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北村研修会2

2日目は朝、暗いうちから雪遊び。

といっても、残念ながらやっぱり滑るわけではなく、スノーマウント作り。いくつかまとめたザックをツェルトで覆い、その上に雪を積んで押し固めて雪山を作る。ある程度の大きさになったら、横から入口を作ってザックを掘り出し、さらに中の空間を広げて居住スペースを確保する。

掘り出す時はシャベリングの練習も兼ねて行った。身体をかなり動かすので、積雪断面観察よりは温かかった。スノーマウントの中に入るとかなり温かく感じる。積雪が少なくて雪洞が掘れない場所でも、比較的簡単に短時間に作れる。1時間でちゃんとしたものができあがった。


踏み固めた雪の上にザックを並べる。


雪山を作る。


埋めたザックを掘り出す。


シャベリングで中を掘抜く。


作業しているうちに朝陽が昇って来た。

思ったより温かいので、今度雪洞で泊まってみたくなった。ルスツへえすきくんを応援に行って、そのまま雪洞ビバークもいいかも。でも、もしかしたら、せっかくえすきくんが予選通っても、翌日帰りたくなってたりして。

スノーマウントが3個完成したところで、中へ戻って朝食。せっかく温まったので外へ出たくなかったけれど、その後シャベリングとプロービング。いわゆるゾンデーレンというヤツを始めてやった。ビーコン付けていれば、遺体捜索でもなければ必要ないと思われる作業とはいえ、知っておいて損はない。どちらもいろいろ課題が見つかったようだけど、だいたい予想通りの時間がかかったようだった。でも、何もしないで見学している時間が長くて、やっぱり足が冷たくて泣きそうだった。

終わったら真っ先に戻って足を温めた。昼食を忘れたので、空腹を堪えて掃除。今回の研修会は、新しい試みを行う研究的なものらしく、訓練というよりは実験的な要素が強かった。それでも勉強にはなったし、どんな準備をしているかを知ることもできたのはよかった。

今回は持ち物に三種の神器と書いてあったけれど、まさかのビーコン忘れをしてしまった。幸か不幸か、今年はビーコン捜索訓練がなかったので困らなかったけれど、山で忘れたら大変なことなので、これからはしっかりと注意せねば。

13時すぎに解散して、札幌へ帰った。帰りの道はすごい積雪。よっぽど降ったみたいだ。札幌市内も雪山が大きく成長していた。これは山はいい雪が積もっているに違いない。いよいよシーズンが本格的になったようだから、雪崩リスクをコントロールして雪山を楽しみたい。

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