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GMT3

雪がなくて滑れないときほど滑りたくなるので、スララの後に藻ーリス邸へお邪魔してテレマーク談義。

今回はベクターグライド・ジーニアス・テレマーク・ユニット「Genius meets Telemark(GMT)」結成へ向けた第1回の会議。藻ーリスさん、msrn、えっちぼんと、集まった3人はたまたま一応、フジケンさんの教え子である。一度だけしかレッスンを受けてない自分はともかく、msrnも藻ーリスさんも1シーズン受講しているので教え子と言っても差し支えないだろう。

とはいえ、3人とも理想のスタイルはバラバラ。例えば、msrnは石橋仁のように滑りたいらしいけど、自分は石橋仁と永島秀之をベースに独自のスタイルを目指している孤高のテレマーカー。そんなバラバラのメンバーながらも、お互いのスタイルを尊重しながら滑り、滑りの本質を語るのがテレマークだ。

藻ーリスさんの本棚に自分も持ってる永島さんの本を見つけたので、以前、msrnに見せると話していたこの本の映像を藻ーリスさんに再生してもらう。けれど、実は本にはDVDが付属してなくて、なんとSOULSLIDE創刊号の付録なので結構貴重だと思う。

本で見ただけでは「アグレッシブターン」のすごさはあまり分からなかったけど、映像を初めて見たときは思わず唸った。このDVDの映像を見たことがきっかけで、テレマークらしいテレマークターンで滑る必要はなく、テレマークスキー、より本質的には、フリーヒールスキーでどう自分の滑りたいように滑るかを目指すべきなんだと考え方が変わったのはまちがいない。

当時テレマーク1年目で、周りにテレマーカーもいなくて、まさかテレマークでこんなターンができるとは思ってなかった。というか、テレマークというよりアルペンだった。その1年後、VUCで永島さんの滑りを間近で見ることになったけれど、DVDの頃とちょっと体型は変わっていたけど滑りはさすがで、踵が上がっているのが見えなければテレマークとは分からない滑りに驚いたものだ。

フジケンさんの滑りも別の年のSOULSLIDE付録に載っているらしいので、藻ーリスさんに見せてもらった。こちらの滑りもアグレッシブだけど、やっぱりちがう。さらには、永島さんの滑りを否定するようなコメントもあり、ここら辺がテレマークが人によってスタイルがちがうという特徴だと思う。

同じフジケンレッスンを受けた3人ですら、自分なんかはさっさと教わった外向を捨て去り、アルペンとほぼ同じポジションで滑るようになった。つまり、いつでも足をそろえてアルペンターンができるようなポジション。コンディションの変化が激しいBCへ対応することを考えても、自分では理に適っていると思っている。

テレマークキック

そうは言っても、フジケンレッスンで自分にとっての一番の収穫が、ステップアップとして1つだけ教えてくれた中級レッスンの課題で、それが今でも活きていると思ってる。それは内足先行で、内足の角付けをしてから内倒ぎみにターン始動して、外足を踏み出すというターン。これをするだけでカービングが簡単にできるようになって整地の滑りが大きく変わる。

そんな話をした後、藻ーリスさんが取り出したのは、あるブログを印刷したものだった。「Leave No Trace」というタイトルのブログの記事だ。タイトルに見覚えがあったのだけど、最近はグーグルリーダーもなくなって、あまりブログを見てなかったので、まずは記事を読んでみた。

自分が話してた内足先行は、記事中の「横乗りテレマークポジション」のような気がする。でも、最後のベンディング系というのに納得しつつ、なんとなく思い出して来た。そう、このブログは以前、ただ乗りの記事をツイートしたときにリアクションしてくれたmakochan009さんのブログだったことに気づいた。まさか、藻ーリスさんも読んでいたとは……

とはいえ、テレマークを始めたばかりの3年前には周りにこんな話ができる人はいなかったけど、今ではテレマーク理論を語り合う仲間もできた。滑ってるだけでも楽しいけど、滑るたびに試行錯誤していることについて話し合ってみたいこともやっぱりある。永島さんにジーニアス名人なんて呼ばれて調子に乗ってるので結構ウザいと思うけど、以前からブログで無駄にテレマーク理論考察をしていたので、引出しは豊富だ。わざわざチャリのサドルをはずして立ち漕ぎしてたくらいだから。GMT3のメンバーには我慢して付き合ってもらおう。

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