに朝食を食べてから出かけたので、会場に着くとすでにテントの設営は終わっていた。今回も求職中の人たちがテント設営をやってくれたそうだけど、前回とは顔ぶれがちがっていて、平均年齢が上がった気がした。後で聞くと、20代の若い人たちは仕事が見つかったが、40代、50代、60代といった年配の人たちはなかなか見つからないそうだ。

前回は天気が良すぎて暑かったけれど、今回も青空が広がって暑いくらいだった。大通公園を10丁目から1丁目まで往復すると汗がにじむ。帰って来ると、ちょうどカレーのいい匂いが漂って来た。相談に来ていた人たちの後でご馳走になる。チキンが入っていてカレーらしいカレー。学食より遥かに美味い。農家の人からの差し入れというゆできびももらった。今年食べたゆできびの中で一番美味かった気がする。

暑くて大変だと思っていたら、午後になると雲が出て涼しくなった。大通公園を看板を掲げながらパルコ前まで歩く。三越の前で立っていると、信号待ちをしていたベロタクシーの運ちゃんが看板を目にして声をかけて来た。ホグロフスのシャツを来た爽やかな運ちゃんはビラを受け取り話す。ベロタクシーの仕事は10月までで、その後の仕事が心配らしい。その声を聞いて、隣に停まっていたタクシーの運ちゃんも頷いていた。

考えてみたら、一度もベロタクシーには乗ったことがない。市内を移動するときは晴れてれば自転車だし、雨でも地下鉄には乗ってもタクシーには乗らない。酒を飲んだときにタクシーに乗ったことはあるけど、ベロタクシーは日没で終了なので、わざわざ乗ろうと思わないと乗れなさそうだ。

昼間のパルコ前でも、土日とちがって人が意外と少なかった。大通公園へ戻って15時をすぎると、だんだんと寒くなって来た。朝は吹いていなかった風も出て来た。休んでいるときにじっとしていると寒い。日が落ちるとさらに寒くなった。終了の18時になると、もう辺りは薄暗い。

相談に来た50人くらいのうちで生活保護申請が10人以上。住居の問題も10人以上で、寒くなって来た札幌では、路上で暮らし続けることが困難になり始めているそうだ。相談者の最年少が19歳というのも、今後に不安が残る結果のようだ。北海道の高卒求人倍率は0.26と去年から半減したらしいし。

主催者から話があったけれど、確かにこの街頭相談会が効果的に困っている人たちの役に立っているかというと、そうでもないように感じた。困っていても会場へ来れない人の方が多いだろうし、きっとホームレス支援でももっといい方法があるのだろう。けれども、不況で街へ投げ出された人たちには、もう時間に余裕は残されていないのだろうと思う。9月の札幌の夜は寒かった。帰る家があってよかった。

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