07/3/24 札幌国際
N田くんと前から約束していたので、最終的に場所を札幌国際に決めて飛びに行って来た。ばんけいチケットがまだ残っているけれど、くるとくカードのスタンプがいっぱいになるから昼食代がうくと思って。
ところが、待ち合わせの場所に車で迎えに行って、10分以上待っても連絡がない。心配になって電話をかけてみると、なんと寝坊。一人で行くように言われても、やっちくんからの旭岳のお誘いを断っているので気持ちが修まらない。寝ぼけてそうなN田くんを1時間後に待ち合わせ場所に呼びつけて、車を出した。すると、一緒に行こうかどうか迷っていたS木くんからメールが来て、札幌国際に滑りに行くということだった。あっさり一人で行くことにしていれば、S木くんに拾ってもらうことも出来たんだ。な〜んて下衆なことを考えながら、どっちにしても性格悪いと自己嫌悪に陥りつつ一旦家に戻った。
ビデオを編集しているとN田くんから連絡が来たので急いで迎えに行った。あとはテンションを上げ直してスキー場に向かうだけ。この時点で罰ゲームは基礎スキーにしようと思っていた。
スキー場に着いて準備してから外に出ると、ちょうどS木くんがいた。GS板で来ていて、試乗会に参加してから一緒にパークで遊ぶということなので、一旦S木くんと別れて二人でリフトに乗った。上に着くと天気がよくて、海まで見渡せた。こういう日に飛ぶと気持ちいい。一気にテンション上昇。
N田くんのフリーランを見ながら、適当に滑ってパークまで行った。ちょうど、N田くんが滑り始める時に近くにいた上手そうなスキーヤーがN田くんを見て、「飛びの若者かな。……。大したことないな。飛びばっかりやっているから飛びは出来ても、(滑りが)うまい人っていないよね。」なんて会話をしていた。これを聞いてスイッチが入ってしまった。フリーライダーをなめんなよ!
気合いを入れてカービングしたけれど、板が走らない。やっぱりキレキレ板が欲しい。そんなわけで、準備体操はしたけれど、今日は滑ってウォーミングアップもせずにパークに入るなんて愚かなことをしてしまった。さすがにチャレンジは一回目はチェックだけでスルーしたけれど。チャレンジキッカーはちょっと飛び出しが低くなっていた。前は2 mくらいあったのに。飛びはともかく、春の悪雪に手こずりながらも、今日はやたら気合いを入れて基礎スキーしてた。
N田くんの基礎スキーを撮影しなかったのが今日の一番の失敗。N田くんの滑りは危なっかしいけど、飛ぶだけなら今までどうでもいいと思っていた。罰ゲームのつもりでちゃんと見てみると、本人が習ったことがないというだけあって、ターンの基本動作ができてなかった。ボードできるそうだから、今考えてみるとちょっと不思議だけれど。とにかく、自分の滑りを見るのが一番薬になるんだけどうっかりしてた。
飛びの方は、相変わらずN田くんが怪我をしないかハラハラしながら遊んでた。N田くんじゃないけど、膝を痛めてからはあまりスピン系は練習していないので、踏み切りの変な癖と目線がダメで最悪だった。ストレートだと踏み切りもそこそこなので、ポコジャンでもDogenならグラブができる。一方、チャレンジになるとビビってるのとアップ系ですっぽ抜けないようにしているのとで、踏み切りが甘くてグラブのタイミングが早いみたいだ。
チャレンジを飛んだ後、N田くんがネットのところでS木くんと話しているのを見つけて近づいてみると、S木くんが面白いものを履いていた。一瞬、ドクター中松の発明品を想わせる逆ベントの板。しかも幅がめちゃめちゃ広い。K2の「なんとかベント」って板らしい。コース脇はすごく滑りやすくて全然沈まないそうだ。でも、コースでの滑りを見ていると、この板はコース外でしか使えない板だと思った。滑っている間中ずっと、トップとテールが上下にぶらぶら揺れている。もちろんカービングは出来ないそうだった。
一緒に昼食を食べてから、試乗会に行くS木くんとまた別れて二人でパークへ。何本か飛んでいると、ビギナーでS木くんと合流。S木くんはGS板だけど、3人で遊んだ。すると、恐れていたことが……。360をやったN田くんがランディングで板を引っ掛けて、膝をまた負傷。N田くんは一旦休んでから合流して、再びスイッチランディングを失敗して転倒。どうもこの時にスキーブレーキが曲がったようで、次にスイッチでアプローチ中に転倒。ブレーキが引っ掛かったみたいだ。
一本だけS木くんと板を交換してもらって、GS板を滑ってみた。感触はレールに乗っているよう。レールと言ってもジブじゃなくて、線路を走っているような感じ。踏んでも全然たわまないし。雪がこんなにシャバシャバじゃなかったら、スピードが出て面白そう。恐いけど。
N田くんはブレーキを直すために休んだ。その間にS木くんとダウンヒルを滑ったので、もう帰ろうかと思いながらN田くんと合流。直ったようけど、今日はもう滑らないということなので、ようやくこの日は終了。後味悪いな。
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コメント
やっぱチャレンジキッカーはでかいよ。
最後の写真見ると大空に飛んでるよね。
あー、コワイコワイ。
投稿: S木 | 2007年3月25日 (日) 09時36分
言われてみると、確かに身長の数倍の高さが出ているように見えるね。でも、繰り返して飛んでいると、だんだん慣れてコワくなくなるよ。スピードと同じように。それに、この滞空時間の長さがフワッとしていて楽しいんだよね!N田くんもそうでしょ?
投稿: H本 | 2007年3月25日 (日) 09時59分
N田くん相変わらず。
H本ぜんぜん踏み切っとらん。(辛口)
ああうらやましい。
投稿: soto | 2007年3月25日 (日) 21時40分
N田くんとパークに入るとむしろこっちが恐いよ。
ビギナーの360は論外だけど、そもそもチャレンジで踏み切るつもりないよ。アップ系であれだけデカかったら、黙っていても上がる。これ以上の高さは恐いので遠慮しとくよ。あれが今の自分の限界。高いの恐くない?
うらやましいなら帰っておいで。今まで1年間よくがんばったね。
投稿: H本 | 2007年3月25日 (日) 22時09分
まったくもって相変わらず。
自重しないと。うーん・・・。
あと、チャレンジはH本さんの言うとおりw
最初はビビるけど、やっぱり慣れますよ。
むしろ慣れたら大きい方が気持ちいい~。
投稿: N田 | 2007年3月25日 (日) 23時40分
チャレンジは、これまではアプローチから既にビビってたけど、今は飛び出してからビビる。まだ気持ちよくはない。もしかしたら、根本的に高いのダメかもしれない。高いところってどっちかっていうと苦手だし。ってことは、クライミングもダメじゃないか!
投稿: H本 | 2007年3月25日 (日) 23時59分
そんなにでかそうに見えない。
ビデオだから?
投稿: soto | 2007年3月26日 (月) 02時12分
こうなったら、自分で飛んで確かめようか!
投稿: H本 | 2007年3月26日 (月) 06時38分
いつまで滑れそうなの?
投稿: soto | 2007年3月26日 (月) 23時42分
3月中旬にまとまった雪が降ったから、ゴールデンウィークまでは確実に滑れるんじゃないだろうか。積雪チェックしてみるといいんじゃない。S倉くんと今度パークに行こうって話になっているし、来てみたら。
投稿: H本 | 2007年3月28日 (水) 15時56分
実は今シーズンラストかなぁと思いつつ(他の出費がかさむので・・・)、前回滑ってたんですけど、GWまで持ちますかねー?
持つならもう少し行きたいかな?
もう怖いと思わせないようにしたいなとw
投稿: N田 | 2007年3月29日 (木) 00時06分
これからチケットも安くなるし、暖かくなって雪が柔らかく転んでも痛くない(怪我もしづらい?)し、むしろ飛びジブのシーズンがようやく始まったと思う。ハイシーズンはやっぱり飛びジブよりパウダー滑りたいっしょ。春、ゲレンデの腐った雪を楽しむために飛びジブはあるんだと少し思ってる。先シーズンはTシャツで飛んだら気持ちよかったなぁ。
投稿: H本 | 2007年3月29日 (木) 07時06分
GWでも飛べそう?
投稿: soto | 2007年3月30日 (金) 03時14分
GWまで雪は、まあ十分だと思う。あとはスキー場のやる気次第。去年の中山峠は5月の最後の土日まで営業してたはずだよ。
投稿: H本 | 2007年3月30日 (金) 10時48分