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11/4/9 余市岳

シーズン券もあるので、久しぶりに余市岳へ行ってみた。

余市岳へ行くなら土曜日の方が空いているし、3to4くんは日曜日は都合が悪いらしいので、esukiくんと3人で出かけた。

自宅で朝食を食べていると、いきなりトラブル発生。差し歯が取れた。差し歯は前歯なので、食べづらいったらありゃしない。10分遅れでesuki邸へ着いて挨拶すると、歯の間から空気が漏れて上手くしゃべれなかった。ともあれ、3to4邸を無事出発してキロロへ向かおうとしてすぐ、チケットを忘れたことに気付いた。ゲレンデ用のウェアに入れたままだった。

仕方なく自宅に引き返し、さすがにここから北回りも悔しかったので、南回りでキロロを目指した。札幌国際へ行く車に紛れてチンタラ走っているうちに、時計の針は8時を過ぎる。朝里を通り抜けてキロロへ着く頃にはもう9時すぎ。駐車場は車でいっぱいで、危うく下の駐車場へ停めさせられるところだった。

今さら急いでも仕方ないので、いつものペースで準備を済ませてゴンドラに乗って山頂まで上る。マウンテンセンター前はざらめだったけれど、山頂は風も強くてまだまだ冬だった。思ったほど陽射しも強くないので寒い。


雲行きが怪しい余市岳。

いつもと逆の南東からの強い風に晒されながら、必死にコルを目指して歩いた。山屋さんや山スキーヤーやらボーダーやら、さらにはガソリン臭いモービラーまで余市岳へ向けて走っており、強風の割には賑やかだった。

休憩も取らずにコルからの急登の取りかかる。表面に中途半端に雪がかぶり、その下は凍っているので、油断するとシールがずれる。下手にジグを切らずに、直登でしのいだ。初めに滑るつもりだった南東斜面は風上のため、雪はすっかり飛ばされて、風で冷やされているのか、カリカリのように見える。向かい風で滑るのも嫌だったので、今回はパスして北側のコンディションが良さそうな場所を探すことにした。

滑る斜面を探して歩いているうちに、とうとう山頂まで来てしまった。


ごくろうさまでした。

山頂はもちろん強風が吹き荒れていた。叩き付けるような風が吹き付けるので、脱いだ板を飛ばされそうになる。かといって、下手に風下側に隠れようとしても、カリカリの急斜面で一つまちがえば滑落しそうなので、山頂で我慢して滑る準備を整えた。

この日は天気予報で期待したほどの快晴ではなく、薄い雲が空一面を覆っていたけれど、海の向こうの暑寒連峰や積丹岳の方は、ちょうど雪化粧している部分が真っ白に輝いてはっきりと見えた。


空に浮かぶ暑寒連峰。


滑る斜面を真剣に探す。


名峰、後方羊蹄山。やっぱり美しい。これを見れただけでも山頂へ来た甲斐があった。次はこっちを登って滑ろう。


強風下で滑走準備。

山頂直下の北斜面はハイマツ畑で滑れそうにない。仕方ないので、前回と同じくトラバースして雪が付いてそうな斜面へ移った。

ドロップポイントからラインを見下ろすと、ボウルの中央付近は雪が少し溜まってそうだ。ただ、端から撮影したかったので、一人トラバースして滑り出すことにした。移動を終えたところからは、陽射しに輝く凍った斜面が見える。とても滑って楽しそうには見えない。合図で滑り始めると、案の定ガリガリ。ズレズレで滑り降りることになった。気分だけはちょっとエクストリーム。

撮影しようと見上げると、薄い雲に日暈がかかって見えた。これはこれで面白いシチュエーション。3to4くんは地形に隠れて撮影失敗。悪いことをした。ちょっと場所を移して撮ったesukiくんの滑りはさすがに3to4くんよりアグレッシブ。


日暈の下を滑る。

自分のラインがひどくてテンション低かったけど、1本滑っただけで帰るのはもったいないので、登り返してもう1本滑ることにした。登り返しは結構な急登の上、余市岳本峰よりも手強い雪質。シール登高を断念してつぼ足に変えようと準備をしていると、手からポールがスルッと抜けて、そのまま下へ転がり落ちてしまった。幸い、50mほど転がって止まった。でも、さすがに拾って登り返す気力はなかったので、ポールが停止したポイントから撮影することを伝えて、二人に登ってもらった。雪庇ジャンプは断念。

先に滑り出した3to4くんは、雪庇ジャンプはしないで無難に滑り降りて来た。撮影は不意をつかれてスムーズにパンできなかった。身体を無理に捻ったので辛い。


以下、構図失敗写真を連発。


ドロップ直前の緊張感。

沢を挟んだ対面から滑り降りるesukiくんを撮っていると、硬い雪面を削る音が聞こえて来る。


フォールラインへ。


白い翼をまとって。

最後の方で何やら面白い体勢で技をかけたと思ったら、「あぶねー」とかって声がかすかに聞こえた。地形に当て込んだのかと思いきや、どうやら転けるのを必死に堪えていたらしい。esukiくんの脳裏を「クラッシュ・オブ・ザ・イヤーにノミネート」の言葉がよぎったそうだ。遠慮しなくてもいいのに。残念。

一方の自分はというと、相変わらずビビった滑りで、とりあえず転ぶのだけは避けた。正直なところ、厳しい斜面でどのくらい滑れるかについてはGotamaとディアミールの組み合わせをあまり信用していない。なので、どうしても無難に降りてしまう。もうちょっと滑り込まなくては。


from esuki ch。強風でカメラを構えるのが辛そうだ。

自分たちの他にも2パーティーが滑り降りるところを見た。前のパーティーはテーブルマウンテンへ抜けて行ったので、帰りは後のパーティーのトレースを辿って行ってみた。おかげで、スキー場に楽に復帰。ほとんど登らずに済んだので助かった。

シーズン券があるので1本リフトで山頂まで上がり、ゲレンデを滑って下山した。この1本がいつも辛い。ザックが重いし、コースはざらめでグチャグチャになっていて、疲れた足に応える。15時すぎにマウンテンセンターへ戻ってホッと息を付いたけれど、久しぶりの山で上半身も疲れていた。

2人には予めお願いしていたので、かんぽに寄って温泉に入った。やっぱり癒される。

その後で激盛りカレーそばを食べようとしていたけど、銭函で気が変わって餃子を食べることにした。餃子は硬くはないけれど、前歯が片方ないだけでも食べづらい。上手く噛み切れないので、食べるのにちょっと時間が余計にかかってしまった。歯は大事だ。

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コメント

自分ではパラレルで滑っているつもりが、もろシュテムになっている・・・
手ぶれひどくてすみません。

投稿: 3to4 | 2011年4月11日 (月) 20時40分

>3to4くん

まあ、オレもビビって板に乗れてないから
人のことは言えないなぁ。
あのコンディションは難しかったよ。
でも、静止画マジック案外いいでしょ?

手ぶれは筋肉で止められる。

投稿: H本 | 2011年4月11日 (月) 21時13分

ズームボタンを押すとブレてしまう…
何か良い方法がないかな?
静止画マジック毎度毎度ありがとうございます。上手くなったと勘違いしてしまいます。しかし、動画を見ると偽りの無い現実がそこにあります。

投稿: 3to4 | 2011年4月12日 (火) 00時14分

>3to4くん

Xactiの手ぶれ補正機能はあまり性能が良くなさそうだから
必要ないときはできるだけ広角側で撮るのがいいんじゃないかな。
ズームボタンの操作でブレるのは集中力でカバーするか
画角固定で操作しない方がいいかも。
CA100のズームボタンは使いづらすぎるよ。

確かに、動画も一緒に撮ってしまうと
せっかくの静止画マジックの意味ないね。

投稿: H本 | 2011年4月12日 (火) 13時01分

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