医療費個人負担増
今や与党の常套手段と化した強行採決によって、高齢者の医療費負担増を含む「医療改革法案」が衆院で可決された。このような、数にものを言わせた国会運営は、日本の民主主義の終焉を強く感じさせる。
高齢者の医療費負担は、現役世代の老後への不安を増し、貯蓄あるいはリスクの高い金融商品への投資を進める危険性を感じる。さらに、アメリカの保険業界の圧力で、保険がきかない「混合診療」が拡大される。所得格差が医療格差をもたらす仕組みづくりが行われる。つまり、医療においても、アメリカの仕組みが押しつけられることになる。
そう。今になってどんなに愛国心を煽ってみたところで、アメリカの植民地である事実には変わりない。
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