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薪づくり塾

ちょっと前後するけど、薪ストーブの勉強会へ参加して、チェンソーの基礎から薪ストーブを設置するときの注意点までいろいろ教わってきた。

もっくんが知り合いの開催する薪づくり塾へ参加するらしく、それにうえさんも一緒に行くと聞いた。ちょうどその頃、チェンソーを修理に出していて作業ができないので、頼んで自分も薪づくり塾へ参加させてもらうことにした。

札幌から1時間半ほど車を走らせ、会場の建物へ入ると、もう参加者はだいたい集まっていた。自己紹介したあと、講師に招かれたもりねっとのYさんによる座学。薪ストーブはよく吹き抜けのリビングなどに設置されているのを見かけるけれど、それだと暖気がすべて上に上がってしまって寒いので、1階天井がある場所に設置して、暖気が1階を暖めてから階段や吹き抜けを伝って2階へ向かうようにするといいらしい。ストーブの脚を高くして、輻射熱ができるだけ家全体に届くようにした方が暖かいそうだ。煙突が勢い良く排気できるように、煙突はできるだけ断熱二重煙突にして、基本を簡単に。詳しくはレジュメを確認するということで、この日のメインのチェンソーについては、目立ての仕方を写真付きで詳しく説明してくれた。目立てが上手くできなくて悩んでいたので、とてもありがたい。Yさん自身も目立てを上手くできるようになるまで1年半もかかったらしい。

座学の後はいよいよチェンソーの実習。注意点を聞いてからエンジンの始動。実は、今までチョークの使い方をちゃんと理解していなかった。今は最初はちゃんとチョークを使って始動するようにしている。とはいえ、Yさんが用意してくれたチェンソー5台くらいがそれぞれチョークやスイッチの位置が違うので分かりづらい。スイッチは親指でいつでも切れるように位置を覚えておくといいそうだ。そうすれば、危ないと感じた時にすぐにエンジンを止めることができる。

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エンジンがかからないと思っていたらスイッチが入っていなかったというお約束。チェンブレーキもこれまで使っていなかったけど、ちょっと移動するときなどにもブレーキを使って誤作動による危険を避けるようにした方がいいらしい。エンジンをかけるのも切る場所にして、エンジンがかかった状態でできるだけ歩かないようにする。

いきなり切らずに、まずスロットルでチェンの回転をコントロールする練習をする。基本的には全開で切るけれど、状況によって全開の必要がないときもあるので。感覚がつかめたら、ついに玉切りかと思ったら、その前に柔らかい丸太で切る練習。

できるだけ薄く切る練習をした。ちゃんと向きをコントロールできないと薄く切れない。ちなみに、チェンソーは腰にかかえて持つようにすると楽だと教わった。薄く切った次は、チェンの上と下を使って切る練習。チェンソーは下で切るものだとばかり思っていたけど、ソーチェンの全体を上手く使って切るものらしい。でも、このおかげで地面に転がっている丸太も切れるようになった。

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そして、今度こそ玉切り。このときは38cm間隔で代わる代わる切っていった。間隔が分かりやすいように、竹竿に38cm間隔でビニールテープで印を付けたものをガイドに使う。でも、それに気を取られすぎると、最後が短すぎたり長すぎたりするので、適当なタイミングで間隔を短く調整する。

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今までは玉切りするときに左足を丸太に乗せて転がるのを押さえていたけど、それだと切れたときにごろっと丸太が動いて左足のバランスが悪いので、左足は乗せずに丸太に膝から爪先までの適当な場所を添えるだけでいいそうだ。チェンソーで上から切るときは丸太が自分の方に転がるので、左足につっかえ棒の役割をさせるだけでいい。

用意されていたチェンソーはハスクバーナとスチールだったけれど、どれもプロ用。目立てもしっかししてくれているので、切れ味がすごかった。その中でもスチールは音が別格で回転がとても速そう。実際、ものすごく切れる。ソーチェンも他とはちがって特殊な刃の形をしているらしい。やっぱり日立で済ませるべきではなかっただろうか。

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並べられた丸太をどんどん玉切りするので、さすがに燃料もなくなる。チェンオイルと燃料の補給の仕方も教わった。チェンオイルは大量に撒き散らされるので、できるだけ土壌を汚さない生分解性のオイルは方がいいそうだ。自分の敷地ならなおのこと。サラダオイルの容器に入れておくと、補充するときに溢れづらくていいらしい。はじめはサラダオイルをチェンオイルに使ってるのかと思ったら、さすがにそれはダメらしい。


混合燃料はレギュラーガソリンを買って自分で作る方がやっぱり安いそうだ。とはいえ、ガソリンタンクを買わなければいけないし、混合燃料を作る容器なども必要なので、ちょっと敷居が高い。他にガソリンを使う用途もないし、当面は混合燃料を買うことになりそう。

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Yさんが使っていた混合燃料のタンクがすごい。満タンになると自動で給油が止まって溢れない優れもの。自分で燃料作るなら欲しい。

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昼の休憩では焚き火をしてくれた。焚き火で焼いたウインナーソーセージもご馳走になる。日差しがあっても風が強くて寒いけど、焚き火の炎を見ていると実際よりも暖かく感じる気がする。

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午後は薪割りも少し教わった。これまではシラカバとドロノキだけだったけど、イタヤカエデを割らせてもらった。硬いとは聞いていたけど、こんなに硬いとは思わなかった。最初は弾かれてビクともしない。ようやくヒビが入ってからもなかなか割れない。最後は楔を入れてもらってようやく割れた。

楔を初めて使ったけれど、硬い丸太は楔が必要になるのかもしれない。そうなると、楔を打てる斧というか鎚が欲しくなる。グレンスフォシュの鎚は重くて破壊力もあってよかった。


目立てのやり方はちょっとしか教われなかったけど、やすりの持ち方が大事だと分かった。まっすぐ研くのが大事なようで、今までは分度器を使っていたけど、アングルプレートを買うことにした。やすりを持つときは手首を返して掌が上の向き。薄く鋭く刃を研いでしまうと、切れ味は良くてもすぐに切れなくなるそうだ。


ソーチェンも刃を研いで減ってしまって切れなくなっても、すぐ交換する必要なないそうだ。ここでソーチェンを確認すると、ソーチェンにはデプスゲージというものがある。チェンソーは鉋のようなもので、ソーチェンのカッター部のデプスゲージが鉋の台に相当して、刃の出を調整するらしい。刃が減ってくると、デプスゲージを平やすりで削ってやるといいらしく、ソーチェンが使えなくなるまでに2回くらいここを削って使い続けることができるそうだ。寿命が3倍に伸びると考えると大きな違いだ。

結局、参加者みんなで用意された丸太をすべて玉切りして積み重ねた。次回は薪割りするらしい。薪づくり塾は目からウロコの情報満載。今まで恐る恐る使っていたチェンソーも道具として使う自信がついて、ホントに参加してよかった。

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