函館カレーエクスプレス
五稜郭公園が一部工事中で、登ったり降りたり、進んだり戻ったりしているうちに迷ってしまい、待ち時間に少し遅れてしまった。五稜郭タワーの中へ戻って家族と合流して受付の方を見てみると、自分が登った時よりも長い行列ができていた。GW最終日でも、まだ帰らない人が多いのだろうか。
このまま札幌へ帰ると途中で腹が空きそうなので、少し早いけれど夕食をとることにした。五稜郭タワーには、函館のカレーの老舗、五島軒の「函館カレーエクスプレス」があったので、そこで食事した。そもそも、五島軒なんてカレーの店は知らなかったけれど、実は有名な店らしかった。けれども、五稜郭タワーの混みように反して、店内はガラガラだった。
「百年の伝統の味」と書いていたので、「イギリスカレー」を注文した。しばらくすると、カレーが運ばれて来た。見た感じは、ホテルなどで出て来るカレーと同じだ。食べてみると、味の方も同じだった。特別うまいカレーではなくて、普通のカレーだった。味ではなく、歴史を楽しむ函館ならではのカレーということだろう。「フランスカレー」と「ハヤシビーフライス」も食べたけれど、カレーはやっぱり普通のカレーで、ハヤシライスも肉が食べ応えがあるだけで、とてもおいしいというわけではなかった。
カレーはともかく、店内で流れている曲は自分好みでよかった。食べている時に小さい音で流れている音楽が気になっていて、初めはテクノっぽく聞こえていた。けれど、よく聞いてみると、kaleidoscopioだった。その次の曲が、Studio Apartmentの「Isn's she lovely」。カフェミュージックなカレー屋だった。
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