« 17/3/18 柿崎商店 | トップページ | クライミングスキンの応急処置 »

17/3/19 三段山

「焼肉するかも」という声に釣られて三段山へ。

最近、暖かかったとはいえ、さすがにカミフ。まだ焼肉には早いんじゃないかと思いつつも、久しぶりに三段山クラブのツアーへ参加することにしてみた。

いつものように6時すぎに家を出発して、高速道路の野幌SAに寄って朝食と行動食を調達してからまっすぐ白銀荘を目指す。天気はいいし道路も乾いているので、富良野までは順調に来たのだけど、カミフに雲がどさっと被さっていてテンションが下がる。

美術館を過ぎてしばらく走ると冬道だった。やっぱりカミフは札幌近郊とはちがう。1ヶ月は春が遅いように感じる。圧雪路面をがんばってバーデンまで上がっていくと、駐車場から車が溢れている。相変わらず激混みの様子。もう富良野岳を滑ることはないかもしれないなぁ。

そして、なんと白銀荘の駐車場も激混み。まだ8時半前だというのに、あと数台停められるかどうか。駐車場の端に停めて、板にシールを貼っていると、ゆきのこの福ちゃんに3年前の新婚旅行ぶりに再会。大雨の被害で大変のようだけど元気そうで何より。またそのうち遊びに行こう。miyaponさんにも久しぶりに会ったけど、ゆきのこのツアーへ参加するようだ。

それから白銀荘のロビーへ向かって大西さんたちと合流し、いつものようにロビーでまったり。でも、スーさんのコーヒーがないのが寂しい。最後に隊長が合流してメンバーがそろう。隊長と山を滑るのも3年前のVTUC以来だ。

9時半くらいにいよいよ出発。ちょうどその頃、空が明るくなってきた。

image

1段目までは風も弱くて暑いくらい。頭上を雲が吹き飛んでいくのを眺めていると、見えない壁があるように思えてしまうほどだ。しかも、足元にはふわふわのパウダー。ハイシーズンのような軽いパウダーがキラキラと輝いている。驚くべきカミフのパワー。まだまだ冬は終わっていない。

それでも、さすがに2段目に差し掛かると風が一気に強まる。降り積もっていた雪は吹き飛ばされているかパックされている。先行者も風を避けて登ったようだ。

image

登り切ると風は強いものの意外と視界はいい。とはいえ、ピークはすっぽりと雲の中だ。とても山頂へ行く気にはならず、先行者はゆきのこも含めて西へ移動していた。山やさんっぽい何パーティーかは山頂の方のガスの中からノーマルルートで降りてくる。

大西さんが東の谷の方が良さそうだと判断したので、視界がなくなるところまで登ってから東の谷へ落とすことになった。あとは追い風の中をもくもくと登り続ける。すると、そのうち辺りは真っ白になって風もかなり強まってきた。そのとき、大西さんから「ピーク行くぞ」という掛け声。

確かに、ここまで登ったらピーク踏まないとアホらしい気がしていた。焼肉はないし、カミフくんだりまではるばるやって来たし。ピークへ近づけばガリって来るかと思ったけど、苦もなくいつのまにかピークへ到着。もちろん爆風とホワイトアウトで眺望はまったくない。記念撮影もほどほどに風を避けてピークの岩陰に隠れると、意外なほどに穏やかだ。とはいえ、周囲からは「ゴーッ」という風の唸り声が聞こえている。

視界が晴れる気配はないので長居は無用とばかりにみんな滑走準備ができたらはぐれないように適当に距離をとりながら付かず離れず滑り降りる。シュカブラはあるけど柔らかいので滑走にはそれほど問題ない。200 mくらい降りると視界が出てきたので、そこから東の谷までは各自適当に滑り降りた。

いよいよ目当ての東の谷だけど、ファーストは大西さん。滑り出しでいきなり落ちて消えたように見えたけど、そのままボトムまで滑り降りたようだ。隊長がすぐに続いて出てしまったけど、自分は様子を見ながら反対の尾根までトラバースしてからビデオカメラを構えた。わざわざ重いカメラを首にぶら下げているので、撮らないともったいない。

特に合図もなく適当に撮るので、慌ててカメラを向けたのだけど、レンズキャップがファインダーの中で強風で揺れている向こうを滑り降りていく映像が撮れたw

msrnとパパはいいラインを選んだようで、とても気持ち良さそうに滑っていた。さすがはパパ。いい雪を探り当てる嗅覚は三段山クラブでも突出している。

最後に自分が滑った尾根の方は、初めはパックされていたけど、途中からは少し柔らかくなってまずまず。ただ、ノートラックを選んで当て込みを狙うもスピードも遅くて後半まったり。

それでもみんな悪天候にもかかわらずいい雪を滑れたのでテンションが上がり、登り返して滑ることになった。行動食を食べていると早速パパがラッセルを始めたので慌てて支度をして追いかける。何気に最年少なので本来ならラッセルを交代すべきところだったけど、前日の疲れからかそんな気にもなれずダラダラと最後を登ってしまった。

2本目はもう少しちゃんと撮りたかったので、ファーストで東の谷の左にできた雪庇の近くでカメラを構えた。望遠は十分だけど、どうもいまいち構図が決まらない。何人か撮りながら撮影位置を変えてみたけど、薮が邪魔になったりズーミングをミスったりと、不満の残る映像になってしまった。

せっかく急斜面の方へいたので、そのままトラバースして良さげなラインを4ターンくらい。距離は全然ないけど、案外気持ちよかった。

みんな満足したようで、ナマコ尾根を滑って帰った。ここからのメローなツリーランがテレマークらしくて結構好きだ。アルペンではこの楽しさを味わうことはできない。スノボなら別だけど。

白銀荘へ帰る途中、誰かと思ったら軍曹たちにばったりと出会った。まさかこんなところで会うとは思ってなかったので、思わぬ再会がとても嬉しい。

白銀荘へ戻ってのんびりしている間にも、次から次へと知り合いが声をかけてくれた。カミフへこんなにみんな集まって来ていて驚いてしまった。前日、貸切で滑っていたのも気持ちよかったけれど、こうしてたくさんの友達に出会えるのは別の意味で楽しい。

三段山クラブ恒例の長湯の後でみんなと別れ、すでにルーティンと化したサウンドブースのガーリックオニオンハンバーグを食べに行く。この日は晩ご飯の後にお腹が空かないように、欲張ってりんごのタルトも食べてみた。シナモンが利いた煮りんごがジューシーでとても美味しい。

image

image

札幌には19時すぎに帰れたのでまだいいけど、やっぱり片道2時間以上は運転が疲れる。移動時間と山での行動時間が同じくらいだと思うと複雑な気持ち。それでも三段山クラブのツアーには参加することに意義があると思っているので、次は焼肉を食べに行こう。

|

« 17/3/18 柿崎商店 | トップページ | クライミングスキンの応急処置 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 17/3/18 柿崎商店 | トップページ | クライミングスキンの応急処置 »