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11/2/27 橇負山

(適宜更新)雪崩講習会2日目も、橇負山の奥で。

前日と同じくゴンドラで一気に上まで登る。そして、まさか使わないだろうと思っていたシールを取り付けなければいけないことになって焦る。一応、Gotamaのシールは持ってきたけど、Seth Pistolだとシールが板からはみ出る。しかも、わざわざこれから滑り降りるというところでシールを取り付けて、シールで滑り降りる。いかにも山屋さんらしい。

前日から少し雪が降ったので、5cmほど新雪が積もっている。そこでアクティブテストの練習。せっかくなので、Black Diamond O1のツアーモードを初めて試したけれど、これはすこぶる調子がいい。つま先を支点に踵が完全に上がるので、ツアービンディングと同じ感覚で歩ける。カートリッジのバネがある分、NAXOに近い軽さを感じた。

積雪が大したことないので、アクティブテストといっても、講習のために無理矢理やってみた程度で、面白い結果は出ない。

その後、同じ班の受講生6人がパーティーを組んで山行しているという設定で、ルートを選んで実際に登って滑るというのをやった。実際の斜度や積雪安定性の代わりに、講師が状況を指示して、それに対してパーティーで判断して行動するロールプレイング。オープン斜面に出る前にピットチェックをしたら危険度3以上だけど、樹林内をそのまま上がっては練習にならないので、樹林内を登れないという前提で、オープン斜面を一人ずつトラバースするとか、とりあえず実際の山行の雰囲気は出ていた。普段の山行でもこういう話し合いをしながら行動してるので違和感なくできた。

滑り降りるときもルートを選択。滑るために登ったんだからということで、オープン斜面の脇を滑ることになり、ファーストを命じられた。たまたま一番下に立っていたというだけの理由なんだけど、ともかく最初に滑らなきゃいけなくなったので、いつもの調子で滑り出した。すると、勢いよく飛び出したものの、ターンの仕方を思い出せない。テレマークってどっちの足を出すんだったっけ?二日酔いで回転が鈍いのか、とりあえずアルペンターンをしようと思ったら、新雪の下は予想以上にガリガリで、エッジが抜けてすっぽ抜けた状態で背中から転倒。想定している斜面だったら明らかにダメなパターンだ。

仕方ないので急いで起き上がってフォールラインから退避。残りのメンバーが次々に滑り降りて行って、その後を申し訳なさそうに付いて行く。まあ、覚悟の上でテレマークを持ってきたけど、これでバックカントリーデビューは当分お預けだとあきらめた。シールもないし。

その後、前日にできなかったビーコン捜索をやり直し。ところが、またもや上手くいかない。1回目はプロービング時間切れでやり直し。ビーコンを入れたケースも小さすぎたので、ザックを埋め直す。2回目は怪しいビーコンの反応からクロス法で辛うじて特定した位置を疑いながらプロービングしてみたら、案の定ヒットしない。時間がないので、埋めた場所を講師が掘り返してビーコンを回収。2 m近くちがう場所だった。もしかして、縦に埋まってた?ビーコンが壊れていると言われてしまった。

前日のミーティングでは、セルフレスキュー訓練でビーコン係をやる予定だったけど、ビーコン捜索が全然できないので、他の人に代わってもらった。というわけで、その場の成り行きで、リーダーの指示で、半埋没の人へ直行。とりあえず、「大丈夫ですか」と声をかけるけど、声をかけている自分の方が気持ち悪くてやばい。それから何をしようかも全く頭が働かずにボーッとしていたら、リーダーがいろいろ埋没者に声をかけて、ビーコン係がこっちへ来たので、半埋没者のビーコンを切る。

で、ビーコン係は完全埋没者を捜しに向かう。捜している途中に二次雪崩発生の合図があって、一時退避。安全確認してから、捜索に戻る。ほどなくビーコンで位置特定し、プロービングでヒット。シャベリングで掘り出し、気道確保やら何やらした後、人に見立てたザックを安全な場所まで運んで終了。8分だったっけな。リーダーの指示の手際がよく、初めての割にスムーズだった。

合同で訓練していたもう一班も、ちゃんと15分以内にレスキュー完了。本番では保温なども必要だけど、基本クラスではひとまずこれで完了。打ち合せらしい打ち合せを何もしないでこれだけできたのは、リーダーの力だと思う。複数埋没の場合の対処についてなど、班で打ち合せなどは全くと言っていいほどやっていない。プレ講習会ででもやっていなければ。

その後は場所を移動して、中級クラスのセルフレスキューの見学。準備時間にはあまりの気持ち悪さに耐えかねて、ザックの上で横になっていた。

セルフレスキューはすごく本格的だった。実際に生きている人間も埋めていたし。3人埋没っていうのも、悲愴な状況だ。そして、見学しているのは寒かった。防寒着を着てもまだ寒い。行動食を食べることもできないので、身体から熱も出て来ない。レスキュー後に現場で反省会が開かれたけど、コメントなどを虚ろな状態で聞きながら、早く終わることを祈っていた。記念写真にも青い顔が写っているにちがいない。

最後の下山での滑り。GPさんに頼まれてテレの滑りを披露したけど、WALKモードのままで後傾暴走。滑りの緊張のせいか、気持ち悪さは消えたけれど、まともに滑れたものじゃなかった。下まで着くとホッとして車に荷物を積み込み、閉校式の会場へ向かった。

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