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玉井太郎 写真展

GENTEM STICKの玉井太郎の写真展「その時その場所にいる事〜玉井太郎 写真展〜」が、10/28(水)〜11/24(火)までパタゴニア 札幌北ストアで開催されるらしい。

サーファーでスノーボーダーの玉井太郎による、地球の原風景に導かれて出会った海と山でのサーフィンの本質、「その時その場所にいる事」を実践する生活のドキュメンタリーなのだそうだ。山でサーフィンと聞くと不思議に思うかもしれないけれど、前に読んだANAの機内誌の「NISEKO SNOWSURFIN'」という特集によると、要はスノーボードは雪上サーフィンであるらしい。

1960年代高度経済成長期の真っ只中、少年時代に遭遇した"心から愛した原風景を無情にも壊されていく"切ない体験から、何気ない風景の中にこそ、二度と訪れる事のない時空の一期一会があると悟ったそうだ。

原風景という言葉を普段なかなか目にしないので、ちょっと辞書で調べてみた。原風景とは、原体験におけるイメージで、風景のかたちをとっているものらしい。そして、原体験とは、その人の思想が固まる前の経験で、以後の思想形成に大きな影響を与えたものらしい。つまり、これらをまとめると、彼が心から愛した原風景とは、彼の思想が固まる前の経験で、以後の思想形成に大きな影響を与えたものにおけるイメージで、風景のかたちをとっているものということになる。それが壊されたということは、当時いったい何が起こっていたというのだろうか。公害が生まれたのも高度経済成長期だ。玉井少年の目には、当時の日本はどのように見えていたのだろう。

GENTEM STICKにある彼のプロフィールによると、1962年に東京で生まれ、小学校の頃(1973年)より釣り竿やスキーをかついで、日本中を旅したそうだ。1955年から1973年までが高度経済成長期であることを考えると、彼が日本中を旅することになったきっかけが、そのような切ない体験であり、彼はかなり早熟な少年だったと想像できなくもない。確かに、小学生で日本中を旅したというのは衝撃的だ。

彼の文章は今まで読んだことがないけれど、まずは「その時その場所にいる事」を実践する彼の生活のドキュメンタリーを観に行ってみよう。GENTEM STICKのギャラリーには、少しだけ写真が公開されている。

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