大沼公園
GW終盤の5、6日は、道南に住む親戚を訪ねる家族旅行。初日は五稜郭公園の桜を目指す。
前日の夜から喉が痛い。風邪をひいたのか、少し腫れているようだ。身体の具合も良くないので、様子をみながら準備をする。動いても大丈夫そうなので、出発に備えて夏タイヤに交換することにした。
5、6月も峠道を通ることにはなるので、パンクしてもわざわざスタッドレスタイヤを買ったばかりだった。けれども、話を聞いていると夏タイヤでも問題なさそうだし、最悪、山へ行く時は交換するくらいでもいいと思うようになった。というのも、さすがに今シーズン買ったばかりのスタッドレスタイヤが勿体ないから。GW道南に行く時に、どうやっても雪に遭うことはなさそうだし。そういうわけで、物置に仕舞ってあったPlayzを取り出して急いで交換した。ワイパーも交換。スキーキャリアも外した。
交換が終わって家を出発したのは8:15。体調の様子をみていたせいで、1時間程度出発が遅れた。国道230号線を通って、途中、中山峠で休み、喜茂別を経由して豊浦の道の駅へ着いた。そこで、ホタテ焼きとホタテ弁当を食べた。ホタテは生きが良くて、半生で柔らかくとてもおいしかった。
海岸線の国道を走り、長万部のドライブインで再び停まり、今度は蒸しホタテとてっぽう汁、かにめしを食べた。こうやってその土地、その土地のものを食べながら進むのは楽しい。
今度は温泉に入りたいということなので、大沼公園に寄って、ガイドブックで見つけた駒ヶ岳が見ながら湯船に浸かれるという流山温泉に行くことになった。途中で一度迷ったものの、大沼を見ながら走って14:00くらいに到着した。
入浴が800円と高くて驚いたけれど、ペラペラで薄いけれどフェイスタオルをもらえて、内装もキレイでドライヤーなど設備もよく、どちらかというと高級指向の温泉だった。浴室も含めて館内には、なぜかジャズっぽいピアノが流れていた。温泉のお湯自体は、まあ、そこそこだと思う。湯船からの景色は、内湯からは駒ヶ岳が眺められるけれど、露天風呂からでは手前の丸太が邪魔になって見えない。また、この日は風も強くて少し寒かった。
電車の客室を転用した休憩室で、受付前で売っていたアイスクリームを買って食べた。地元で作ったもので、ミルク味を食べたのだけれど、ハーゲンダッツのリッチミルクにとても似ていておいしいけれど、値段までそっくりだった。
車に戻ると15:00。五稜郭公園に行ってから親戚の家に18:00までに到着するのは無理だったので、五稜郭公園はあきらめて、大沼公園を少し散策することにした。ここは自転車の貸し出しをしているようなところで、大沼の周りをぐるりと歩道が整備されている。この日は、翌日開催されるマラソンか何かの練習で走っている人もいた。自転車を借りるのは面倒なので、車で通り過ぎたミズバショウの群落へ歩いて戻ることにした。
歩いていると、ここまで来る時にもあちこちで咲いていたコブシの白い花が青い空にとても映えている。花の知識がない自分にはさっぱり分からないけれど、黄色い花も咲いていた。男山自然公園で見たオオバナノエンレイソウやナニワズも咲いていた。ゼンマイ?はちょっとグロテスクだった。
16:00を過ぎるとだんだん暗くなって来たので、結局ミズバショウの群落へは辿り着けないまま車に戻った。その後、国道228号線を通って江差へ抜け、親戚の家まで急いだ。この日は夕日がとてもきれいだったのだけれど、予想以上に遠いことが分かって、カメラを構える時間もとれずにひたすら運転した。ときどき夕日を見ようと停まっている車の横を通り過ぎると、ちょっと悲しい気分になった。
ちょうど日本海に日が沈んだ頃に、親戚の家のある部落に着いた。ところが、親戚の家がどこにあるか家族の誰も知らないので、結局電話をかけて迎えに来てもらった。ここを訪ねるのは、もう8年ぶりになる。
夕食には山で採って来てくれたフキや海の幸がどっさり。いつも送ってくれるのだけれど、さすがにここで食べると一段とおいしい。飲めないのに勧められたビールをついつい飲んで、早々と布団に入るとさすがに疲れたのかすぐに寝てしまった。
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コメント
?はスイセンだろ!
しかし道南とは。本当に6万キロになりそうだね。
投稿: O田 | 2007年5月 7日 (月) 21時55分
そうそう。スイセン。スイレンとごっちゃになってた。
もう6万km越えたよ。今回の旅で700km走ったよ。
投稿: H本 | 2007年5月 7日 (月) 21時59分