ハリストス正教会
トラピスト修道院を出て国道を通り、12:00くらいに函館入りした。ともえ大橋を渡るとレンガ造りの倉庫を改装した店が建ち並び、観光客で溢れていた。そこを通り抜けて左折して、信号が青に変わるのを待っているときに、日本最古のコンクリート電柱が立っているに気付いた。
箱館山へ向けて車を進めると、国道の左手に急な坂道がいくつも現れて来る。ここを登って行くとハリストス正教会があるはずだった。ここらへんは車の乗り入れが規制されているので、ロープウェイ乗り場近くの駐車場に車を停めた。そこから教会まで行く途中に公園があったので、作って持たせてくれたおにぎりなどを食べた。
食べていると、後ろから「バキっ」っという音が突然聞こえて来た。車が坂道をゆっくり降りて来るのが見え、その車はすぐに停まって人が降りて来た。車の後ろに回って調べている。車が降りて来た先に目をやると、ガードレールが曲がっているように見える。やってしまったようだ。隣のベンチにいた家族が、「自分の車は気にしても、ガードレールは気にしないんだね」って話していた。
朝の残りも入っていた弁当は、思いのほか腹の中にずっしりと納まった。空腹も満たされたので、落ち着いた路地を歩いて行くとすぐに教会へたどり着いた。こうした建物があるところは、さすが函館だと思う。街並といい、古くから栄えていた趣を感じた。
雨こそ降らないものの、昨日のような青空とは比べるまでもなく、桜も元気がないように見える。
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