07/3/10 羊蹄山
またまた前日ニペソツから帰って来たばかりのやっちくんを連行して、S木くんと3人で羊蹄山に行って来た。前日晴れていた小樽方面よりも、曇っていた後志方面の方が雪がいいだろうという読みで、羊蹄山喜茂別コースの樹林帯を選んだ。
一時は雨の予報が出ていて心配していた天気が嘘のように晴れ渡った。今日も羊蹄山の全景が見渡せる。これも自称晴れ男のS木くんのおかげだろうか。先週と同じく8時くらいの遅めの時間で駐車スペースに着くと、なんとすでに8台も車が停まっていて、準備している間にも1台やって来た。やっちくんも「空前のバックカントリーブームだ」と驚いていた。岐阜ナンバーの車もあった。遠征?
トレッカーとシール登行に慣れてサクサク上っていくS木くんと対照的に、ニペソツの疲れが溜まっているやっちくんと根性なしの自分は、S木くんに着いて行くだけでもしんどかった。期待していた雪は、サラサラの新雪が10〜15 cmほどで、少しガッカリだ。先行のトレースをひたすら辿って登っていると、1000 m前後で上から滑り降りてくる一団に出会った。2人のグループと4人のグループのようだったけれど、4人のグループの方は一人を除いてみんなテレマークだった。せっかくなのでちゃっかり盗撮。
それから100 mくらい登っただろうか。まだ登りたそうなS木くんに力のない視線で「もういいんじゃない?」というメッセージを送って、樹林の切れ目くらいから滑ることに決まった。ここで少し休憩。このころには、風も強くなって来て、ピークから雲が降りて来た。登っているときにピークを目指していた一団が見えたけれど、この条件だとつらそうだ。
S木くんが自分の板を試乗して、登るときにぜんぜんズレないことに感動していたようだ。今思えば、トレッカーを試乗させてもらえばよかった。せっかく同じLANGEでソールサイズも一緒なんだし。
さて、いよいよ滑降。今回は、ビデオ撮影に気合いを入れてみた。もう暖かくて低温対策しなくていいので、ビデオカメラは2台体制。しかも、先シーズン購入して1回しか使っていなかったワイドコンバージョンレンズを用意。ハンディーカムはS木くんに任せて、自分はSHARPの旧式のファインダーをのぞく。もちろん、やっちくんはいつものように先に滑ってカメラを構えて、ベストショットをお見舞いしてくれる。
上の方は若干モナカだけれど、適度な浮力でトップが雪面より上に出ていれば、先行のトレースに引っかからない限り気持ちよく滑れた。Gotamaにも大分慣れた感じだ。S木くんはさすがにうまい。今日も無駄がない滑りだ。今日のやっちくんの滑りをビデオで編集していて、テレマークもかっこいいと思った。疲れていたみたいだけど、テレターンのカービングがさまになっていた。ちょっとやってみたいかも。滑り降りていくと、途中から気温が急に高くなって湿雪になり、板が滑らなくなった。出発がもう少し早かったら、間に合っただろうか。
最後の長い林道をだらだらと滑り降りて車のところへ着くと、もう3台しか残っていなかった。片付けてから京極温泉に行った。暖まった後で京極市街地の食べ物屋を探したけれど、それらしいところが見つからないので、先週と同じく喜茂別の「味の三㐂」を目指した。ところが、営業中の看板にも関わらず、のれんがかかっていなかった。仕方がないので、ちょっと移動して「かたくり」へ行った。今日もお腹いっぱい。
盗撮ビデオ
今回静止画をSHARP VL-MR1 PROで撮影した。やっぱり使えない。
やっちくんが撮ってくれた写真はフリッカーに。
【2019/3/6 修正】
動画をYouTubeに変更。
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コメント
いいなーいいなー羊蹄!!!
投稿: O田 | 2007年3月13日 (火) 12時58分
いいしょー!羊蹄山も残すは比羅夫コース。早く一緒に滑ろう!
投稿: H本 | 2007年3月13日 (火) 13時04分