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スキー検定と博士号

「合格したからって上手いわけじゃぁない、検定種目がその日に1回ちゃんとできたってだけで、スキーの上手い下手とは違うよん」なのだそうだ。

たまたまブログのアクセス解析を見ていたら、ここスキーのバッジテスト2級を受けたときの記事が引用されてることに気づいた。自分でもそんな昔のことはすっかり忘れていたので懐かしく読んだのだけど、結果としては4種目で6点余しで合格していたようだ。

今回引用されたのは、受験の際に検定員から聞いた説教についてだった。「検定は上手い下手をみるものじゃなくて、基礎スキーという種目なんだから、ちゃんとスクールに通いなさい」と言われたそうだ。全然覚えていないw

自分の記事を引用したのは、この検定員の説教を「お説ごもっとも」と紹介したかったようなのだけど、残念なことに、元記事の大事な部分を見逃しているようだ。なんと当日「スクールに通っていて何度か2級検定を受験しているおじさんは、フリー滑走か大回りのどっちかで、他の客と衝突して失敗していたにもかかわらず合格していた」そうだ。全然覚えてないけどw

要は、当時の自分が書いていたのは、検定中に他の客と衝突していても真面目にスクールに通ってさえいれば合格させてもらえる、ということらしいw 今風に言うなら、「ボーっと滑ってんじゃねーよ!」

それを理解していないのか無視したのかは知らないけれど、冒頭のように「合格したからって上手いわけじゃぁない、検定種目がその日に1回ちゃんとできたってだけで、スキーの上手い下手とは違うよん」なのだそうだ。

さらに酷いのは、博士号のコースドクター(課程博士)とペーパードクター(論文博士)を例にあげて、よく分からない説明をしていることだ。「コースドクターは大学院の博士課程に通って、長時間掛けて博士論文以外にも沢山の勉強をした生っ粋の博士、バリバリに勉強した人、金も努力も桁はずれ」なのだそうだ。一応、自分もコースドクターなので、こんな事を言われると、穴があったら入りたい気分だw

議論は続いて、「ペーパードクターは受理された博士論文の内容に関する勉強をして成果を出した人で、博士論文の内容に関してだけスペシャリストって認められた人」で、「ペーパードクターよりコースドクターの方が沢山の努力をして豊富な知識がある学徒っつーことで、コースドクターの方が世間的評価が高いっつーワケ」らしいのだけど、本当なのか?確かに社会人ドクターの人たちは仕事の合間に時間を作って実験や論文を仕上げていたけど、だからといって自分たちの方が勉強していたという気はしない。雑用はかなり多かったけどw

まぁ、たまたまそんなわけなので、たとえ話からして胡散臭く思えてしまった。

それにもかかわらず、「スキースクールに通って、いろんな滑りを徹底的に練習した上で、1級にも合格したら、それはコースドクター宜しく、上手い人ってこと」と言い切ってしまっている。

2級のあと、1級、テクニカルプライズと受験して感じたけど、スクールに通ってるようが上手いというのは、はっきり言って間違いだ。むしろ、変な癖が付いているので、きれいなバーンでしか滑れない人が多い。基礎スキーという整地限定の技術を教わっているので、特に不整地が下手だ。この点はずいぶん前に三浦豪太が新聞記事に乗せて物議を醸した記憶がある。

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それにスクールに通う人は財力があるので、何度も検定を受けるのが苦にならない。結果として、合格ラインに達していないのに実力を確認するなどと言って記念受験を繰り返す。実際、msrnは何度もテクを受けて、結局、合格しなかったらしいorz 「でも、全種目で一度は合格点出たからいいんだ」とポジティブで驚いたけど。

そんなわけで、スキー検定も博士号もスクールに通ってる方がいいとは限らない。人それぞれ。上手い人は上手いし、優秀な人は優秀。

一番問題なのは、検定員がスクール生にえこひいきすることだ。検定中に他の客に衝突するような注意力散漫な滑りをしているような受験生を合格させてはいけない。さすがに、テクの検定で検定員に突っ込んだ人はスクール生かどうかはともかく落ちていたけどw

スキーの上達のために検定を受けている人が周りでもいるようだけど、金の無駄だから止めた方がいいと思う。楽しく滑って上達して、「そろそろ1級くらい受かるかな?」ってなってから受けて2、3点余しで合格するのがちょうどいい。日本人は何でも型にはまりたがるけど、検定に合わせた滑りなんかしたら、変な癖がついてしまう。大事なのは基礎スキーではなく、スキーの基礎。どこでも安定して滑れる技術が身につけばいい。残念ながら、検定へ向けて練習してもどこでも滑れるようにはならない。強いて言えば、コブを滑れば上手くなる。上手くなりたければコブを滑る。テレマークもスノボもこの点は共通してる。

ちなみに、最近、テレマークやスノボのおかげでスキーが上達した実感があるので、そろそろクラウン受かりそうな気がしてきた。板がジニアスしかないから無理だけどw

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コメント

あたくしのことですか?w
スキーが上達したいというのもありますが、自分のレベルを知りたいってのもあります。受験してドキドキ滑って合格する、っていう流れも趣味を続ける楽しみの一つじゃないですかね。そして一級とったら私も言いますよ。「検定受かったからって上手になったのとは違う」って。
ちなみにスノーボード検定は絶対受けません。お金の無駄だから。(落ちたらショックだから)

投稿: 部長 | 2019年3月23日 (土) 02時03分

>部長

なぜか今シーズン流行ってますよねw
すみません、ぼくには受験のドキドキを楽しむという発想はありませんでした。
でも、それなら部長はスノーボード検定の方がドキドキできると思いますよwww

投稿: H本 | 2019年3月24日 (日) 22時22分

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