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Boot Camp

映画「ONE SHOT ONE KILL-兵士になるということ」を観た。

今回も藤本幸久監督が上映前に挨拶をしていた。その中で驚いたのは、エンドクレジットに並ぶ協力者500名のうちの300名が北海道の人だという。米軍による被害で今も苦しんでいる沖縄ではなく、基地がある他の県でもなく、日本で最大の演習場である矢臼別がある北海道に住む人たちが一番多くこの映画を支えているようだ。

実は、藤本監督の話の途中で眠くなってしまったけれど、上映が始まるとすぐに目が覚めた。それくらい海兵隊の怒鳴り声は不愉快だ。新兵を恫喝する大声で眠気が吹き飛んだ。特別編は観ていたけれど、2時間もこの調子でやられると気が滅入った。でも、最後には慣れてしまっていた自分が恐い。こうやって人殺しできるようになるのだろうか。

それでも、第2次大戦やベトナム戦争、その後アメリカがやった数々の戦争からの帰還兵たちは、今、なんと100万人もホームレスらしい。どんなに人間性を奪おうとしても、それに最後まで抵抗する人間の素晴らしさの裏返しなのだろう。戦争しても全然平気な人間は信じられない。

少なくとも、自分だったら初日でリタイヤだ。48時間も起きていられない。疑問を持つなというのも無理。まあ、門前払いだと思うけど。

この映画は海兵隊のBoot Campを記録したものだった。映画とは全然関係ないけれど、この映画を観るとMacのBoot Campが嫌なものに思えて来た。もう少し気が利いた名前にして欲しかった。むしろ、皮肉だったのだろうか。

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