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オフシーズンのクライミングスキンの保管

結局のところ、糊に一番大事なのは滑った直後の乾かし方で、オフシーズンの保管方法はそれほど重要じゃないと思う。

なんせ、ここ最近は夏場もクライミングスキンは物置に突っ込んだままだった。しかも、先シーズンはチートシートを貼ったままなので最悪と思える条件だ。物置は西日に照らされて、内部は結構な温度になる。本来なら涼しい場所に保管するのが理想だけど、マンションにはそんな場所はない。エアコンもないので室内はどこも昼間は外気温と大差なく、30℃を超えることもある。じゃあ、それでグルーが完全にダメになったかと言えば、そんなことはない。

初めて買ったシールは、G3のもので、2シーズンくらい少し使っただけで、買った時に付属する透明の樹脂フィルムに貼り付けて押入れにずっと放置していた。もう5年くらい前に友達に譲ったけれど、10年近く物置に放置していてもグルーにはまったく問題なかった。

一方、太い板を買い足したときに買ったシールは、4シーズン目の後にうっかりオフシーズンにチートシートを付けたまま保管していたら、糊がデロンデロンになってしまった。そんなわけで、オフシーズンの夏場、気温が高くなる時期にチートシートを貼ったままにするのが良くないと思い込んでいた。

ところが、糊がダメになるのは、何も夏場、滑らない時期に限ったことではなかった。本当に大事なのは、滑った直後の乾燥だった。

築40年くらいの家の廊下は、冬場は冷蔵庫のような温度になる。そして、乾燥していて湿度が低い。下山して帰宅すると、シールは廊下の壁に吊るして、次の山行まで1週間ほどはそのままにしていた。低温長時間乾燥。まるで干物を作るようなやり方でシールを干していた。そうしていたシールは、4シーズン経とうとまったく糊がべとつくようにはならなかった。それに、ポンツーンやジニアスに使っていたシールなので、春は使っていなかった。

シール装着

それにもかかわらず、マンションへ引っ越して低温長時間乾燥ができなくなった途端に、シールがダメになった。たった1シーズンでべとべとして来た。寒い場所がないので、リビングで干していた。室温なので、以前より20℃近く高い温度だ。

シールの糊は水に弱く、濡れたままだとべとべとするということは聞いていたので、使った後はよく乾燥させるようにはしていた。ただし、よく乾燥させるための方法が、必ずしも洗濯物を乾かすのと同じではないようだ。濡れた状態で室温に維持されるのは、シールの糊にとっては、乾燥後に夏場に放置されるよりも圧倒的にマズい。

帰宅後にザックから取り出したシールは、濡れているだけじゃなく、大抵は冷えている。それを暖かい室内に入れたら、糊の表面で結露を起こす。シールを吊るしたら、まず糊の表面に付いている水をクッキングペーパーで拭き取るようにしていたけれど、結露による水分までは防げない。これを避けるには、できるだけ寒い場所で干した方がいい。

そんなわけで、今シーズンは玄関でシールを乾かすようにしてみた。以前の廊下ほどではないけれど、室温より5〜10℃くらいは低いはずだ。その結果、ジニアスのシールは、もともとべとべと気味ではあったけれど、悪化した様子はまったくなかった。寒いところで干す方がいいということは、あのシールが伸びる問題を指摘していた三段山クラブ代表の大西さんも話していた。逆に信憑性がないかw

結論としては、シールは帰宅後に水分を拭き取ってできるだけ寒いところで乾かす。可能なら長時間。オフシーズンに保管するときは、購入時に付属するフィルムかクッキングシートに貼り付けた方がいいけれど、ちゃんと乾かしたシールは、チートシートに貼り付けたままでも、よほど高温多湿で保管しない限りは問題ない。まして、冷凍庫に保管する必要なんてまったくない。

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最近はスプリットボードが普及して、スノーボーダーもシールを頻繁に使うようになったので、参考になるんじゃないかと思う。

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