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共謀罪

ビデオジャーナリストの綿井健陽さんのブログを見て、以前北海道新聞の記事で知った共謀罪のことを思い出した。実は、なんとこの共謀罪までゴールデンウィーク前に駆け込み可決される可能性もあるようだ。うっかりしていると、気付いたときには戦時体制に転がり堕ちているかもしれない。

小学校の頃、「自分の考えをちゃんと言うことが最近の子どもができなくなってきているけれど、それができる子だ」と誉められていたらしい。悪く言えば「わがまま」ともとれるが、基本的にそうした態度は今も変わっていない。そんな自分には生き辛い世の中になっていく。

最近若い人と話していて心配なのは、与えられた環境で最善を尽くせばそれでいいという人があまりに多いということだ。彼らにとって、与えられた環境が良かろうが悪かろうが関係なく、たとえ悪い環境でもその環境自体を改善しようとは思わない。教育基本法 第一条の与党改正案では「自主的精神に充ちた」という表現が削除される。要するに、彼らのように不平不満を言わずに言われた通りに行動する国民が、国家の統治にとっては都合がいいということだ。フランスのように自主的では困るのだと。

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