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It's a Sony

ビデオカメラが壊れたので、8年ぶりの買い替えでついにAX55を購入。

取り始めた頃は、SHARPのVL-MR1 PROを母親から借りて使っていた。22倍光学ズームはバックカントリーで重宝したのだけど、さすがに大きすぎて、ゲレンデで飛びの撮影をするようになると不便だった。撮影といっても目的はチェックだけどw

IMG485

そこで、買い足したのがSONYハンディカムのDCR-PC55。これはソフトケースに入れてケースごとポケットに入るほど小さくて取り回しはよかった。ただ、電子ビューファインダー(EVF)がないので、晴天時の雪山では眩しくて被写体を追うのは大変。

そんなわけで、さすがに荒っぽく使ったせいかネジが外れて壊れたPC55の後に買い換えたのは、EVFが付いているCanonのiVIS HV30。しかも、しつこくminiDVテープのビデオカメラ。それでも、先月壊れるまで8年間使い続けた。

HV30を買った当時はフルハイビジョン、1080iがようやく普及してきた頃で、記録メディアは乱立していた。DVDーRAMに記録していたビデオカメラもあったような気がする。そして、現在はカメラの方では4Kが普及し始めて、ビデオカメラに代わってデジイチやコンデジが民生用の動画撮影機器の座を奪いつつある。まだ、テレビなどの出力側では4Kは普及していないとはいえ、またしても微妙なタイミングでの買い替えになってしまった。

当然、今回もかなり迷う。でも、4Kには編集環境のマシンスペックが足りないし、4Kテレビもないから、4Kで撮影する予定はない。そこで、バックカントリーでFHDの映像を撮ることを目的に、優先順位を整理することから始めた。ポイントは以下の5点。

  1. EVF
  2. 望遠
  3. ズーム
  4. 手ぶれ補正
  5. ハイフレームレート

1番目はEVF。ビデオカメラでさえ今は付いているのはハイエンドのみ。SONYのFDR-AX100AX55、PanasonicのHC-WXF990Mくらい。Canonが一応、iVIS HF G40を出してはいるけれど、オンラインショップ限定販売なので対象外。他には4K動画を売りにしているカメラ勢の高級コンデジ、ミラーレス。ただし、ビデオカメラ以外のEVFはなんとなく表示が遅い気がする。

2番目は、望遠に強いこと。気持ちよく滑ってから振り返ったら、残りのメンバーが豆粒になっていることがよくある。HV30のテレ端の436 mm(35 mm換算)でも望遠は厳しかった。AX100は光学12倍ズームで348 mmまでしかないけど、AX55、WXF990Mはどちらも光学20倍ズームで、それぞれテレ端で536mm、626mmとがんばっている。高級コンデジもSONYのRX10M3は600mmという超望遠まで対応していて、高倍率ズームレンズ一体型で雪山での使い勝手は良さそうだ。でも、PanasonicのFZH1の焦点距離は480mm止まりでイマイチ。ミラーレスはもちろんレンズ次第。

高級コンデジやミラーレスまで選択肢に含めるにしても、3番目のズームがビデオカメラのようにスムーズにできなければ、バックカントリーでお手軽撮影するには困る。ズーミングがギクシャクする映像ほど見辛いものはない。RX10M3は実機を触ってみると、ズームリングがあっても動作はビデオカメラほどスムーズではなかった。デジカメっぽい挙動になる。その点、FZH1がインナーズームとかというビデオカメラのようなズームになっていて、ビデオカメラのようなスムーズなスーミングができた。焦点距離が480mmなのが惜しい。

4番目の手ぶれ補正は、三脚を使わないお手軽撮影には必須。数世代前のHV30の光学手振れ補正では、テレ端の補正が不十分で、編集時にソフトウェア上で手ぶれ補正をかけていたので解像感が落ちてしまっていた。今はソニーのビデオカメラなら空間光学手ぶれ補正、他も5軸ハイブリッド手ぶれ補正など、以前よりはるかに補正効果が増している。店頭で展示している実機を持って試してみると、どの機種も手ぶれ補正の効果には不満はない。

最後、5番目のハイフレームレート、ハイスピード撮影と呼ぶ場合もあるようだけど、以前から気になっていた点だ。ずいぶん前に、ハイスピード撮影がしたくてCASIOのEX-ZR100を買った。240 fpsで撮影できるので、地デジのフレームレート30 fpsを基準にするなら、8倍のハイスピード撮影ができて、12.5 %のスローモーション再生ができるということになる。でも、解像度がSDの480×320で小さすぎた。それが、今ではiPhoneでもスローモーションと呼んで、720pで240 fps、1080pで120 fpsのハイスピード撮影ができるようになった。もうビデオカメラの性能をiPhoneが超えてしまっていると言っても過言ではない。

とはいえ、iPhoneは単焦点なので、広角ならまだしも望遠はデジタルズームなので圧倒的に弱い。ハイスピード撮影ができるものは、ビデオカメラか高級コンデジ、ミラーレスにもあるけれど、AX55は120 fps。WXF990Mも120 fpsで撮影できそうだ。RX10M3に至っては、解像度1136x384なら960 fpsという驚異的なハイスピード撮影だけど、撮影できるのは2秒間だけなので、用途が限られる。通常の撮影なら120 fpsで変わらない。GH5はFHDで180 fpsまで撮影できるようだけど、さすがにそんな予算はない。

画質にはこだわらず、撮りたい映像のために必要な条件として、以上を中心に選択肢になりそうな5機種のスペックを表で整理、比較してみる。

SONY AX55 Panasonic WXF990M SONY RX10M3 Panasonic FZH1 Panasonic GH5
種類 ビデオカメラ ビデオカメラ 高級コンデジ 高級コンデジ ミラーレス一眼
焦点距離(35mm換算) 〜536 mm 〜626 mm 〜600 mm 〜480 mm レンズによる
手ぶれ補正 空間光学 5軸 5軸 5軸 5軸(レンズにより+2軸)
質量 625 g 518 g 1,095 g 966 g 725 g(レンズを除く)
外形寸法(WxHxD) 73 × 80.5 × 173 mm 89 × 78 × 199 mm 132.5 × 94.0 × 127.4 mm 137.6 × 101.9 × 134.7 mm 138.5×98.1×87.4 mm
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GH5は重いし高価いし、すぐに選択肢からはずれた。FZH1も望遠が足りないので使えない。RX10M3はズーミングがスムーズでないことと、1kgを超える重さがバックカントリーの撮影向きではないので却下。写真を撮るつもりはないので、結局、ビデオカメラ同士の対決になった。

ただ、肝心のビデオカメラ同士の比較をちゃんとしないで、空間光学手ぶれ補正のメカっぽさが気に入ってAX55に決めてしまったw

最後までちゃんと調べずに決めたことで、いろいろ後悔することになるけど、それについては追い追い。

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