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Arc'teryx インプレッション

Arc'teryx Sabre SV Jacket & Pantsをスキー場で着て滑ってみたので、今週末滑れなかった代わりにインプレッションを。

サイズはSだけど、思っていたより袖が長かった。外人の腕が長いだけじゃなくて、グローブの上に袖を被せられるようになったからだと解釈した。昔はオーバーグローブに袖を入れたけど、それだとダサいので?

裏地があるGore-Tex Soft Shellならではの問題があった。ブーツのベルクロストラップのマジックテープにバリバリくっ付く。こういうのが付いているところも、ゲレンデ向きのスキーウェアっぽい。滑っているときはストラップの上に、ゴムの付いたひらひら(パウダーカフス?)を被せると問題なくなった。でも、登るときはストラップを緩めてバックルをほぼ開放しているので、そうすると今度はパウダーカフスを被せられなくなる。何か対策を考えなくちゃいけなさそうだ。

パンツのベンチレーションは太ももの裏側の方に付いていて、横に付いているよりも動きが滑らかで履き心地がいい。前に履いていたパンツは、横のフルジップをベンチレーション代わりに使っていたけれど、太ももの裏にある方が深雪でも雪が入りづらそうなので実用的かもしれない。

左右の胸ポケットは上下に大きいので、物がたくさん入って便利だ。急いでいて小物をザックに仕舞うのが面倒なときは、ポケットに突っ込んでおける。止水ジップの閉まる向きが、モンベルのように下へ引くと閉まるんじゃなくて、上へ引っ張ると閉まるので、ジップの下の方がザックの腰ベルトと干渉して開かなくなっても、上の方から出し入れできるので便利だ。モンベルは中の物が落ちそうで心配。ちなみに、止水ジップを開発したのはArc'teryxらしい。

デザインがゆったりとしているので、これまでと同じくジャケットの中にビデオカメラを首から下げられるのは便利だ。逆に、ジャケットの上からバリアジャケットを着てみても大丈夫だった。山用のパンツに比べるとゆったりしているけど、フリースキー用のウェアに比べると大したことはない。登るときに果たしてどうか。

パンツにポケットが2つ余分に付いていることに気付いた。スキー場内での使用を想定しているからか、ポケットの数が多い。全部で4つ。山ではあまり使う機会はなさそうだけど、ゲレンデではあると何かと便利かも。

フードはヘルメットの上からでも被れるように大きいので、ザックの雨蓋と干渉するような気がする。フードの収まりがいまいちだった。前に着ていたジャケットは、フードを襟に収納できたし、ペラペラだったので気にならなかった。それほど大した問題じゃないけれど、首の後に何かある感覚に慣れない。

Gore-Tex Soft shellはやっぱりハードシェルだった。普通に蒸れるので、激しく動くときは脱いだ方が良さそうだ。Pro Shellより蒸れるかどうかは、Pro Shellを使ったことがないからよく分からない。今のところ、前のジャケットのPaclite Shellの蒸れ方とは大差ないようだ。問題は山でだけど、裏地を濡らさないように、今まで通りこまめに脱いだ方がいいのかな。

機能的なところはこんなもんだけど、高級アウトドアブランドならではの優越感を味わえるのがいい。色のセンスもよく、日差しが当たったときの発色がとてもいい。ただ、その高級アウトドアブランドを驚異的にダサく着こなしていたことに、後からビデオを見て気付いて愕然とした。いつもなら滑りを見て凹むところが、外見で凹んでしまった。


黄色いヤツ。

モンベルの赤いオーバーミトンはもう止めて、紐を買ってブラックダイヤモンドのグローブに換えよう。その方が暖かいし。あと、デジイチのカメラバッグを下げるのもダサいから止めよう。滑るのにも邪魔だし。

とはいえ、なかなか雪が積もらないので、せっかくのニューウェアも出番が来ない。かといって街なんかで着たら汚れそうだし、カッパのようには着る気にならない。今シーズン新兵器を購入した人たちは、きっとイライラしているのちがいない。次の週末には滑れるといいけど。

それにしても、アークテリクスの偽物があることは聞いて知っていたけど、これだけ高価で、しかも生死に関わるかもしれない山で使うような物で、偽物をつかまされたらかなわない。山でジップが壊れて締まらなくなったら悲惨だ。街着ならともかく、冬山で使おうと思っている人は安いからといってオークションには手を出さない方が無難なようだ。

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