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MIKU PISTOL(新感覚?痛板)の誕生

あまりにもさり気なさすぎて誰も痛板だと気づいてくれないようなので解説。

ミクピストルを作ろうと考えたのは、3ヵ月近く前にばんけいナイターで一緒に滑ったH多さんが、ジーニアスが痛くなってるのにセスピストルが痛くないことを気に病んで、ミクピストルにするように言ったことがきっかけだった。

セスピストルを初音ミクの痛板にしたらミクピストルになるという単純な考えだったかもしれないけど、如何せん、板のカラーが黄色だったので、鏡音リン・レンにした方がいいという意見も聞いていた。ただ、いくらばんけいナイターでミクと一緒に滑れないのが寂しいとはいえ、Geniusを痛板にしたばかりで2枚目の痛板をすぐに作る気にはなれなかった。まして、ミクさん以外の痛板なんて。

でも、痛板にするとしても、Seth Pistolはグラフィックもとても気に入っている板だから、あっさりフルラップにする気にはならなかった。それに、フルラップなら他の痛板乗りがたくさんいいもの作ってるので、今さら追従しても面白くない。Geniusでもそうだったけど、やっぱり自分らしい痛板にしたいと思った。

例えば、こんなの

Yamakei2

とか、こんなの

bmff.png

を作って一人でニヤニヤしてる変態だから、痛板もそういう路線で行きたい。そもそもMIKU PISTOLって名前自体がぱくりなんだから。

早く痛板にしたいという気持ちを抑えながら、いいアイデアが浮かぶのを待った。Geniusのときみたいに、板の色のイメージで作ってしまおうという誘惑もあった。けれども、同じ考えで作っても面白くないので、ばんけいナイターで嫁なしで滑る寂しさをこらえて、しばらく考えていたと思う。

で、初音ミクのネギの起源を調べたきっかけで、はちゅねミクの存在を知った。

これ使えるんじゃない?ネギからピストルの弾丸が飛び出させればいいんじゃないか?そんなわけで、セスピストルの痛板化が始動した。

コレクション
左端が痛くなる前のセスピストル。

アイデアは決まったものの、今度の一番の課題は素材となる画像だった。ぱくりにする以上は、オリジナルのグラフィックに馴染ませる必要がある。さらに、はちゅねミクの画像をそのまま貼付けても、スペースや構図の問題から、アイデアを再現するのが難しい。

そこで、今回は、素材のはちゅねミク自体が単純な絵柄なので、大雑把にIllustratorでトレースして、ピストルに相当するネギと右腕の部分を思い切って自分で描き変えてしまうことにした。イラストなんぞろくに描いたことはないけど、学校の美術の授業を受けていたんだから、きっと何とかなるだろう。

紙とペンで自分の手をデッサンして確認しながらIllustratorでパスを使ってネギやら腕やらを描く。オリジナルでピストルを構えるセス・モリソン?の姿勢を真似つつ、はちゅねミク本来の姿勢から離れすぎないように気を遣いながら調整した。

描いている途中で、色についても考えた。H多さんが言っていたように、確かに、はちゅねミクは板の黄色と合わなかった。カラーでそのまま使うとステッカー部分だけが浮いてしまって、オシャレじゃなくなってしまう。さりげなく貼付けておいて、実は、はちゅねミクの痛板だったと分かるようにしたい。

いろいろ考えた上で選んだのは、オリジナルと同じくモノクロにして、カッティングシート風のステッカーにする方法だった。これならきっとオリジナルのグラフィックに溶け込んで、ステッカー部分だけに違和感を受けることはないだろう。オリジナルのグラフィックを活かしたぱくりの遊び心を忘れないデザイン。フルラップとはひと味ちがう痛板の楽しみ方。

ただし、ステッカーを貼ってオリジナルのグラフィックを全部覆い隠してしまうのではなく、部分的に絵柄を入れ替えるので、サイズと色の調整が難しい。特に、オリジナルの色と同じにするのは大変で、ステッカーが完成するまでは正確な色の確認ができないので、こればかりは勘でやるしかなかった。黒はともかく、白はびみょうに日に焼けてくすんだ感じの色に変えた。でも、面倒だったので、下地の黄色は黄色の原色をそのまま使った。

ステッカーはGeniusを痛板にするときに余ったA-oneを利用する。

フルラップとちがって、できた余白を使わないともったいないので、データの配置を工夫して、できるだけ1回の印刷で終わるように画像をA4枚に押し込んだ。それでも余白が余るので、ついでに痛SAPICAのステッカーまで一緒に印刷することにした。

痛SAPICA

セスピストルは左右同じグラフィックなので、普通紙に2組ドラフト印刷して、はさみで切ってからセロハンテープで貼付けて配置を確認した。この段階で、左右の板両方を痛くするよりは、片方だけ痛くした方が面白いことに気づいた。というのも、両方はちゅねミクにしてしまうと、オリジナルのグラフィックが分からなくなって、痛板だと気づかれない心配があるからだ。全然気づかないほどさり気ないのもつまらない。

それに、左右の板のグラフィックのちがいさがしをするのも面白いと思った。今回はまだ2カ所しかちがいはないけど、これからアイデアが浮かび次第増やして行っても面白いだろう。そんなわけで、急遽、痛板化するのは左の板だけに決めた。

ちがいさがし

なぜ、左なのか?それは、自分が得意なミュートグラブは、右手で左スキーを掴むので、板が重なったときにはちゅねミクがちゃんと上に来て見えるようにしたかったから。それに、重なったときに下の板は上の板のエッジで傷が付きやすい。ステッカーを守るためにも、はちゅねは左の方がよかった。ちなみに、自宅のEPSON EM-801Aで印刷すると3%ちょっと拡大されることが後から分かったので、本番の印刷では倍率を調整した。

出撃準備

ただ、見て分かるように、色をオリジナルに合わせるのはやっぱり難しい。調整しないで安易に原色の黄色を使ったら、案の定、ちがいが目立ってしまった。

今回もステッカーの保護には、ジニアスを痛くしたときに使ったストームガードクリヤーの残りを使った。サイドウォールより1mm程度ステッカーを狭くして、テープをサイドウォールのへこんだ部分からトップシートにかけて貼る。テープは柔らかいので凹凸に合わせて貼りやすいし、低温でも剥がれない。

この新しい痛板は、自分ではオシャレでカッコよくてとても気に入ったのだけど、でれまくりでみんなに披露すると、 さり気なさすぎたのかあまり反応が良くない。ジニアスのときと同じくずいぶんデザインを考えたのに、ストレートに痛い痛板じゃなくてネタを仕込みすぎたのが良くなかったのかもしれない。

とはいえ、痛板は本人がカッコいいと思ってればいいんだ。なので、さらに改良を加えて、ビンディングのカートリッジまでネギにしてみた。

ネギカートリッジ

BCでは補修でガムテープが重宝する。何かトラブルのときにこのネギが役に立つはず。
とりあえず、ミクパ in ばんけいナイターで使う痛板の準備もこれでできたし、これから春モードになってジニアスから春用の板に換えても、オールシーズン痛板に乗れるようになった。ハイシーズンのパウダーは初音ミク、それ以外ははちゅねミクという2台体制が整った。

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コメント

さりげなく、すげー痛い。
sethはもともと痛いグラフィックだと思いますが、
愛があればもっと痛く出来るものなのですね。

投稿: seth男爵 | 2012年3月12日 (月) 11時03分

>seth男爵さん

お久しぶり?ですよね?

「すげー痛い」という褒め言葉をありがとうございます!

セスピストルのグラフィックって
当時としては画期的でしたよね。
パンキッシュなデザインで
ソールもユニオンジャックをイメージしていて
板のコンセプトも含めて完璧に思えました。
なんかDVDが欲しくなって来た。
http://youtu.be/E5-8gtFfoqo

最近のLineやSalomon、Volklなんかは
外人が日本文化を勘違いしたダサいデザインが多くて
ある意味相当痛いですよね。
自分がGotamaを買ったのは
板の性能もありますが
グラフィックが目立たなくてあまり痛くないからで
外人の勘違いがいいと思ったわけじゃありません。

そんなわけで
板選びにグラフィックってとても重要だと思うんですが
それを根底から覆すのがフルラップ痛板の出現です。
グラフィックなんてどうせ自分で好きなように変えるんだから
板の性能だけ追求して選べばいいことになります。
ただ、ソールが勘違いなのは論外ですが。

ですから、seth男爵さんにも
痛板で板選びの可能性を広げてみることをおすすめします。
もちろん、かつての愛機を痛板として復活させるのもいいと思いますよ。
変な話、痛くなくてもいいんです。

投稿: H本 | 2012年3月12日 (月) 18時11分

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