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馬鹿と煙

東北地方太平洋沖地震(M9.0)の緊急報告会を聴きに行った。北海道で想定される巨大津波に備えてとあったけど、ちょっと肩透かしを食らった感じだった。

東北地方太平洋沖地震をうけて今注意しなければいけない3点は、

  1. 大きな余震とそれにともなう津波
  2. 内陸・日本海側の誘発地震
  3. 十勝根室沖巨大地震・津波

最後の北海道沖の巨大地震がやはり危ないらしく、約500年に1回の周期で巨大地震が起きており、前回の巨大地震から約400年経過しているそうだ。つまり、あと100年以内に起きる確率が高いということ。東北地方太平洋沖地震でも北海道沖のエネルギーは温存されたままなのだそうだ。

この500年間隔地震を想定して各地でハザードマップが作られているらしく、避難場所とそこへの距離と避難の所要時間を把握しておくことが大切なようだ。

津波堆積物の調査から、500年間隔地震では、今回の地震よりもずっと奥まで津波が到達したことが分かっているそうだ。北海道における現地調査に加えて、スマトラ島の調査結果も比較として報告された。最後に示されたのは、津波の遡上限界より上では助かり、下では津波に飲み込まれて被害に遭うということだった。

結局のところ、巨大津波への備えといっても、要は少しでも高い所へ登れということ。別に高い所へ登るのは馬鹿と煙だけじゃなく、津波の被害に遭いたくなければ登っといた方がいいようだ。てっきり北海道をイレーザーエンジンで浮かせるというような超巨大公共事業が提起されるのかと思っていたので、ちょっぴり肩透かしを食らった気分だった。

ちなみに、北海道沖の巨大地震は十勝根室沖なので、直接の巨大津波は日本海側を襲うことはなさそう。ただし、誘発地震が日本海側で起きれば、日本海側で大きな津波が起きないとも限らない。頻度は少なくても日本海側でも地震は起きているそうなので安心はできない。札幌に津波が来なくても、直下型の誘発地震が起きる可能性だってあるだろう。

esukiくんが話していたけれど、講演では火山灰を降り積もらせる巨大噴火も1000年くらいの周期でどこかで起きているようだ。天災に遭遇するのはアンラッキーだからで、被害に遭うのは備えが悪いからということだろうか。

以下に、ハザードマップその他のリンクをいくつか載せておく。

津波浸水予測図

津波ハザードマップ作成道内市町村の一覧(PDF)

地震ハザードマップ作成道内市町村の一覧(PDF)

厚岸町

国土交通省 ハザードマップポータルサイト

地震防災マップ

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コメント

ユーストリームで中継してたんですね!
見ればよかった。

札幌の中心部に居れば津波の心配はなさそうですよね。

こうも地震が頻発するとそれをトリガーに火山もどっかんと言う話も現実味を帯びてきますね。

先の巨大地震ではいまのところ火山活動の活発化は見られないそうですが、火山付近での地震は増えているみたいです。

http://www.asahi.com/special/10005/TKY201103220496.html

富士山の麓で地震があったときはついに富士山が・・とか妄想してしまいました・・。

投稿: やっち | 2011年3月22日 (火) 22時45分

>やっちくん

ごめん。
リンクを載せるの忘れてた。
地震に関する情報はここに載ってるらしい。
http://www.sci.hokudai.ac.jp/isv/ev-news-flash/

火山まで噴火し始めたら
ついに日本沈没かと思っちゃうよ。
今朝も立て続けに地震が起こったし。

投稿: H本 | 2011年3月23日 (水) 08時57分

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