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コンバージョンレンズ

iVIS HV30にワイコンを装着してみた。

ワイコンといっても、VL-MR1 PROに取り付けて使っていたレイノックスのDVR-5000ではない。このワイコンは、倍率は約0.5倍、重さは80gで非常にコンパクト。軽いのはいいけれど、よく見ると周辺部のボケが強くて画質は悪かった。それでも広角特有の迫力があるので、ワイコンが使えないDCR-PC55と組み合わせて使っていた。


広角レンズのこの広がりが好き。

たとえ画質が悪くても使えればよかったのだけど、HV30のフィルター径はφ43mmなので、φ37mmのDVR-5000はそのままでは使えない。ステップダウンリングを使えば取り付けられるかもしれないけれど、ステップダウンリングではただでさえケラれやすいし、そもそもφ43→37mmのステップダウンリング自体存在しなかった。

そこで、先日の藻岩山でRINちゃんがワイコンを使っているのを見て思い出したのが、PowerShot G3で使っていたワイコンのWC-DC58Nだった。焦点距離を約0.7倍に変換する、重さが約275gのデカくて重いコンバージョンレンズだ。さすがに、こんなに大きなワイコンをビデオカメラに取り付けて冬山へ行くのはためらう。そう思っていたけれど、HV30純正のWD-H43も同じ倍率で質量約330g。実はWC-DC58Nより重かった。

それならと思い切ってWC-DC58NをHV30に取り付けてみることにする。φ43→58mmのステップアップリングを使えばいいはずだ。ところが、ヨドバシで調べてもらっても、そういう製品は出ていないようだ。仕方がないので、φ52→58mmのステップアップリングは持っているので、φ43→52mmのステップアップリングと二段にして取り付けることにした。それにしても、1,000円もしない商品を真剣に探してくれてとても親切だった。

装着してみると、やっぱりデカい。カメラのバランスが悪くて、デジイチのようにレンズを左手で支えないと持ちづらい。取り付けてはみたものの、やっぱり山へ持って行くのはためらう。

ワイコン
全く別の製品に見える。

HV30の焦点距離は、35mmフィルムカメラ換算でワイドが43.6-436mm、ノーマルは53.0-530mm。一方、HDR-FX1000のようなハイアマチュア向けビデオカメラでは、ワイドが29.5-590mm、ノーマルが36.1-722mmというように、広角側が全く及ばない。倍率が約0.7倍のWC-DC58Nを使ってようやくワイドが30.52-305.2mm、ノーマルは37.1-371mmとなる。一般向けビデオカメラの焦点距離は長めなので、写真のような画角で撮るにはワイコンが必須というわけだ。

とはいえ、肝心なのは、普段のスキーの撮影でどのように使えるかだ。バックカントリースキーのDVDなどでは、隣の尾根や山から望遠で撮影したような映像が多い。けれども、少人数の山行で撮影班を分けることができない以上、スキーヤーのラインと同じ斜面にいることが多くなるので、スキーヤーとカメラマンは比較的近くなる。だから、景色まで写し込む場合には広角側に余裕がある方がいいように思う。もちろん、広角では被写体が遠い場合はとても小さく写ってしまうという問題はあるけれど。実際、黒岳では斜面が広かったからワイコンなしでも考えた通りの映像が撮れたけれど、こんなに広いオープンバーンをいつも滑れるとは限らない。

逆に、後方羊蹄山のテラスの沢を滑ったときは、被写体があまりに遠くて望遠側が全然足りなかった。むしろテレコンが欲しいところ。

そして、DVR-5000はえすきくんの元へと旅立った。

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