06/6/18 富良野岳
今シーズンの滑り納めに、S木さんとJOくんとともに富良野岳の雪渓を目指す。
4:40に予定より10分遅れでS木さんと、JOくんを迎えに行くと、長い間鳴り続ける呼び出し音の後に聞こえたJOくんの眠そうな声。「おはよう……。」気を取り直して、5:00に札幌を出発した。
富良野市には7時前に到着してコンビニで昼食を準備した。ここから見る富良野岳には、雪がほとんど残っていない。今日は春山登山だろうか、と不安になる。農道を通り、林道を抜けてニングルの森登山口に7:40到着。中腹からピークにかけてガスっており、雪の様子が分からない。とりあえず、急いで準備し8:00に出発。
林間コースを通り、9:50にようやく原始ヶ原に到着。ここから富良野岳を望むと、求めた雪が目に入る。すでに相当参っていたが、俄然気合いが入る。ただ、ピーク付近は雪が残っていない。どうやって雪渓までアプローチするか問題になったが、とりあえず夏道を登っていき、雪渓のそばまで行ってから考えることにした。ここで十分休憩を取って湿原を進む。
原始ヶ原は初めてで、まさか湿原をそのまま進むとは思っていなかった。長靴で来たから歩くのは問題ないが、当然湿原を痛めることになる。登山道らしい筋に上の方から水が流れてきている。それも、いく筋。今さら引き返せないが、罪悪感を感じながら、できるだけぬかるんだ登山道を選んで歩く。
11:00には登山道の雪渓下部と同じくらいの高度へ到達した。雪渓を登るか、夏道をピークまで登るかの選択は、予定からの大幅な遅れと疲れ具合を考えて、とにかく夏道を登れるところまで登ることにした。それでも、言い訳程度には雪が残っていた。
13:00、1600mまで登った頃には、ピークも足下もガスって来て、視界が悪くなった。このままピークまで行っても景観は期待できないため、時間もおしてきているので、夏道に残っていた雪を滑って今シーズンの滑り納めにすることに決めた。100mほど降りて13:30、やっと滑り始める。
視界も悪く斜面も狭いので、セーブしながらショートターンで降りる。途中岩が露出していたりで、JOくんは穴に落ちかかって岩に板を擦っていた。
滑走はあっという間に終わり、14:30に再び板を担いで下山開始。バテバテで
15:30に原始ヶ原へ到着する。ここから途中まで、滝コースを通ってピークへ行ってきた登山夫婦の道案内をしながら下る。一人後ろから遅れながら歩き、なんとか16:40には登山口にたどり着いた。
とにかく、長靴で下るのが大変だった。靴擦れするし、膝にも負担がかかる。それに、板がつっかえて、沢の周囲の岩場が歩きづらい。もう少し板を上に付けていれば良かったかもしれない。
ゆっくりしているとキックオフに間に合わないということで、荷物を車に積んだら急いでフラヌイ温泉に向かった。その後、のぼせ気味のまま唯我独尊へ車を走らせる。入り口で「ふらの『九条の会』のつどい」のビラを見つけてちょっとうれしい。今まで食べたいと思っていた「オムカレー」と「フランク」を注文。オムレツはふっくらしていて、中からとろけたチーズが出てきておいしい。フランクもマスタードをつけるとなかなか。
ビデオを見ながら腹一杯食ってレジへ向かうと、2,500円も請求された。「?2,500円?」どう考えてもおかしいので、店員に聞き返したら、やっぱり1,600円の間違い。なんと900円も多く請求されていた。ところが、気のいいJOは300円も余計に払わされているのに後から気付いて文句を言っていた。
疲れと眠気で死にそうになりながらなんとか札幌に着くと、ちょうどキックオフ。自分の家に着いたことには前半終了間際。歯を磨いてとりあえずテレビの前に座る。気付いたら寝ていた。試合結果は次の日知った。
【11/5/31 追記】
動画をYouTubeに変更。
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