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Find Your Fine Line

楽しみにしていたEND OF THE LINE 完成記念特別上映会へ行って来た。佐々木大輔はやっぱりすごかった。

開演の15分前に会場へ着くと、すでにたくさんの客が訪れていて、前の方のいい席は埋まっていた。先に着いていたえすきくんを探していると、O畑さんと座っているとメールが来た。そして無事合流。3人で話していると、きれいなお姉さんが近づいて来た。二人の知り合いかと思ったら、実はエンサヤさんだった。ちょっとびっくり。前髪を切って若く見られるようになったと後から聞いた。エンサヤさんからは逆に髪が伸びたと指摘される。髪が伸びるのが速いのはやっぱりエロいから?

しばらく話していると、会場には続々と客が詰めかけて来て、みるみるうちに席が埋まっていった。気付けばほぼ満員。真ん中の前の方の席には、ももじゅん藤川健井山敬介といった佐々木大輔の仲間?をえすきくんとエンサヤさんは目ざとく見つけていた。自分はマニアじゃないので顔まで覚えてないけど。

19時をすぎてからようやく上映会がスタートした。初めに、「ヤーマン」こと山田博行監督が挨拶をした。続いて挨拶をした佐々木大輔の話し慣れた様子とは対照的に、山田監督は会場に溢れる観客を目の前に緊張してたのだろうか。

上映が始まると、佐々木大輔が挨拶で触れていた通り、山田監督こだわりの美しい映像から静かに映し出された。山道を歩き、クライミングしに行くシーンだったので、佐々木大輔の山での活動全部を記録したドキュメントなのかと思った。でも、滑り以外のシーンはここだけだった。他はほとんどひたすら滑るシーン。途中、彼の人柄を伝えるために、彼と関わりのある人たちのインタビューが何度も挿入されていた。みんなまじめに答えているところで、ノマドのガイドの奈良 亘がコメディーパートを担っている?ように感じた。彼のインタビューの度に会場に笑いが漏れる。

スキーの映像で90分は長いと思ってたら、案の定、途中で何度か眠くなった。けれども、そのまま目を閉じてしまうかと思った瞬間に、すごい映像が出て来て眠りから引き戻される。八方の不帰二峰?のすごいところを滑ってた。あの険しさは普通の人が滑りたいと思うような場所じゃなかった。スラフマネジメントがすごい。これまでにスラフに注意する必要があるような状況で滑ったことがないので、まるで背中に目が付いているんじゃないかと思えるコントロールには驚いた。

再び眠くなって来たとき、今度は「icon 3」のグリーンランドでの滑りで目が覚めた。1秒判断が遅れたら、1mラインがずれたら岩に激突するような場所を高速で滑り降りていた。

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終盤で圧巻だったのはアラスカの急斜面におけるハイスピード滑降の映像。とにかく佐々木大輔の滑るスピードが半端じゃない。これには目が覚めた。北海道の山とは桁違いに大きなアラスカの山を、山が小さく感じるほどものすごいスピードで滑り降りていた。

児玉毅がインタビューで語っていたけれど、二人でテイネの北壁をいかに速く滑れるか競っていたそうだ。立ち木ばかりのコースとは思えないあのコースをほとんど直滑降で滑る感覚が想像できない。でも、そのハイスピードで滑る経験がその後のビッグマウンテンレースでの活躍に結びついたのだそうだ。

作品の時間が90分を超える長いものになっているのは、山田監督の映像作品としての要素があるからなのだろう。滑っているシーン以外の自然を写した映像がとてもきれいだ。滑走シーンの間に挿入された星空やオーロラ、野生動物のシーンなど、美しい映像で楽しませてくれる。サウンドトラックも結構よかったと思う。騒がしくもなくまったりもしてない。作品作りについてもいろいろ考えさせられた。

上映が終わると会場には大きな拍手が巻き起こった。この後、会場を移してレセプションパーティーが行われた。O畑さんが先に帰ったので3人で参加した。ワンドリンク1,000円だったので、ビールで酔うのは嫌だからジンリッキーを注文した。すると、バーテン(のはず)のお姉さんが、「ジンリッキー」と言ってグラスを差し出しながら首を傾げる。何で首を傾げるの?グラスを受け取ってからウロウロしてたら引き止められて、改めて作り始めた別のグラスを受け取った。さっきは間違ってたのか?素直にビールにしておけばよかった。

とりあえず、席に着いて3人で映像の感想や夏山納会登山、初滑りについて話していた。エンサヤさんとは、もう少し早く山をやってればよかったねとしみじみ話す。せめて大学から始めてればよかった。まあ、遅れた分寿命が延びたかもしれないけど。夏山納会登山は同時に初滑りしようかという話にもなったけれど、さすがにそれはなしになった。滑れるくらいに積雪のあるところには、アイゼンなしでは登れないだろうということで。

そんな話をしているとき佐々木大輔がテーブルにやって来てくれたので、映像のことについて話す。印象的だったシーンを聞かれたので、白馬のシーンについて話した。実は、リフトを降りてから4時間くらいで行ける場所なのだそうだ。けれども、映画の中でも語られていたように、気象条件が厳しいので、2週間くらい時間をとって、そのうち条件がいいときに1日行けるという場所らしい。ドロップポイントまで行って積雪の条件が悪くて諦めることは基本的にはないそうだ。登る前に分かるのだという。確か、「icon 5」で雪崩に巻き込まれた映像を見た覚えがあったので、どういう判断をしているのか聞いてみたかったけれど、上映会の司会者が会場に到着して乾杯の音頭が上がり、聞くタイミングを逃してしまった。残念。ちなみに、エンサヤさんが二人の佐々木大輔に混乱していることが判明。気持ちは分かる。

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同じテーブルに座って佐々木さんの話を一緒に聴いていた女性と話すと、なんとホームゲレンデが同じばんけいらしい。ナイターで滑ってるそうなので、実はお互いに会っていたのかも。SOS札幌のツアーに参加してるらしく、実は、ダウラギリの報告会の会場にエンサヤさんたちと一緒にいたらしい。しかも、その後の飲み会まで。冬山は狭い世界だと思いつつ、飲み会へ行かなかったのが今さらながらに悔やまれる。その女性は、ばんけいでフジケンさんのテレマークレッスンも受けたそうだ。それを聞いてえすきくんと一緒に悔しがる。でも、道具が無いからねぇ。

会場では、END OF THE LINEの撮影に同行したフォトグラファー亀田則道撮影のスラードショーが上映された。映像とはひと味ちがった緊張感がある。ポスターの写真も彼のものだ。フィルム以上にスティルでスピードを表現するのは難しいと思う。動きを一瞬に閉じ込めて表現する写真の面白さでもある。身体が二つ欲しい。山田監督はどんな風に感じて撮影してるのだろうか。聞きそびれた。

4人で話しているときにテーブルへやって来た、ノマドのあの奈良さんと話す。南極には一度でいいから行った方がいいらしい。ペンギンがいいのだそうだ。あと、オーンズのナイターでコソ練するのを薦められた。そのうちテレマークはやってみたい。ホグロフスとのコラボツアーの話も聞いたので、チャンスがあったら参加してみたい。

終電に間に合わないと困るので、24時には帰ることにした。帰り際、エンサヤさんに頼まれて佐々木さんとのツーショットを撮ってあげる。去年、icon 6の試写会の前に予約していたえすきくんは、今回は「END OF THE LINE」のDVDにはあまり興味がないらしいので自分で購入。せっかくなので佐々木さんにサインをもらった。サインに添えられた言葉は、「Find Your File Line」(最初、書き間違えてFind Your File Linだったけど)。来月頭には南極へ旅立ち、3月半ばまで帰って来ない佐々木さん。彼の「Line」は今、南極へと続いている。果たして自分の「Line」は……

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コメント

なんかいろいろイベントあって楽しそうですね。
こっちの試写会は「end of line」「signature」共に平日で学校サボらないと行けなそうです(涙)。

投稿: やっち | 2009年10月25日 (日) 18時40分

>やっちくん

忙しいやっちくんには申し訳ないけど
初滑りまではいろいろとイベントを楽しむよ。
でも、土日祝日にイベントがあっても
やっちくんなら山の方へ行ってそう。

投稿: H本 | 2009年10月29日 (木) 23時55分

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