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国交省の狂気!?止められぬ暴走

内地の、特に関東の山好きよ怒れ!

高尾山は「絶景 日本の名峰でも紹介されているように、ミシュランで三つ星を得た観光地。その土手っ腹にでっかいトンネルを掘り、静かな里山に巨大なジャンクションを造るのが圏央道建設事業だ。

メディアの多くが「事業の公益性を認めた」という判決を垂れ流しているだけで、費用対効果比(B/C)の計算の問題にほとんど触れていない。国交省が「科学」を悪用して国民を欺いている事実が隠されている。国交省がいかにふざけたことをしているかは、次のSPA!の特集を読むと分かりやすい。

「大ウソ試算を全暴露 国交省の狂気に高尾山が壊される」
【その1】圏央道建設事業は環境破壊だけでなく思い切り採算割れ!
【その2】16号の走行時間は3分短縮するだけ
【その3】下請け丸投げ、データも保存していない国交省
【その4】40万㎞もの道路を加えて数値を操作
【その5】八王子城跡に続き、高尾山でも沢涸れが進行!
【その6】道路を造らなくても渋滞解消はできる!

【その3】の中の「国交省の圏央道B/C分析は、必要な詳細データを隠蔽している時点で、まったく話になりません。科学的であるかどうかの条件は、第三者が再計算しても同様の結果を出せるということですから」という言葉が印象的だ。本来なら国交省が用いているデータは捏造だと疑われても仕方がない。

そういえば、10年くらい前にNatureやScienceに論文を掲載しまくってノーベル賞受賞も確実視されていた研究者も、実験結果に再現性がなくて最後はデータの捏造が判明して追放されたなんてことがあった。

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裁判官に科学的素養が不足しているとしても、司法試験に合格して裁判官にまでなるほどの論理的思考があるなら、国交省の主張の根拠がどれだけうさん臭いものか分かるはずだ。結局、政官業の癒着に司法も官としてどっぷり浸かっていることの現れにすぎない。裁判官だって地位と名誉と生活が大事だ。時の政府、最高裁の見解に逆らってまともな判決をして、地方の簡易裁判所や家庭裁判所に飛ばされて定年まで冷や飯を食わされたくはないらしい。本来ならこうしたところへ「市民感覚」が反映されるべきなのに、裁判員制度は行政裁判には適用されないのは、行政と司法がグルになっている証拠としか思えない。所詮、お互い官僚同士。

「圏央道事業認定取り消し訴訟 国交省証人尋問~お手盛り費用対効果分析の実態~」によると、国交省が費用便益分析を丸投げしたコンサルタント会社は、株式会社建設技術研究所らしい。南市原情報を読むと、やっぱり変な会社のようだ。名ばかり民間企業か。

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