学校給食にみる地域格差
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映画「六ヶ所村ラプソディー」の札幌上映が決まったようだ。
6/24(土)ちえりあ6F講堂
10:00/13:00/15:15/18:25
12:10/17:30には鎌仲監督のトークがある模様。しかし、会場のちえりあは遠い。
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土曜日、ニセコに行く前にメールをチェックすると件名が英語のメールが来てる。一瞬、スパムかとも思ったが、エディターからのメールだった。
エディターの文章は機械的で、再投稿するときは変更点をまとめて出せということだった。
問題のレフリーからのコメントは、簡単に言うとディスカッションのうち、最後のセクションをカットしろということだった。まあ、教授に言われるまでもなく、助手も含めて実験やってた当事者はほとんど疑問視していた議論だから、カットしてもそれほど気にならない。しかし、論文で議論することに反対するのをあきらめて、やけになりつつも苦労して図を作っただけに、カットするのが悔しい気持ちも残る。「D論の増量剤にはなるから」なんて慰めは聞きたくない。あんたには言われたくないよ。
それにしても、これからパブリッシュされるまでがまた面倒だ。時期が最悪。
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JOくんとS木さんとニセコへ。
ゲート前の駐車場に車を止めて、そこから板とブーツを担いで長靴でてくてくアンヌプリとイワオヌプリの間くらいまで歩く。先行グループのステップのついているところからアンヌプリの東斜面を登る。雪が締まっているので、ステップがなかったら長靴ではつらいところだった。
途中休憩を取りながら、先行の2人組が滑り降りて来る横を登り続け、ハイマツのギリギリまで登ってザックを下ろす。他のグループが板を置いてピークに行っているのが見えたが、イワオヌプリも滑りたいので今回ピークはパス。ウグイスの歌声を聴きながら、のんびり昼食だ。
北斜面のせいか、ザラメの雪は硬く、板が結構バタつく。下手に転ぶとしたまで滑落しそうな斜度なので、慎重に滑らざるを得なかった。しかし、このいい斜面を滑れるだけで、かなり満足。
アンヌプリを滑り降りてから、ブーツのままイワオヌプリの北側へ回る。アンヌプリから見た斜面が良さそうだったので、これを1本滑ってあがることにした。
かなりバテてたので、登りの先頭はS木さんとJOに任せた。いい斜面だが、斜度が結構ある。アンヌプリ以上に慎重に行かないとダメそうだ。とにかく、登れるところまで登った。
滑り降りる時は、途中、狭くなっているところまで刻んで行き、あとは一気に下まで。自分の滑りは中途半端でも、この1本は気持ちよかった。
下へ降りると急に風が強くなって来たので、急いで五色温泉へ向かう。1時間以上ダラダラと湯に浸かっていたが、ここのお湯は体が温まって本当に気持ちいい。
まだ、ラストにはしたくないが、ラストになるかもしれない。
そういえば、イワオヌプリに移動したとき、全身Atomicの若い人が奥からやってきた。イワオヌプリの南斜面から登って岩の間を滑り降りたそうだ。プロライダーか?名前を聞いておけばよかった。
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平田さんの講演の報告をつづける。
上映されたのは、アメリカの掃討作戦の攻撃を受けたラマディという街に、状況を調べに行った医者が撮影したものだ。そのため、平田さんも言うように映像が少し汚いが、そんなことを忘れさせる衝撃的な映像だった。
街並は爆撃で破壊し尽くされて廃墟となっており、人が住んでいたという気配すらない。民家の跡の内部に入って突然映し出される死体。白リン爆弾によって肉は焼き尽くされて骸骨となっている。廃墟から次々と骨だけになった死体が見つかる。
次に出て来た映像は、アメリカ軍によって拷問を受けてなくなった死体だ。医者は、ハエがたかる死体向けてカメラを回しながら調べる。顎や喉、口、頭部、足首に腕そして陰部に渡るまで、遺体からはあらゆる場所に、拷問で受けた傷が見られる。そして、どの遺体も頭部や胸部に銃でとどめを刺された跡がある。遺体の身元はすぐ分かる。なぜなら、みんなテロリストなんかではなく、その街の住民だからだ。
遺体のうち、後半はシーア派に拷問されたものだった。目をくり抜かれたものや内蔵が出ているものもある。イラクの男性は一般的に、大人になると太るそうだ。遺体はみなスマートだが、このころは殺されたのが若者であることを物語っている。
街の人たちが、モスクまで彼らの葬式の行進を行う。そして、行進はやがて反米でもと変わって行く。葬式では、拷問したシーア派が悪いのではなく、イラクを占領支配しているアメリカが悪いのだと訴えて、一致団結する。そして、こうした葬式が毎日行われるのが、今のイラクだ。
平田さんはこの映像をTBSとNHKに持って行ったそうだが、使うのを断られたそうだ。なお、平田さんにこの映像を提供してくれたのは、族長の息子さんだという。
前回の報告から間が空いてしまったのは、映像があまりに強烈で思い出したくなかったからだった。少し気持ちも落ち着いたのでメモから文章に書きおこしてみたが、見ている瞬間ほとんど手が止まってしまったこともあり、記憶も断片的になってしまった。
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昨日、5/24の衆院教育基本法特別委員会における、日本共産党 志位和夫委員長の総括質疑の結びは、大変興味深い。
世界有数のIT立国で、学力世界一とうたわれる、あのフィンランドが、教育の手本としたのが教育基本法だったというのだ。それまでの習熟度別学級編成を廃し、少人数学級に徹し、平等教育を掲げて学力の底上げが行われた。この教育行政に影響を与えたのが、日本の教育基本法の精神だったのだ。
フィンランドの当時についての言及がないので詳しいことは分からないが、この事実こそ日本人として誇りに思う。日本の現実の教育行政はともかく、日本が掲げた教育の理想はしっかりと世界に通用し、実際に成果を上げることができるものだということだ。政府が押しつける「愛国心」などよりも、こうした日本の良さを実感することの方が、よほど日本への愛着を抱かせる。
日本国憲法に教育基本法。これほど優れたものを持っていながら、いったいどうして日本は世界から嫌われようとしているのか。日本国憲法や教育基本法を活かしていないからに他ならない。一度たりとも活かすことができないで、どうして変えてしまうのか。
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論文のレビューが届いたようだ。おそらく、あと一週間ほどでエディターから返事が来るだろう。
「... will seems ...」のようなケアレスミスに、再投稿してから気付いた。細かい手直しならまだいいが、今度も解析を加えなければいけなくなったら、もうやってられない。リジェクトされることだけはないと思うが。ないと思いたい。ああ、通ったら通ったで、コピーライトトランスファーを準備しなきゃいけないな。
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5/22(月)に行われた平田さんの講演の内容を自分なりにまとめた。
イラク戦争は終わったと思うか?
2003.5.1にブッシュは終結を宣言したが、当時の米兵の数は15万人。現在も15万人でほとんど減っていない。米兵の死者数も、2003年に485人、2004年には倍の846人。2005年も約800人の死者が出ており、事実上戦争は続いている。
イラク戦争終結宣言後、アメリカはテロ撲滅戦争、あるいは、テロ掃討作戦を開始した。目標となったのはスンニテロトライアングルと呼ばれる地域だった。代表的な場所には、ファルージャがある。ファルージャは、米軍が小学校を占拠した時にデモが起き、米軍がデモに対して発砲して死者が出たため、米軍への抵抗が起こったところだ。そのため、テロの根拠地とみなされている。ここは今、シーア派とスンニ派の内戦状態にあるが、この内線を仕組んだのはアメリカだった。
イラクの街には酒屋も立ち並ぶほど、他の湾岸諸国に比べてかなり宗教的にフリーなところだ。また、シーア派とスンニ派の男女で結婚するほど、お互いに仲が良かった。ところが、アメリカの占領支配下で宗派間の対立が生まれ、互いに脅迫してイラクから追い出そうとするようになってしまった。
平田さんがインタビューしたバグダットに住んでいた学生は、ヨルダンへ逃げた。イラクから避難する場合、イラクとの間に山があるトルコにはまず逃げない。また、シーア派でなければイランにも逃げない。そこで、バグダットから約1,000km離れたヨルダンへと逃げるイラク人が多い。ヨルダンは約800万人の人口のうち70%がパレスチナ人で、そこへイラクから100万人の避難民が押し寄せて、ヨルダン人は非常に神経質になり、避難民への締め付けが厳しくなっている。避難民が4人集まると、警察がやって来る。
バグダットは夜間外出禁止令が出ており、その時間帯に家の外に出ているとテロリストとして射殺されてしまう。その学生は、夜間外出禁止令が出ていない日中に大学へ向かうが、バスは攻撃の対象になるので、自家用車に学生が相乗りする。そこで、朝はまず大学への往復に足りるガソリンがあるかどうかを確認する。なぜなら、パイプラインが破壊されて、ガソリンがほとんど手に入らなくなっているからだ。戦前はガソリンは水より安く、1円/lもしなかった。たくさんの若者が自動車に相乗りして米軍の検問所に来ると、アメリカ軍兵士はテロリストだと思って誤って発砲することがある。彼らには、先に撃たなければ撃たれるという感覚があるからだ。
もう一人インタビューしたのは、ホーラテレビに勤めるキャスターだ。彼は以前イラクのテレビ局に勤めていたが、当時の給料は10ドル程度。一方、アメリカによるアラブ放送を行うホーラテレビの給料は1000ドルもする。彼には売国奴になっている自分への良心の呵責がある。
このあとに映像と解説、質疑応答が行われるが、その内容は改めて報告する。
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5/28(日)の高遠菜穂子さんの講演会に備えてイラクについて予習をしようと思い、本をいくつか棚から取り出した。
![]() | ![]() | リトルバーズ―戦火のバグダッドから
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ビデオジャーナリスト 綿井さんの映画「リトルバーズ」と合わせて読むと、イラク戦争とイラク占領がより現実的になる。
![]() | ![]() | イラク 占領と核汚染
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高文研のサイトで森住さんのサイン本を買うだけ買って、ちゃんと読まずにそれっきりだった。
![]() | ![]() | 反ブッシュイズム〈2〉終わらない戦争
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これも読もうとして、結局本棚で眠っていた。著者の一人で慶応大学経済学部教授の金子さんは、新自由主義に反対して日本にセーフティーネットの構築することを訴えている。テレビでもよく見かける。なお、ホームページはSafariでは表示できない。
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MACお宝鑑定団によると、ミクシィ社が「mixi ミュージック」というサービスを始めるらしい。
現在はプレミアムユーザーのみに先行公開されているため、自分ではサービスを試すことができない。6月中には全体公開されるそうだ。具体的にどのようなことができるのか想像ができないが、専用ソフトの「mixi station」をダウンロードすると、iTunesなどのプレーヤーと連携していろいろなことができるようだ。
これまでmixiの音楽関係のコミュニティには参加していないし、「ファンクラブ」のようなものにも興味がないので、サービスとしては面白いが、自分で使うことにはならなそうだ。
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今朝のNHKニュースによると、「アメリカの学校で行われている『ゼロ・トレランス』、『寛容さのない指導』と呼ばれる、学校の規則とこれに違反した場合の悪質性に応じた罰則の基準を明確に定めることが必要だ」という報告書を文部科学省の専門家会議がまとめたそうだ。
1999年に起こったコロンバイン高校銃乱射事件は、まだ記憶に新しいのではないか。マイケル・ムーア監督による「ボーリング・フォー・コロンバイン」やガス・ヴァン・サント監督による「エレファント」などのように、この事件が題材として映画化されている。この事件を考えるだけでも、アメリカの教育行政を真似て「ゼロ・トレランス」を導入することによって、日本の「子どもの凶悪な事件」を防げることは疑わしい。
罰則を強化すれば、子どもはますます追いつめられるのではないだろうか。子どもがどのような状況に追い込まれて事件を起こすのか、大人は本当に理解できているのだろうか。少年法の「改正」とも結びつけて、真剣に考えなければいけない。子どもの視点に立って。
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明日5/23(火) 18:15から、大通公園西6丁目広場において、連合北海道の主催で集会が開かれるらしい。全学連北海道地方共闘会議の呼びかけで、北大農学部学生自治会が連絡先となっている。
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奄美にある郵便局の集配業務を廃止しようとしているらしい。
だまされたといって、郵政民営化が実施されてから怒ってももう遅い。そうなる前に食い止めなければいけなかった。「郵政解散」に踊らされた過去を反省し、今後の改憲を何としても阻止しなければいけないだろう。郵政民営化に賛成した地方の住民は特に。
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初参加と言っても、メンバーの半分以上が用事のため欠席。自分も含めて集まったのは3人。顔見せということで期待して行ったが、結局名前と顔がちゃんと一致しないままだ。
次の日曜日、5/28にひらぎし9条の会の結成1周年記念で高遠菜穂子さんを招いて講演会を開くため、簡単な打ち合わせを行った。また、今後の方針と企画についても話し合う。「9条の会」なのだから、「9条を護る」ことに焦点を据えることを再確認した。
今回提案したことは、国民投票で勝つことを目指すということだ。週刊金曜日 No. 605の小森陽一さんの「進行する憲法改定『国民投票で勝つ』ために」を読みながら考えた。今の国会のように、世論や少数意見を無視した強行採決が当たり前になってしまえば、今さら署名を集めたところで、国民投票法案が成立することを阻止することはできるはずがない。そうなると、最後に9条を護れるのは自分たちの1票しかない。そこで、国民投票で勝つために、9条を護ることへ賛同してくれる人を増やすことが最も必要ではないか。
しかし、9条は護りたいが憲法を変えたい人はどうしたらいいのだろうか。国民投票で勝つことが、9条を護ることと同じではないのが難しい。9条は大事だけど、天皇を日本の国家元首にしたいとか。
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今朝のNHK 日曜討論は、「深刻な学力低下」という司会の言葉で始まった。このように、メディアが「学力低下」の危機を煽ることで、世論に「教育基本法改正」の必要性が植え込まれる。メディアは、どの程度「深刻」かを示すべきだろう。
この番組に、自民党からは元文部科学大臣 町村信孝 衆議院議員が出席していた。いつもながらの過激な発言に驚かされつつも、本音が出てくるだけ他の与党議員に比べて質がいい。
正確には覚えていないが、「教育には強制が必要だ。強制しなければ学級崩壊が起こる」といったような発言をしていた。強制すれば学級崩壊がどうしてなくなるか分からないが、とにかく教育現場で強制したいことは伝わって来る。
「教育基本法改正」の最も大きな問題は、この「強制」、つまり教育の国家統制を法制化することだ。たとえ、愛国心が教育基本法に明文化されても、教育現場での強制を合法化しなければ、原則としては愛国心を押しつけることができないはずだ。
しかし、現実には東京都のように、国旗・国歌の強制が行われている。つまり、法律に明記されたら最後、強制の立派な口実にされてしまうことになる。
フィンランドの教育で大きな成果を上げていることの一つに、子どもが何かをやりたいと思うまで待ち、強制はしないという、子どもの自主性を尊重する姿勢があげられるようだ。「フィンランド教育原理主義」に陥ってはいけないが、これまで教育に強制を導入し、それを強化することで失敗してきた日本の教育行政は、しっかりと見直されるべきだろう。
変えるべきは、教育基本法ではなく、教育に不当な支配を続けた教育行政だ。
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おそらく今シーズン最後となるゲレンデスキーにN田くんと行って来た。中山峠スキー場に来るのは5年ぶりくらい。このスキー場は、この時期に滑れるスキー場として北海道では有名で、なんと来週末も営業するそうだ。
駐車場ではうぐいすが鳴いているほど暖かいが、ゲレンデには雪がちゃんと残っていて、パークも整備されている。動いているリフトは一本のみだが、さすがに客も少ないのでそれほど待たない。とにかく天気がよく、ウェアの上は着ていられない。そんなわけで、レールやボックスは怖いので、結局キッカーだけで遊ぶことになった。
今日はとりあえずTシャツで春バージョンのmuteができたので満足。コブはボロボロでショックを受けたが。
N田くんは、相変わらず大きなキッカーに強い。来シーズンはグラブがんばろう。tailを成功させるのはどっちが先かな。
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「競争やめたら学力世界一 フィンランド教育の成功」というタイトルが商業的でどうかとは思うが、教育に限らず社会において平等の精神を貫かなければ、全体の学力は向上しないことがこの本から理解できる。
![]() | ![]() | 競争やめたら学力世界一―フィンランド教育の成功
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かつて中央集権的な教育が行われていたフィンランドが、現在の日本のような「学力低下」の問題に直面してから10年をかけて立ち直った。このとき行われた改革は、今日本の教育行政が計画していることとは正反対だ。
一方、日本が行っている「教育改革」の見本とも言えるアメリカやドイツ、イギリスでは学力格差が大きくなり「学力低下」としてPISAの結果に現れた。
したがって、今の日本の「教育改革」では全体の学力は向上しないことは明らかだ。しかし、一番問題なのは、財界を始めとする日本の支配層は、全体の学力向上を望んでいるわけではないということだ。それを示す典型的な事柄として、中教審会長 三浦朱門の発言がよく引用されている。彼らが求めている人材は、グローバル社会における競争に打ち勝つことのできるエリートだ。それ以外はただ命令に忠実に従うだけでいいのだそうだ。そう、「お国のために」。
このような「教育改革」を実現するためには、口実が必要だった。それが「学力低下」である。しかし、目立った学力の低下が見られるのは読解力についてのみというのが実態だ。また、全体の「学力低下」を引き起こしたのは、学力の格差が広がっているためであった。実際には、名ばかりの「ゆとり教育」のような「教育改革」によって「学力格差」をつくり出し、それがPISAの読解力において「学力低下」として狙い通り表面化したということだ。そして、今や「ゆとり教育」が矢面に立たされている。つまり、ここでも自作自演が行われたのだ。なぜなら、「教育改革」の真の狙いは学力の向上ではなく、国家による教育統制であり、改憲への布石だからだ。このことは「教育基本法改正案」を読めばすぐ分かるだろう。
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9.11でアメリカ国防総省に旅客機が突っ込んだところが映っている監視カメラの映像は、これまでも一部公開されていたが、5/16に別の映像が公開された。
テロが自作自演である可能性について、映画「911 ボーイングを捜せ」で詳細に分析されている。新しく公開された映像からも、本当に旅客機が衝突しているように見えた人はどれくらいいるのだろうか。映画では、世界貿易センターの映像についても分析が行われており、未だに真相は闇の中と思われる。
しかし、たとえテロがアメリカ国防総省の自作自演が事実だったとしても、驚いてはいけない。アメリカに限らず、自作自演は日本の十八番でもあるのだから。満州事変は日本人なら誰もがが学んで知っていることだろう。戦争に必要なのは口実だ。いったん始めてしまえば止められない。
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日程の詳細は分からないが、映画「六ヶ所村ラプソディー」が札幌でも上映される模様だ。北海道で6/23〜7/2に渡って連続上映される予定。
鎌仲ひとみ監督の前作「ヒバクシャ 世界の終わりに」では、ウクライナにおけるチェルノブイリ原発事故の放射能汚染が、偏西風にのって遠く日本まで及んでいる事実に愕然としたのを覚えている。湾岸戦争やイラク戦争からのアメリカ帰還兵の被爆の実態が、ザ・スクープで5/15に放送されたときも大きな衝撃を受けた。
そして、六ヶ所村の放射性廃棄物の再処理工場。1/7に放送されたETV特集「核燃の村 苦悩と選択の歴史〜青森県六ヶ所村」では、国、地方行政、住民との関係がえぐり出されていた。現在の普天間基地「移設」をめぐる問題と、非常によく似ている。
多くの場合、日本国憲法の問題につながってゆく。改憲によって「公共の福祉」の名目で基本的人権が制限されていいのか。ひとりひとりが一度、六ヶ所村や辺野古の住民の視点に立ってみる必要があるのではないだろうか。
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今や与党の常套手段と化した強行採決によって、高齢者の医療費負担増を含む「医療改革法案」が衆院で可決された。このような、数にものを言わせた国会運営は、日本の民主主義の終焉を強く感じさせる。
高齢者の医療費負担は、現役世代の老後への不安を増し、貯蓄あるいはリスクの高い金融商品への投資を進める危険性を感じる。さらに、アメリカの保険業界の圧力で、保険がきかない「混合診療」が拡大される。所得格差が医療格差をもたらす仕組みづくりが行われる。つまり、医療においても、アメリカの仕組みが押しつけられることになる。
そう。今になってどんなに愛国心を煽ってみたところで、アメリカの植民地である事実には変わりない。
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翌日になってから母の日だったことを思い出した。カーネーションの色にちなんだアカ(狩り)の映画に連れて行ったということで、今回はよしとしよう。本人もこの言い回しが気に入っていたようだし。
映画「グッドナイト&グッドラック」で、印象的な「色」がいくつか出て来た。red(共産主義者、共産党員)、pink(共産党シンパ)、yellow(卑怯者)。白人(white)がアカがかったらpinkになるのは分かる。じゃあ、日本人(yellow)がアカがかったら、いったい何色なんだろう?
それにしても、よく黄色人種(yellow)なんて言ったものだ。アジアに喧嘩売ってんのか、卑怯者だなんて。今頃になって、かつての(?)欧米のアジア人差別に気付く。肌の色なんてどうでもいいだろうに。仲良くしようね、みなさん。
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小泉さん、そんなにアメリカに守って欲しかったら、あんたの家にホームステイさせなさい。額賀さん、阿部さん、麻生さん、あんたらも。せいぜいアメリカのことを思いやってくれ。沖縄の負担軽減にもなるだろう。
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昨日のお花見会には、まだ幼い兄妹も親に連れられて参加していた。
「あなたの望む世界は?」みたいなテーマでボードが回っていたのだが、4、5歳の妹の方が「自由な世界。何でも自由にできる世界がいい。」と言っていた。それに対して、小学校へ入るか入らないかの兄の方は、「自由には責任があるんだ。それをちゃんと考えなきゃダメなんだ。」というようなことを言って諭していた。
驚きと感心。まさかそんな言葉が出て来るとは想像もしなかった。親の教育の重要性を強く感じた。
ただ、ひとこと。今、日本に巻き起こっている議論を踏まえると、自由を護るための「責任」を、税金などの過大な負担や、いつか兵役なんかとして押しつけられるかもしれないことを忘れてはいけないだろう。それと同時に、日本国憲法から、現に今、自分の責任を自覚しなければいけない。
日本国憲法 第12条
この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によつて、これを保持しなければならない。又、国民は、これを濫用してはならないのであつて、常に公共の福祉のためにこれを利用する責任を負ふ。
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2006FIFAワールドカップで世界中が浮かれている間に、日本の右傾化が進む、いや、それを通り越して右倒することだ。「共謀罪」、「教育基本法『改正』」、「国民投票法」などなど、「モラル」の名目で政府が国民の自由を奪い、縛る仕組みが整えられて行く。そして、最後に憲法が……。
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映画「グッドナイト&グッドラック」におけるエド・マローのスピーチ。田草川 弘さんの訳をで一部引用する。
もしテレビが娯楽と逃避のためだけの道具なら、もともと何の価値もない
テレビは人間を教育し、啓発し、情熱を与える可能性を秘めている
だが、それはあくまでも使い手の自覚次第だ
そうでなければ、テレビはメカの詰まった“ただの箱”だ
一方、日本の放送自体も価値を失っているかもしれない。スポンサーの顔色をうかがう民放、政権政党からの検閲を受けるNHK。鶏と卵。所詮は可能性に過ぎないのだろうか。
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昨夜から札幌は雨なので、今日は映画へ。
ジョージ・クルーニー監督の「グッドナイト&グッドラック」は、第78回アカデミー賞主要6部門にノミネートされながら、ことごとく受賞を逃した。共謀罪創設のための「組織的犯罪処罰法改正案」が強行採決されようとしている今だからこそ、ぜひ見ておきたい映画だ。
映画の舞台となる1950年代のアメリカは、ジョセフ・マッカーシー上院議員の“赤狩り”の恐怖が広まっていたという。日本でも戦前・戦中には治安維持法によって、多くの人が共産主義者のレッテルを貼られて逮捕・拷問されて亡くなったことは誰もが知るところだ。治安維持法は、当初共産党員を取り締まるためのものだったが、その後政府のいいように拡大解釈されて、社会主義者や自由主義者まで思想に関わらず、政府に反対する意見を述べる人間は手当り次第に投獄された。有名な例としては、今年2月に横浜事件の再審が免訴となったことは記憶に新しいだろう。証拠をでっち上げて拷問で自白を強要され、有罪判決を受けたままにされている。
共謀罪が成立すれば、一緒に飲んだ友達が反戦集会に参加していたことを理由に警察へ逮捕されることになるかもしれない。「座り込みの打ち合わせをしていたんじゃないのか?」と言われて。
おそらく公安の定義では、私は共産党シンパ扱いされそうなので、共謀罪成立後は私と面識のある人たちは注意した方がいいかもしれない。もちろん共謀罪成立阻止を目指すのが一番だが。
映画に戻ると、全編に流れるジャズが非常にいい。ダイアン・リーヴスが歌うオリジナル・サウンドトラックは、第48回グラミー賞ジャズ・ヴォーカル部門を受賞しているそうだ。エンドクレジットが終了するまでトイレを我慢して聴いていた。今度久しぶりにSlow Boatへ行ってこよう。
![]() | 「グッドナイト&グッドラック」オリジナル・サウンドトラック
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百景園のそばの澤田さんの家で、ひらぎし9条の会のお花見会が開かれた。桜や梅もきれいでブロンズ像まである立派な庭に4、50人くらい集まった。
企画、運営を青年部でやってくれたもので、子供からお年寄りまでたくさん集まった。こういうイベントで若い人が多いというのは珍しいそうだ。
予想もしなかった和太鼓の生演奏を聞くこともできた。直接は話さなかったが、乱拍子というグループだそうだ。力強いリズムの演奏に、生け垣越しに演奏を聴いてゆく親子もいた。他に、馬頭琴や合唱などもあって、人の心をつなぐ音楽のよさを実感した。
5/28に開かれる高遠菜穂子さんの講演会に向けて、ひらぎし9条の会では参加者集めに必死だ。前回の小森陽一さんの時とちがい、ひらぎしの人たちに参加してもらうことを第一に考えて、全市的な宣伝活動は行っていないそうだ。そのせいか、残念ながらあまり参加者が集まっていない。
5月28日(日)午後1時から大乗寺ホール。一般500円、青年学生200円、中学生以下無料。
最後に澤田さんの挨拶から
中国を大事にしてください。日本があんなに酷いことをしたんですから。
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研究室ではPowerBookがメインで、解析やその他の都合でWindowsマシンも使用している。しかし、マシンを切り替えるたびにマウスとキーボードを切り替えるのは面倒だ。また、タイプしやすくて使い慣れているPowerBookのキーボードを使いたい。そこでsynergyを導入している。
Windowsをクライアント、Macをサーバ(キーボードとマウスがつながっている方)にしているが、最近ではクリップボードも共有できるようになったので、本格的に使い始めた。Windowsで全角/半角をMacから切り替える方法が分からなかったが、IMEの設定でctrl+tabをキーに指定することで解決できた。これならWindowsよりもキーが近く、小指だけで切り替えられる。
残る問題は、Macから右クリックができないことだ。Virtual PCではctrl+クリックで再現できたが、残念ながらsynergyではできないようだ。
それでも、VNCに比べると圧倒的に動作が軽快だ。今のところMac OS Xでは、synergyのバイナリがインストーラー形式で公開されていないこととGUIで操作するツールがないことが、ターミナルを普段使わないユーザーにとって敷居を高くしていると思う。一旦設定してしまえば、かなり楽なのだが。設定はここが分かりやすい。
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昨日の学習会でお知らせがあった。5/22(月)18:30から、北大教養E219教室において、講師にジャーナリストの平田伊都子さんを招いて「イラク占領とアメリカの犯罪 -米軍再編と改憲は何をもたらすか?-」と題して講演会が開かれる。5/28に開かれる高遠菜穂子さんのイラク報告と合わせてぜひ聞いてみたい。
平田さんの紹介を引用する。
講師紹介 ひらたいつこ ジャーナリスト 大阪生まれ。 IMA(子供たちに薬を送る会)代表 戦火のイラク現地を取材、占領下のイラクの人々の暮らし・怒り・悲しみをリポート。 著書「教えて!イラクの戦争と今むかし」(汐文社)。
![]() | ![]() | 教えて!イラクの戦争と今むかし〈1〉今イラクで起きていること!
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今朝、本館のそばのメインストリート沿いの立て看板を見て「憲法改悪に反対する北大生の会」主催の学習会があることを知り、迷った末に参加した。
5/12-14に沖縄平和行進が行われるらしく、農学部学生自治会に沖縄の学生から呼びかけがあったそうだ。そこで、今回の学習会が企画され、送られて来たビデオの視聴とポスター発表が行われた。
一番驚いたのは、発表の中で、普天間基地の移転先であるキャンプ・シュワブのすぐそば、「辺野古弾薬庫に核兵器がある」と報告されたことだ。非核三原則を謳う日本にとって、そんな事実は認められるはずがない。気になったので出典を聞いてみると、「見えない戦争」というタイトルの書籍だという。核兵器が存在しても不思議ではないし、存在すると言えるはずもない。結局、存在を証明するには現物を確認する以外ない。
とりあえず、核兵器は置いておいても、この辺野古弾薬庫のすぐそばに巨大な米軍基地が整備されることになるというのは大きな問題だ。新たに作られる1,800mの滑走路は、中東まで22時間で核兵器を搭載して飛行できるオスプレイという名前のヘリコプターのためだという。しかも、桟橋にはグアムからの原子力空母も接岸できるようになるそうだ。一方、「負担軽減」のために沖縄から中国の射程外のグアムへ移転するのは司令部だけで、イラク民間人の大量殺戮を行った海兵隊はそのまま。
情報の確認を自分でしっかりと行ってないのではっきりとは言えないが、これが事実だとしたら「米軍が日本を護ってくれるから」という理由で済む問題ではない。これこそ「国家の品格」に関わるんじゃないだろうか。
ちなみに、辺野古弾薬庫の核兵器による放射能をモニターするためにヤギがいるという噂があるらしいが、泊原子力発電所の排水溝に魚が浮いているという噂に近いものがある。
![]() | 見えない戦争―あなたの隣の「危険」と「軍事」
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WindowsでGPGを使う方法を調べてみた。ちゃんとWindowsのインストーラー形式のバイナリが公開されている。
GPGを使ってみようというようなセキュリティに関心がある人は、そもそもOutlook Expressなんて使わない方がいいだろう。Thunderbirdでの使い方はここで紹介されていた。Enigmailというアドオンをインストールすればいいようだ。
とりあえず、Macで試したところ、GPGMailの使用感と比較しても全く遜色ないような気がする。これから普及活動を。その前にメールをくれる人を探さなければ。
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以前共謀罪について触れたが、GW空けの国会で嫌らしい情勢なので、メールの検閲防止をちょっと考えなければいけないと思い、GPGMailを再び使ってみることにした。
GPGMailはMac OS Xに標準装備されているMailのプラグインで、MailにおいてGPGを利用した署名、暗号化を可能にする。Mac OS X版のGPGであるMac GPGを簡単にインストールできる。また、鍵の作成もGPG Keychain AccessというGUIの便利なツールが用意されており、コマンドラインの作業は必要ない。鍵の作成の時に、名前をローマ字にすることに注意すれば、数分で鍵が作成され、Mailですぐに使えるようになる。
ただ、問題は公開鍵を使っている人が周りにいないということ。
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やっぱり花粉症なのかもしれない。症状は軽いが、家を出て学校へ着く頃には、鼻はムズムズして目の周りも痒くなる。
もう何年も前、大学入学後数年くらいしてから症状が出るようになった気がする。3月に開かれる春の学会では、ごついマスクをする人たちを目にする松山や千葉に行っているのに特に何ともない。原因はポプラの花粉か?
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今月の映画の日には、久しぶりでシアターキノに映画を観に行った。「イノセント・ボイス 〜12歳の戦場〜」は、12日まで上映している。
物語の舞台、エルサルバドルが国であることも、どこにあるかも、映画を見るまで知らなかった。立教大学 助教授、飯島みどりさんがパンフレットに寄せた解説を読んでさらに驚いた。エルサルバドルはかつて「中米の日本」と呼ばれるほどに、軍事政権に対して国をあげて支援していたそうだ。
日本が海外でどのような犯罪行為や非人道的行為を行っているかは、普通に生活していもなかなか知ることができない。だからこそ、こうしてのうのうと暮らしていられるのだろう。
映画の一つのシーンが印象に残った。政府軍とゲリラの戦闘から逃げている途中、チャバは一旦マシンガンを拾い上げて、政府軍の兵士を狙って引き金を引こうとした。けれども、ヘルメットを脱いだその兵士が少年であることを知り、結局そのままマシンガンを置いてその場から駆け足で逃げ出す。
このとき引き金を引いていたら、彼は助からなかったかもしれない。また、少年兵を殺して助かったとしても、憎しみの連鎖としか映らない。政府軍とゲリラに分かれて殺し合う少年兵たち。いったい子どもは何のために大人になるのだろうか。
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「あなたが世界を変える日―12歳の少女が環境サミットで語った伝説のスピーチ」を読んだ。
電気の無駄遣いはしないとか、無駄なものを買わないとか、できるだけ車を使わないとか、簡単にできることはやっているつもりだった。けれども、あんなに買うことに抵抗があった500mlのペットボトルも、山に行く時にはいつのまにか買うことに慣れてしまった。普段は清涼飲料水を飲まないので、そもそもペットボトルは買わないが、逆に出かける時に限って、つい便利さのあまりテルモスを使うのを面倒がってしまう。いい機会だから、改めて自分の生活を見直してみよう。
![]() | ![]() | あなたが世界を変える日―12歳の少女が環境サミットで語った伝説のスピーチ
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腰痛が気になって7日のチセヌプリを止めたので、今日こそ整形外科に行って来た。結果は骨には全く異常なし。軽い打撲のようだ。痛めてから1ヶ月程度経つので、そろそろ直る頃らしい。異常がないことが確認できただけでも、受診してよかった。これで思う存分滑れる。とりあえず、今日から腰痛体操をして、ちょっとずつトレーニングも始めよう。
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今日は祖母を連れて、母と温泉へ出かける。今日は雨で天気もあまりよくないので、あまり人出が多くないだろうと予想したからだ。ガイドブックを読んでいたら芽登温泉が良さそうなので、3、4時間で着くだろうと思い札幌を8:00に出発した。途中日高と鹿追の道の駅で休みを取ったことを除いて、芽登温泉まで直行した。それでもなかなか着かない。
やっと到着したのは13:00。280kmは走った。名物の釜飯を注文して、炊きあがるまでの時間に温泉につかりに行く。
硫黄泉のかけ流しの湯は温度もちょうど良く、露天風呂も冷たい空気が心地よい。大きな露天風呂は混浴で、女湯には専用の露天風呂があるようだ。全体的に湯船も洗い場もきれいに管理されていて気持ちよかった。お湯の性質か、お湯から上がってもずいぶん長い間汗が止まらなかった。体の芯から暖まる感じだ。
なかなか出て来なかった釜飯にやっとありつくと、とりあえず3種類食べ比べてみる。五目、山菜、あさりはどれも薄味で塩加減がちょうどいい。味にあまり違いは感じなかったが、強いて一番を選ぶなら山菜だろうか。ワラビが好きなので。
ちなみに、日帰り入浴は500円。釜飯はあさりだけ1,100円で、他は1,000円。札幌からの日帰り入浴は1日がかりだが、一度泊まってみたい温泉だった。
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ビバのんおじさん部会恒例のGW余市岳に参加して来た。メンバーはM野さん、今期初めて一緒に滑るK池さん、それとS木さんと自分を含め4人。参加予定だったJOくんは、体調不良で断念。
札幌国際スキー場でゴンドラ遊覧券500円で8人乗りキャビンに乗り、そこからシールで飛行場を進む。今日は予想以上に風が強く、結構寒い。M野さんとつぼ足だったS木さんは、朝里岳からスケーティングで余市岳に向かったが、K池さんと自分はシールのままてくてく歩いた。コルには2時間弱で到着。
コルからつぼ足でピークを目指すが、先頭のM野さんにひたすら休み無しで着いて行った。地図を落していたので、ピークの位置もよく分からずに精神的に参った。しんどかったが、昼にはピークに着いた。
昼食後、ピークから東に少し戻り、適当な斜面を探して滑走開始。今回M野さんがメインカメラマンで、先頭で滑り降りて構えている。K池さんが滑り出して早々、結構激しく転倒。怪我も何もなかったようだが、去年の羊蹄山を思い出してビビる。そのせいか、板になれていないせいか分からないが、せっかくのいい斜面なのにビビってスピードが出せない。S木さんは大回りでかっ飛ばしていたけれど。
滑り降りたので、スキー場に引き返すことにしたが、ここからがつらかった。気持ちよく滑った後に、つぼで登り、飛行場をスケーティングで戻る。やっぱり滑り降りでそのまま終了というのが美しいと思った。その点で羊蹄山はかなりポイントが高いと思う。
春の本格的な山スキーでゲレンデブーツを使ったのは初めてだったが、兼用靴のときよりもずっと良かった。4/29の前富良野岳では靴擦れしたが、今回はそれもなく、ブーツも暖かいしフィット感が気持ちよくて足が疲れない。確かに、ブーツが重いことで体力の消耗が若干大きいかもしれないが。滑りに関しては圧倒的にゲレンデブーツが有利だし、フレクソンのような軽いブーツが足に合うなら、ディアミールとゲレンデブーツとの組み合わせが最強だと思った。
滑り終わってスキー場のトイレに行く途中、すれ違った女の人の視線を感じた。どうも日焼け止めを塗りすぎたみたいだった。あまりの美白に驚いた?
ビバのんGW打ち上げ特報 (Skier: K池さん)
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会場で2つ署名した。「教育基本法改正反対」と「米軍千歳移転反対」。
これまで署名活動にはいつも協力しているけど、最近は空しさを感じる。小泉政権になってからは特に、世論を無視して国会でも数にものを言わせてゴリ押ししてしまう。どっかの研究室のようだ。いや、違う。研究室では多数決なんて行われてなかった。退職まではファシズムが続くのだろう。最近「学級王国」という言葉を知ったけど、さしずめ「研究室帝国」というところか。
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「こんなところにこもってる場合じゃない。」考え込む男の子にかぎって小林よしのりの本を読んで、はまってしまうそうだ。そう。憲法記念日には集会なんかに参加しないで、山にでも行った方が健康的なんだ。
まさか集会で、「集会に来るな」と言われるとは思わなかった。けれども、確かに憲法などに関する議論は「国家の品格」のように、妙に説教臭いものが多い。もっと自然に平和や9条を護ろうという意思表示ができるべきだ。難しい議論なんていらない。誰だって死にたくないし、殺したくないはずだ。自分や家族の平和を誰もが求めるだろう。もちろん「お国のために死ぬ」ことが好きな人たちには、こうした議論は無駄だけど。
もう一つ明治学院大学国際学部の竹中千春さんの講演で改めて考えさせられたのは、1945年に日本では「戦後」が始まったが、アジアの国々では新たな戦争が始まったということだ。日本の侵略戦争でアジアは戦場となり、独立や米ソの代理戦争という形で戦争がさらに続き、戦後が訪れたわけではない。
日本の侵略戦争を美化したがる人の中には、「日本が欧米の植民地支配からアジアを解放した」と言う人がよくいる。さらに、「日本の植民地支配で中国や韓国にインフラを整備したことを評価しろ」と考えている人もいる。こういう人たちは、視点を変えるということができないように思う。方法は簡単で、自分がアジア、中国や韓国の人で、家族を日本人に殺されていたとしたら、こんな風に開き直る日本人を許せるだろうか?と考えるだけだ。ただ、厄介なのは、「南京大虐殺はなかった」とか「従軍慰安婦はウソだ」という人たちには、そういう理屈が通用しない点だ。どんな根拠に基づいているのやら。自分で調べるのは面倒なので、誰か教えてくれないものか。
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明日5/3憲法記念日、10:00から札幌市共済ホールにて「2006憲法を語ろう道民集会」が開催される。改憲派が勢力を増す今こそ、日本国憲法と北海道、自分自身の将来を考えるべき時だろう。
2003年の集会にも参加しているが、その時の講演者の一人、一橋大学教授、イ・ヨンスクさんは、母国韓国の憲法や日本国憲法について、韓国の人たちがどう考えているかを語っていたのを覚えている。韓国では政権が変わると都合のいいように憲法が改正され、憲法の権威自体が低くなり、日本国憲法に対しても同じように考えているそうだ。
「不磨の大典」と呼ばれていた明治憲法に対して、改憲派は「日本国憲法を不磨の大典にしてはいけない」と言って攻勢をかける。しかし、必要もないのに政権の都合で一旦日本国憲法を変えてしまえば、もう二度と取り返しがつかなくなる。改憲が本当に必要なのか?!
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メーデーにちょっと顔出したし、ゴールデンウィークだし、そういう気分になったので、せっかくの映画の日ということでシアターキノへT山くんとデートに行った。整理券を受け取ってから昼食をどこかで食べるつもりだったが、雨も降ってるのでキノ・カフェで済ませることにした。
利用するのは今回が初めて。キノカレーのセットを注文し、食後にコーヒーを頼んだ。カレーはルーカレーで、味はまろやかすぎて全然辛みがない。おいしいんだけど、ちょっと物足りない。日曜日に食べたスープカレーとは全然違った。
期待していなかった食後のコーヒーがうまかった。大したことないだろうと思いつつ、とりあえずブラックで飲んでみると、とても飲みやすい。煎り方が若干浅いので、好みと比べるとコクが足りないが、最後まで酸味が出ずにおいしく飲めた。今度来た時も、ここでコーヒーを飲みたいと思う。
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4/27に再投稿した論文が、エディターからレフリーに送られたようだ。データも議論もずいぶん追加しているので、最悪の場合は別の論文として投稿し直さなければいけなくなるが、どうやらそれだけは避けられたようだ。
最初の投稿の後、レフリーからコメントが帰ってくるまで1ヶ月かかっているので、おそらく今回も同じだと考えると5月の末には返事が来るだろう。再投稿の準備に3ヶ月もかけたのだから、今度こそ通らないとテンションがかなり下がる。
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学校へ行く途中、大通公園に少しだけ寄って、メーデーの集会の様子を眺めた。あいにくの雨にもかかわらず、会場へ向けて傘を持つ人たちが集まって行く。10:30にはすでに人で溢れていた。ただ、居心地の悪さを感じて、会場を見渡しただけで、すぐに学校へ向けて自転車を走らせた。
小さかった頃は、母親に連れられてよくメーデーに参加した。みんな色とりどりのプラカードに山車を用意して、子どもの自分にはパレードと何も変わらなかった。まさに祭典だった。
日本の右傾化、ファシズムへの回帰が進めば、こうした集会ですら取り締まられることになるのだろう。
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