« ロープの向こう側 | トップページ | 16/3/7 さっぽろばんけいスキー場 »

16/3/5 三段山

今シーズン初めてのカミフは三段山。

三段山クラブの新年会へ行きそびれて以来、なかなか足が向かなかったカミフ。今シーズンは遠出することなく、ほとんど道央エリアで滑っていたのだけど、白銀荘合宿のありがたいお誘いをまつあきさんからいただいたので、久しぶりに遠征気分で出かけてみた。

すでに今シーズンはいい雪にも当たったし、スノボも満足な滑りができたつもりでいるので、もうパウダーを求めて目が血走っているようなことはない。雪がよかったらいいなぁ、くらいで、天気予報も自分で真剣に調べたりはしていなかった。ただ、せっかく泊まって二日間滑るので、VUCに続いて今回もスノボとテレでみっくみく。1日ずつ交換して滑るつもりだった。

札幌を6時に出発して、いつものように高速道路で三笠まで行って、富良野を抜けてカミフへ向かう。家のすぐ近くのコンビニで買い出しをしてから出発したので、カミフまでノンストップ。道路は路面が出ていて走りやすいと思っていたけれど、さすがに三笠からの山道は手強い。

前を勢い良く走っていた産廃回収のトラックだったけれど、国道452から道道135に右折する下り坂のアイスバーンで減速できずにオーバーラン。後ろを走っていたこっちも、トラックがカーリングのスウィーピングよろしく路面を磨いてくれたのでギリギリ減速が間に合ってなんとか右折できた。いつものように助手席で爆睡していたmsrnも、さすがにこのときばかりは飛び起きてシートにしがみついていたw その後は砂を撒いてくれていたのでスリップすることはほとんどなかったけど、富良野の広域農道の突き上げも相変わらずひどくて、白銀荘へ着くとホッとした。

集合時間より30分早く着いたので、ロビーへ入ってゆっくりしていると、三段山クラブの面々が登場。今回は別パーティーだけど、ちゃっかりスーカフェのコーヒーをいただいて恒例の山行前のコーヒータイム。コンディションは悪いらしいと聞いてテンションも上がらず、他のメンバーの到着を待つ。しばらくすると村長も登場して、キロロほどではないけれど、カミフへは知った顔が集まる。

image

他のパーティーを見送り、自分たちもメンバーがそろってから準備を済ませて10時半に白銀荘を出発。上はガスガスなので急ぐ気も起きない。むしろ、午後へ向けての好天を待つ思いで、先行者のトレースをたどった。といっても、ラッセルらしいラッセルはない。強風ですでに雪は飛ばされてしまっていて、2段目からはシューの方が楽そうだ。スキーやスプリットの足手まといになることなく、msrnに文句も言われずに済んだ。

二段目上を歩いていると、山屋さんがクラシックルートを滑り降りてきた。東の谷?やられっぷりを眺めて笑っていたけど、しばらくして今度は三段山クラブが滑り降りてきた。さすがに山屋さんとはちがって華麗な滑りを見せてくれることだろうと思って見ていると、先頭を滑っていた田中パパが意外にも転倒。起き上がってからも慎重に滑り、その後を他のメンバーがゆっくり付いてきた。ラインを選んで力強い滑りで降りて来たのはスーさんだけで、みんな相当やられていた。

どうやらコンディションは相当悪いらしい。とはいえ、沢の中くらいは雪が溜まって残っているだろうと期待して、西の尾根へ少しずつ移動しながら標高を上げる。雪が飛ばされていないところはともかく、カリカリの場所はシールでは辛そうだ。特にスプリットは厳しそう。こちらはシューでサクサク登れるけど、できるだけシールでも登れそうなラインを選んで西の谷へ入る場所を伺いながら歩いた。

三段山クラブと思しき上りトレースはあるものの、当然、西の谷へ行った形跡はない。カリカリの登りに手こずって引き返したのだろうとこのときは呑気に考えていた。風で雪が飛ばされてハイマツがあちこちに出ている斜面を横切って西の谷の沢筋まで移動すると、さすがに雪が溜まっていた。

これなら良さそうだ。みんなそう思って滑る準備を始めた頃、ちょうど雲が上がってきて、視界が広がってきた。遠くに薄っすらと富良野岳が姿をのぞかせる。頭上には青空も見える。斜面も見えてきた。純白とグレーのツートーン。新雪とアイスバーンのまだら模様だった。

沢筋の白いところを滑れば大丈夫だろうと思い、撮影のために雪の薄い尾根を滑って撮影ポイントまで移動した。ガリガリと吹き溜まりが交互に通り過ぎるので滑るのは大変だったが、みんなのラインは大丈夫なはずだ。合図を送ってカメラを向ける。

ところが、2ターン目で当て込んだtomoさんが予想外の転倒。その後も新雪の下の硬い起伏にやられてまともにターンをさせてもらえてなかった。続くYKRさんもいつもからは想像も付かないやられっぷり。続くみんなも足を取られて転ぶ人が続出。これは田中パパですら手こずるわけだ。

160305tomo

160305matsu

160305tsuru

160305msrn

尾根を挟んで奥の沢へ行ってみたものの、手前の沢以上に沢筋には硬い風紋ができていて、とても滑れたものではなかった。辛うじて下部にはターンできるほどには雪が溜まっていたので、数ターンだけはまともにターンできた。

160305ask2

160305ku

西の尾根へトラバースすると、辛うじて15cmくらいの新雪が氷の上に積もっている。樹林帯の手前まで滑り降りると、ここが一番気持ちいい。そう話していたら、tomoさんがつぼで登り返しを始めたので、みんなそれに続いた。

160305yk

160305ask

確かに、これぞカミフパウダー。札幌近郊ではなかなか味わうことのできない軽い雪だった。白銀荘までのお帰りコースの樹林内も軽い雪がほどよく残っていて、西の谷の無残な滑りも忘れるほどの気持ちよさだった。

image

ロビーで休んでいるとみるみる雲が取れていって、ついには前十勝岳がすっぽりと姿を現した。kumaさんたち3人が二段目までもう一度登って帰って来る間、露天風呂から眺めて、久しぶりの風呂上りのビールに癒された。

image

夜の宴会では鍋を囲んで盛り上がる。スキーやスノボの濃い話にすっかり引きつけられてしまった。つくづくポテンシャルが滑りを大きく左右すると思い知った。自分にはこれといってベースとなるものがない。強いてあげるなら器用さくらいなので、それを活かしてポテンシャルの不足を補えたらいいのだけど、滑りの限界が低いことは変えられない。できる範囲で自分の滑りを探してみよう。

image

22時の消灯で大人しく寝て、翌朝6時には起きて朝風呂へ。外は爆風。露天風呂は止めて戻ると、朝食にはaskちゃんの手作り味噌のおにぎりが並んでいた。美味い。これで元気に登れると思って支度をしていると、車に荷物を置きに外へ出たら降っていたのは雨だった。

image

富良野岳の予定はゲレンデに変わり、美瑛でも雨が降り続けているので、解散して各自観光して帰ることになった。もうガツガツしていないので、潔く気持ちを切り替えた。3月ともなると、シーズンの終わりが近づいてきたことを思い知らされる。

|

« ロープの向こう側 | トップページ | 16/3/7 さっぽろばんけいスキー場 »

コメント

シフォンケーキ!シフォンケーキ!うまうまでした(^^)ごちそうさまですっ☆

投稿: つるこ | 2016年3月 9日 (水) 12時11分

>つるこ さん

ありがとうございます!
おかげでケーキの失敗から立ち直れそうですw

投稿: H本 | 2016年3月 9日 (水) 19時05分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« ロープの向こう側 | トップページ | 16/3/7 さっぽろばんけいスキー場 »