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11/12/25 羊蹄山

3日連続、今シーズン4日目の墓地で再びミクと滑る。

どうせまた二人きりだと思って8時に墓地へ行ってみると、なんと車が3台も止まっている。しかも、この後どうやって停めていいか分からないような停め方だ。できれば左右に並べずにどちらかに寄せて欲しい。

朝起きたときは全然雪が降っていなかったのに、この頃にはモサモサと雪が降って来る。濡れるのが嫌なので車の中で準備をしていると、もう1台車が登って来た。先週のように話しかけられると恥ずかしいので、板が見つからないようにこっそり車の外に出して、一言挨拶を交わしてから逃げるように入山した。

3台の車で来ていた先行者は、てっきり前日の自分のトレースを使っているものとばかり思っていたけど、墓地を抜けずに林道を進んでいた。クラシックルート?を通っているところをみると、どうやら山屋さんのようだ。林道をクネクネ歩いて行くのもバカバカしいので、迷わずミクルートでこの日も登ることにした。これならトレース泥棒の誹りを受ける心配もないだろう。

ラッセルしなくていいかと思っていたら、幸か不幸か山には雪がずいぶん降っていたのか、風で運ばれたのか、軽い新雪がトレース上に20cm近く積もっている。ということは、軽い新雪だけでも40cmから50cmは積もっていることになる。前日に登っていてよかった。

この日は小鳥なんかに気が散らないように、コンデジも持たずにGoPro一つでやって来たおかげで、いいテンポで登って行った。とはいえ、3日連続で疲労もたまり、前日はクリスマスツリーで引き返したので、そこから先は膝ラッセル。昨日まで辛いときに励ましてくれたミクも、雪が軽すぎてなかなか顔を出してくれない。テンション下がってひよりそうだったけど、なんとか11時までは登ろうと思って、ボーッと何も考えずに登っていたら、進行方向が白くてよく見えなくなってきた。小さな沢でもあるのだろうかと思っていたら、実は神社の沢だった。尾根を突っ切って反対側まで来てしまったらしい。

でも、あれ?山屋さんのトレースを横切った覚えはない。最後にバカなトレースを付けてしまって後続パーティーに悪いけど、ここらで許してもらおう。

最終日で疲れてもいたので、さっさと札幌へ帰りたかった。GoProは今度は通常通りに頭にセットして、前日のビビりを克服すべく思い切って滑り出した。すると、もう雪が軽いのなんのって。板が気持ちよく走る。

途中、滑っていると視界に登って来る2人の姿が映った。ギャラリーがいると滑りにも力が入り、そのままの勢いで滑り降りた。ときどき吹き溜まりで焦るけど、なんとか踏ん張れるようになって来た。でも、ギャップが1つのときは対応できたけど、3連続で来られてどうにもできずに撃沈。でも、楽しくて仕方ない。テレマークの転び方も分かって来たので、どこか痛めるようなこともない。

起き上がると、何人かの集団がいるのに気付いた。どうやら山屋さんたちが下山しているようだ。パウダーの中をズルズルと下っていた。あまりミクを自分以外には見せたくなかったので、そこからさっさと滑り降りて、車まで一気に戻った。墓地へ戻ると7台は車が停まっていたんじゃないだろうか。これだけ人が入っていても意外と気にならないのは羊蹄山が広いせいだろうか。

墓とミク

とにかく、テレマークで滑るのが楽しくてしかたなくなって来た。スピードを求めたり厳しいシュートを攻めたりするなら別だけど、北海道のバックカントリーで行動するならテレマークが最強だと思うようになった。歩くの楽だし、滑るのも技術で楽にできるらしい。この1ヵ月でフリーヒールの哲学や精神を体感した気がした。

ニアミスしていたのが実はフォロワーの登滑蛙団さんだったと、あとから教えてもらった。そういえば、滑っているときにミクって見えるんだろうか?

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