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16/2/21 羊蹄山

VTUCの2日目、嵐の予報の日にほぼ1年ぶりの比羅夫コース。

前日飲みすぎたせいか、朝まで爆睡。隣のベッドで岩っちょが目覚ましで起きた様子で目が覚めた。嵐の前の静けさなのか、窓の外は穏やかだ。少し期待していた降雪は残念ながら5cm程度。テンションも上がらないので、さっさとBCを滑る準備だけは済ませて食堂へ向かった。

朝食はワンプレートに角食をテーブルのトースターで焼き、手作りジャムが並ぶ。コーヒーをゆっくり飲みながら羊蹄山を窓から眺める優雅な朝食だ。食べ終わって荷物を車に運び込み、記念撮影を済ませてからカズさんたちに別れを告げた。忙しくてまだスプリットで滑れてないそうで、今度は一緒に滑ろうと約束した。

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行き先は意外にも羊蹄山の比羅夫コース。西風を避けてどこかの東面の樹林内を滑るのかと思いきや、永島さんのチョイスは外人並みにスロースタートな羊蹄山だった。そもそも雪にはすでにまったく期待していなかったので、BCへの散歩を楽しむつもりでいた。

除雪されて広くなった駐車場には前日からのものと思われるNACの車が3台。夏道のルートにはしっかりとしたトレースが残っていて、入山者の多さが想像できる。林道をしばらく歩くと登山口へ到着する。さらに進むと右手に尾根がせり上がっていく。少し気がまばらになって滑っても楽しそうな斜面が続いていたが、どうやらここは全層雪崩の危険が高まっているそうだ。上部にはクラックが見える。ここ数日の暖気と雨で、尻別岳でも例年より早く、全層雪崩が起きたそうで、今シーズンは警戒するように注意を受けた。

クラックを避けて普段とは少しちがうルートで急登を開始。キックターンに不慣れなメンバーが苦戦している。細かく繰り返されるジグに、2日目はキックターン道場と化していた。さまざまな面で実力を試されるのがVTUCの醍醐味と言ってもいいだろうw

急登を終えると尾根に沿って登っていく。気づくと背後の下界には日が差し込み、上空の黒い雲とのコントラストが印象的だ。このまま天気は好転するだろうか。しばらくして風が強くなり、青空も見えてきて期待が増す。

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ただ、雪がひどい。ウインドクラストをうっすらと新雪が覆ったような状況で、標高が上がるごとに新雪が薄くなる。13時すぎ、そろそろ登りも終えようという頃には、ガリガリと音が鳴り始める。沢地形の中ほどには新雪が溜まっているものの、手強いコンディションが予想されて岩っちょとも苦笑いを交わす。

シールをはずして滑る準備を整えてからトラバースして滑る斜面へ移動する。自分は見逃したけれど、スノーボーダーが滑り降りたトレースが奥に残っていた。その手前をみんなでシェアしながら滑る。オープンではないので、ファーストは岩っちょに譲って最後まで残り、滑り出しを横から追いかけて撮った。すると、永島さんが撮影してくれるそうなので、ありがたくお願いして先に滑り降りた永島さんからの指示を待った。

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一番奥にさらにずれるとノートラックのラインが残っているということで、少し緊張してドロップ。雪は思った以上に柔らかくて気持ちいい。板も走る。ちょっと藪が濃くて永島さんから隠れてしまったけれど、転ばずにみんなのところまで滑り降りることはできた。今シーズン2回目のGeniusテレだったけれど、前日のMake BCのひどい滑りを忘れ去るような乗り心地の良さにテンションも上がる。雪質の良さもあるとはいえ、やっぱりGeniusだ。

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ちなみに、岩っちょはBulkyに替えていたけど、何に乗っても上手い。前日にMake BCの乗り辛さを分かち合った村長はMake STに替えて調子が良さそうだった。Make BCよりもフレックスが柔らかいらしく、軽快にターンしていた。MakeはBCよりSTがテレマークには向いているのだろう。でも、テレマークでの使い道を考えれば、むしろOmnny TelemarkかBoldを選ぶのが無難だと思う。あえてアルペンでの使用を想定した飛び板をテレマークで使う必要はない。フリースタイルをやるならともかく。

緩斜面だがもう少しはまっすぐ落とせるようなので、今度は先に滑って下から写すことにした。滑り降りてから気づいたけど、どうやらちょうど1年前にも滑った斜面だった。トラバースして来たので気付かなかったけれど、見憶えのある地形だ。

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さすがに10人で滑ると狭い斜面はすぐにギタギタになってしまう。賑やかなツアーのデメリットではあるが、こればかりは諦めざるを得ない。それでも、厳しいコンディションで登った甲斐のある滑りだった。お帰りコースもまずまず楽しめて、朝、まったく期待していなかった気持ちのいい滑りができた。さすが永島さんだと思わせる素晴らしいガイディングだった。

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下山直後に天気は崩れて吹雪の中を倶知安のシェイシェイへ行ったが昼休みだったので、仕方なく山岡屋へ変更。空腹を満たして少し身体も温まった。食べ終わっていよいよVTUCも解散。毎年、企画して招待してくれる村長に心から感謝している。来年でVTUCもついに5th Anniversary。一段と盛り上がることだろう。

解散してから村長に連れられてお菓子のふじいへシュークリームを買いに行った。ところが、残念なことにお目当のシュークリームが焼き上がるのは30分待ち。仕方なくカスタードパイを買おうと思っていたら、ちょうど焼きあがったようで焼きたてシューにありつけた。せっかくなので、嫌がるmsrnを無理やり連れて初めてSPROUTに入ってみた。何気に初めてのラテアートがあるカプチーノ。普通のコーヒーの方が好きだけど、一度来てみたかった店なのでよかった。

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京極温泉に寄って冷えた身体を芯まで温めてから札幌へ帰る。道路はツルツルのアイスバーンが続き、中山峠では前のモービルを積んだトラックがカーブで右に左にドリフトしながら走っていくのを離れて追いかけて、帰りのドライブでもまた滑りを楽しめた。

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