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Apple Wireless Keyboardが逝ってしまった

iMacがメモリ増設で幾分快適になったので、そろそろディスプレイを修理しようかと思っていたところ、なんとキーボードが壊れてしまった。

msrnがiMacを起動してログインしようとしたけれど、パスワードを入力できなかったようで声をかけられた。画面をみると、キーボードのボタンを押していないのに、音量の表示が画面に出ている。iMacにはUSBアンプを接続しているので、音量ボタンが無効になっているため、音量ボタンを押したときにはこのような表示が出る。音量ボタンを押していないのに、表示が出ているということは、おそらく音量ボタンを押しているという信号がキーボードから出っぱなしになっているのだろう。

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ボタンをちょっと押してみても、特別、変な感触はない。ボタンが押し下げられた状態のままだとすれば、ボタンの反発が小さくなっていそうなものだけど、そんなこともない。そうすると、基盤の電子回路の問題だろうか。そこで、msrnに聞いてみると、どうやら濡れ雑巾でキーボードを拭いたらしい。

確かに、最近は暑くて窓を開けっ放しにしていることも多く、キーボードも埃をかぶっていた。キートップが白くて手垢も目立つため、キレイ好きを通り越して潔癖の域に達しているのではないかと思われるmsrnには、耐え難いらしい。そんなわけで、これまでもキーボードを拭いていたそうだ。

もしかしたら、雑巾の絞り方が甘くて水分がキーボードの回路に残っているのかと思い、一晩キーボードを放置した。翌日、またiMacを起動してみると、残念ながら同じ現象が起きる。キーボードがまったく反応しないわけではなく、反応しないキーがいくつかある状態だ。試しに5分ほどドライヤーの送風モードで風を当ててみたけれど、まったく改善しなかった。

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msrnに「拭いただけだよね?」と確認すると、今回は「かなりゴシゴシ強く」拭いたそうだ。もしや、キーボードのボタンが機械的に壊れてしまったのだろうか。Facebook依存症気味のmsrnは、iMacが使えないとわかると読書をはじめた。まあ、この方が健全だとは思うけど、しばらくするとリビングで寝ていた。ふて寝か?

iMacとの接続の問題の可能性の有無と、どのボタンに異常があるのかを調べるために、iPhoneにキーボードを認識させてみた。すると、認識させるためのコードを入力するときに何度も失敗して、4回目でやっと接続成功。おそらく、押したボタン以外の文字が入力されてエラーになったのだろう。

試しにメモAppを起動して文字を入力しようとすると、ボタンを押したとたんにちがう文字が連続して入力されはじめた。これは明らかキーボード自体の問題だ。

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とりあえず、機械的な故障の可能性を想定して、ネットでキートップの外し方を調べてみると、一応、はずせることはわかった。説明にある向きに「←」キーのキートップを上に引っ張ってみたら、ちがう向きにはずれた。どうやらキートップの左側を引っ張ると右を支点に外れるようになっていて、その後、右にスライドさせるとフックがはずれる仕組みのようだ。

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シリコーンのボタンがあるので、これを直接押してみても反応はなし。ゴミが溜まっていたので掃除をしてゴミを取り除いてみたけど効果なし。仕方ないのでキートップを戻して、今度は音量ボタンの「F11」も同じようにキートップを外してみたけどまったく改善されない。

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試しに「delite」もはずそうとしたら、今度は「バキッ」という音がして、キートップの右側が浮いてしまった。どこか別の部分がはずれたらしい。

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つまようじを使って左側を外してから、これまでと同じように右へスライドしてキートップを外すと、二つの部品の上下が入れ替わったような感じになっていた。とりあえず埃を取り除いてからキートップをはめ直すけど、予想通りキーボードは直らなかった。

こうなるともうお手上げ。ゴシゴシ拭いたときに基盤に強い力が加わって、基盤に損傷が生じたと考えるのが妥当だろう。キーボードは一見、原始的な機械に思えても、精密機器であることを忘れてはいけない。というか、自分はそんなことしないけど、msrnには汚れたまな板を洗っているような感覚だったのかもしれない。

ただ、このままではiMacにログインすることすらできない。仮にログインできても、文字の入力にはキーボードがないと不便極まりない。

こんなこともあろうかと、実は、msrnが昔使っていたPCのキーボードを捨てずにとってあった。USB接続なのでiMacでも使えるはずだ。msrnならとっくに捨てていただろうが、こんなときには物をなかなか捨てられない自分の性格もまんざら悪くないと思える。

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早速、USBケーブルでiMacにつないで再起動してみると、キーボードを認識するためのウィザードが表示された。指示に従いキーボードのボタンを押すと、どうやら無事に認識されたようだ。

これで基本的にはキーボードを使えるようにはなったけれど、このままではスペースキーの両隣にあった「かな」や「英数」ボタンの入力モード切り替えができない。いちいちメニューバーで入力モードを切り替えるのは不便だ。ショートカットキーも使えるけれど、快適とはいえない。

そこで、ここを参考にして、Seilというアプリケーションをインストールして、スペースキーの左右の「変換」、「無変換」を「かな」、「英数」に割り当ててみた。「Windows」ボタンも「コマンド」ボタンとして使えるようになってとても便利だ。Wireless Keyboardを修理したり買い替えたりして、古いiMacにこれ以上つぎこむのも躊躇われるので、このままディスプレイの故障も放置してしまいたくなってきた。ディスプレイを修理してSSD化すればまだまだ現役で使えそうだけど、悩ましい。

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