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09/10/12 樽前山

北海道満腹泥酔セミナーで話題に上ったご来光登山。エンサヤさんの計画で樽前山に決まった。

メンバーはあれよあれよという間に6人になり、賑やかな登山になりそうだった。出発はもちろん早朝。3時にH多さんの車が迎えに来た。荷物を持って乗り込もうとしたら、どうやら自分が車を出すことになっていたようだ。5乗のH多カーからえすきくんがこっちへ移り、いよいよ樽前山へ向けて出発だ。

ルートを聞いていなかったので、H多カーの後を着いて行った。てっきり真駒内を通って支笏湖を抜けて行くのかと思っていたら、恵庭を通って千歳経由で登山口へ向かった。確かに、道路が広いから走りやすかった。千歳の外気温を見るとなんと3℃。これは寒そうだ。

国道を左折して、樽前山五合目までの細い道路は真っ暗で恐かった。H多カーに引き離されないように着いて行ったけど、突然対向車が現れてヒヤッとした。こんな夜中にこんな道路を走る車が他にいるとは思わなかった。嫌な思い出がある五合目のゲートを急いで通り過ぎ、暗闇に口を開ける林道の両脇の深ーい側溝に怯えながら、H多カーに必死に着いて行った。途中、予想より急なカーブで曲り切れないかと思って焦ったけど、何とか無事に駐車場に到着した。ライトを消して車の外へ出て空を見上げると、星が今にも降って来そうなほど満天の星空だった。ご来光の前に星空に感激だ。

日の出の時刻が着々と迫って来ていたので、あんまりのんびりしないで登山口を出発する。泥酔状態のRINちゃんにエンサヤとまゆっちを任せて、H多、えすき、自分のセンタースキー部はサクサク登って行く。後ろを振り返ると、支笏湖は雲が覆っているっぽい。期待していた雲湖が見れるかもしれない。そう思うと歩く速度が自然と速くなる。千歳と苫小牧の夜景もきれいだ。そして、その向こうは次第に白んで来て、赤みを増して来る。いよいよ日の出が近づいて来たようだ。焦って来た。H多さんが遅れているメンバーを気遣っているのに気付かぬ振りをしてどんどん登って行った。そして、外輪山に出る手前で三脚を準備しながらメンバーを待ちつつ撮影。

苫小牧の夜明け
夜景の苫小牧に夜明けが訪れる。

H多さんと二人、三脚でカメラを構えて撮影していると、案の定キモがられてしまった。花火大会に三脚を持って行った時も「パパ」と呼ばれたことがあったけれど、やっぱり三脚は必要だけど危険なアイテムかもしれない。

しばらく、外輪山の陰で風を避けながら防寒着を着て撮影をしてから、いよいよ山頂へ向けて登った。地平線の向こうはだんだんと明るくなって来た。もちろん、日の出前に無事に登頂。後はご来光を待つのみだ。

山頂で日の出を待ちわびる人々
みんな思い思いにご来光を待ちわびる。

残念なことに、支笏湖から雲は消えてしまっていた。仕方がない。

薄明かりの風不死岳と支笏湖
白んだ空の下、支笏湖が静かに佇む。

雲湖が見れないことが分かったので、今度はご来光に集中する。ところが、思ったより地平線には雲が多いようだ。空は赤くなって来たのに、太陽がなかなか顔を現さない。

日の出の兆し

ご来光を望遠レンズで狙おうと思っていたけれど、雲が焼けているのに気付いて広角レンズに慌てて交換した。結果的には失敗したように思うけど、ご来光を撮るのは初めてだし、こんなこともあるだろう。

日の出
樽前山で見る初めてのご来光。

日の出に歓喜する人々
山頂ではみんな喜びを表していた。

朝陽

朝陽を浴びる風不死岳
朝陽が完全に顔を出した後で振り返ると、風不死岳が朝陽に照らされて赤みを帯びていた。

朝陽が山肌を照らす

朝陽に燃える紅葉
麓の紅葉は朝陽に照らされて赤みを増し、燃えているようだった。

朝陽と影のコントラスト

山麓の点描画
次第に明るくなり色が区別できるようになって来ると、山麓は木々で描かれた点描画のようだ。

雪化粧の空沼岳
日が昇って遠くの山まで照らすようになると、空沼岳が雪化粧しているのが分かった。

漁岳は冬景色
風不死岳の陰になっている漁岳も山頂は真っ白だ。

朝陽に煙る街
霧と工場からの煙で霞んで見える街を朝陽がオレンジに照らす。

日が昇った時に支笏湖がどうなるか気になって、一人だけ山頂よりも風不死岳側に陣取っていたけれど、なかなか期待したような変化が現れないので、だんだん寂しくなって来たし、山頂のみんなのところへ戻った。すると、山頂ではみんなご来光に大喜びで、そのうちRINちゃんとエンサヤがジャンプを始めた。面白いので写真部で撮影してみた。

グラン・ジュテ
気持ちよく飛んでいるように見えるけれど、かかしみたいに串刺しになってる感もなくはない……。

今度は結局、みんなでジャンプすることになった。RINちゃんがデジイチのリモコンをしっかり持って来ていたので、みんなで一斉に飛んでシャッターを切る。が、なかなかいいタイミングで撮れない。10回くらい飛んだだろうか。みんなそろそろ疲れた頃にようやくいい一枚が撮れたようだ。みんな不思議な達成感に包まれて、−1℃の山頂の寒さからも解放された。

秋晴れの予感
名残惜しく支笏湖を振り返ると、湖面は秋晴れの青空を映して水色に変わっていた。

凱旋
ご来光を無事に拝むことに成功して、意気揚々と山頂を後にする。

早い下山
あとは、赤や黄色に染まった麓へ向けて下山するばかりだ。

駐車場に戻ったのは7時すぎ。まだまだ1日は始まったばかりだった。帰りは支笏湖畔を走って帰った。まだ湖畔の紅葉は進んでいなかった。この分だと、今年は少し長く紅葉が楽しめそうだ。

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