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09/12/27 後方羊蹄山

後方羊蹄山はやっぱり大きかった。

天気が悪くてなかなか山へ行けなかったので、えすきくんとH多さんと自分というこの面子。山へ行かないわけにはいかない。前日テイネから帰る直前、「ゲレンデなら行かない。山じゃなきゃ行かない。」と駄々をこねて、山へ行くことにしてもらった。

この次期無難に滑れて遠くない場所というと、やっぱり後方羊蹄山。6:30に迎えに来てもらって、いざ喜茂別へ。最初は墓地の沢コースと思っていたけれど、2日前の好天で南斜面は雪が締まっているらしかったので、急遽、喜茂別コースへルート変更。先シーズン滑ってないので、喜茂別コースは2年ぶり。8時に登山口に到着すると、先行者はいなかった。でも、雪は降っていないらしく、前日のトレースがしっかりと山へ向けて伸びていた。

準備をしていると、単独のおじさんが車でやって来た。登山口を聞かれ、ルートをよく知らないらしく、「後から付いて行くからよろしく」とあいさつされた。「よろしくってどういうことだ?」「そんな準備で単独で冬山に入るってどういうことだ?」そう思いながら、さっさと仕度を済ませた。

緩斜面の深雪でもスピードに乗って滑れると期待してPontoonを選んだ。重さと登りづらさを考えると心配だったけれど、一度試しておきたかった。幸か不幸か新雪が積もってないので、前日のトレースをたどってラッセルしないで済んだのはありがたかった。それでも、前日の疲労が溜まっていて、足取りが重い。

疲れだけじゃなく、この日は靴擦れになってしまい、余計に辛かった。動く度に傷むのでいまいち力が入らない。700m付近まで登って一度休憩をとった。まだ樹林内で、休憩時に展望を楽しむこともできない。

1,200mで付近まで登ってH多さんも辛そうなのでまた休憩したけれど、後を付いて来たおじさんは、途中であいさつをして降りて行った。疎林の広い斜面の横を登っているとテンションは上がるけれど、じわじわと体力は奪われて来た。まだ11:30だったので、昼すぎまで登れば樹林限界くらいまで登れるだろうと思って、もう一息がんばることにした。

洞爺湖を背に

輝く湖面

登っている途中でサイレンが鳴り渡り、正午を過ぎたことが分かった。先頭のえすきくんは結構がんばってどんどん登って行く。最後に交代すると、ウインドパックされた表面の層が崩れやすくてシールのグリップが効かず、大して登らずにそろそろ止めたくなった。つぼで登る気力も体力もないので、ここで休憩することにした。もう1,500m近く。思えば遠くへ来たもんだ。

近づく青空

休憩しているうちに、どんどん青空が広がって行った。真っ白な世界が青空に向かって続いている。思ったほど風が強くないので、体力が残っていたらもう少し登りたかったところだ。

光と影と青空と

輝く頂きはまだ遠く

ラインをイメージして

ところが、滑る準備をしているうちに雲がまた覆って来た。まあ、よくあることとはいえ、さすがに残念だった。雪面は硬くて安定しているものの、斜度が斜度なので、一応弱層テストをしてみた。ハンドテストは肩で根元から折れてしまった。シャベルコンプレッションテストでも、肩でも弱層が見つからない。えすきくんは肩で10cmの弱層を見つけていた。やっぱり慣れが必要かな。

13時を過ぎて下山開始。ガスって視界が悪くなってしまったので、とりあえず見えるところまで滑ってカメラを構えることにした。雪面が硬いのでPontoonは整地を滑る時のように辛い。エッジが遠くて踏ん張りが利かない。ちょっと油断すると暴走してしまう。この板じゃここまで登らない方がよさそうだ。

1,350mまで滑り降りると、後続パーティーが滑っているのに気付いた。大きな山だけに、こんなこともあるのだろう。仕方ない。せっかく雪質も柔らかくなって来たところだっただけに残念。尾根の反対側のノートラックを狙って滑ることにした。とはいえ、オープンなところは日射の影響か、表面はかなり硬い。逆ベントのおかげでトップが埋まることは全くなかったけれど、あんまり気持ちよくない。


Photo by H多さん。

帰って樹林内の方が雪が柔らかくて気持ちよかった。残念ながら、パウダーには恵まれない一日になってしまった。途中のマッシュジャンプも踏み切りでザックの慣性でつんのめってしまい、危うく顔面から落下するところだった。ザックを背負っていても普段と同じように動くのは難しい。


Photo by H多さん。

下山の最後は登りトレースを辿って行くと、登山口までスムーズに帰ることができた。それでも戻ったのは15時。登り返しなしで6時間以上のなかなか辛い山行だった。

えすきくんが撮ってくれたビデオで自分の滑りを見ると、スキーのソールが見えすぎててカッコ悪い。板を乗りこなせてないと思う反面、どうしようもない気もする。


Movie by えすきくん。

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