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NTN試乗インプレッション

NTNに試乗した感想をまとめてみる。

えすきっくすから貸してもらったNTNを試す。ブーツはスカルパTXプロ。借りたのはまだテック対応の頃の旧モデル。サイズは自分のより1cm大きい25.5cmなので少しゆるい。インソールが合わなかったので、自分のと入れ替えた。

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ビンディングはロッテフェラーのフリーライド。バックカントリー向きのフリーダムと違って、バリバリのレーサー向けモデルで、フリースタイルテレマーカーも使っているようだ。

スキーはTELEDDICのテレマーク専用レース板。この細さの板でテレマークは初めて。しかも、プレートが板とビンディングの間に挟まっていてかなり靴底が高い。

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そして、板を持つと板は細くてもずっしりと重い。金属の塊のようなビンディング。アルペンの基礎板のようだった。

早速、NTNで滑ってみると、思ったより踵は上げやすいけど、ターン後半で違和感がある。ターンの初め、踵を上げ始めた頃はスムーズでいいのだけど、ターン後半で内足を後ろに引いて加重していくタイミングで急に踵が上がりづらくなる。「スーグググ」という感じで、バネの引っ張りが2段階のように感じる。加重して蛇腹を潰して踵を上げようとしても、抵抗が強いので、内足を後ろに引きづらい。内足を引くには意識的に太ももに力を入れてつま先を後ろに押し出す必要がある。内足を引きづらいおかげで、コブで外足に乗りづらくて暴走気味になり、ものすごく滑りづらかった。

このバネの硬さが切り替えでも悪さをする。中山峠で聞いた通り、抜重した途端に踵が下がってポンッとスキーが前に出て、ゆっくりと丁寧に切り替えることができない。常に低いテレマークポジションを取らされる。レーサーによく見れらるフォームなのだけど、当然ポジションが低いので太ももが疲れやすい。それに、踵が上がりづらいので、自然に外足への加重が強くなり、かなり前傾気味で滑るようになるのも聞いていた通りだ。かといって、フラットの状態では踵が上がりやすいので、迂闊に前傾しすぎると前につんのめるのは75mm同様。アルペンターンも期待したほどやりやすくはなかった。

板が細いせいもあるだろうけど、内足に加重したときに足首がグラグラするような不安定さはなかった。ブーツがTXプロでいつもより丈が長く4バックルであることも影響しているだろうけど、板のねじれに対しては強いように感じたのはさすがNTN。

結論としては、小柄で脚力も弱い自分には、このビンディングとブーツの組み合わせは向かない。逆に、テレマークレースの本場、ヨーロッパのレーサーのように大柄で体重も重く、脚力もあるなら、積極的にNTNへ移行していいのかもしれない。それに、NTNもロッテフェラーだけではなく、22 DesignsのOutlawも出てきたし、新たなMeidjoのようなTTSシステムも選択肢に加わった。75mmが完全になくなったわけではないので焦って移行する必要はなく、新し物好きに人柱は任せてもう少し様子を見てもいいと思う。

そんなわけで、75mmがなくなるまでは移行を延期。NTN移行のモヤモヤした気持ちが晴れた。NTNをジニアスに付けても、アルペンほど安定するようになるとは思わないし、ジニアスのテレマークはパウダーか、雪が柔らかいときのみと割り切った方が、余計な出費にならずに済みそうだ。前みたいにいつでもどこでもテレマークというのは止めて、アルペンとスノボと併用しながら、コンディションに合わせてテレマークを選ぶつもり。さすがにジニアスをこれ以上インビスだらけにはできないから、当面はO1とバロンを交換しながら楽しむことにしよう。

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