天然豊浦温泉しおさい
学習会が終わったので、次は、Kさんが知り合いから勧められたという豊浦の温泉、「しおさい」に行く。しおさいに行くと話したら、岡田先生たちも一緒に行ってくれることになった。
実は、Kさんもしおさいの場所を知らないので、O田の車に着いて行った。豊浦を過ぎて少し走ったところで、海の方に降りて行くと、フェリーのような大きな建物が現れた。しおさいの公式サイトにも外観が載ってない。やっぱり失敗したと思たのかな。写真を撮ればよかった。
岡田先生が胸ポケットから取り出したのは、なんとしおさいの回数券。Kさんと二人で驚いてしまった。ちょうど4枚ということで、お言葉に甘えて温泉おごってもらった。ありがとうございます。
建物の中はきれいで広い。最近あちこちで増えている、スーパー銭湯的な温泉だった。風呂場に入る前に、何時に待ち合わせるかの相談。16:20だったので、岡田先生からはO田とアイコンタクトしながら17:30という提案があった。けれども、Kさんからは18:00という、自分にはちょっと驚きの言葉が出て来た。1時間40分も温泉に入るのが想像できない。考えただけでものぼせた状態で、更衣室に入って行った。
ロッカーは100円が戻って来るのでよろしい。浴室に入ると、とにかく広い。湯船もいっぱい。高温湯、源泉湯、低温湯がそろっていて、中央には泡風呂、もちろん露天風呂もある。洗い場も広かった。源泉は茶色くて温泉っぽかった。ただ、O田も言っていたけれど、ちょっと塩素臭い。ここの温泉は、男湯と女湯を入れ替えているらしく、今日は和風露天風呂が男湯だった。O田がこっちに入るのは初めてだと言っていた。その和風露天風呂だけど、フェリーの後部デッキを模したつくりの場所にあって、なんかピンと来ない。せっかく海の側なのに、湯船から海を眺めることも出来ないし。
それでも、とにかく18:00までなんとか時間を稼がなくてはいけない。露天風呂にずいぶんだらだら入っていたけれど、さすがに限界。内湯に入ってみると、時計はまだ17:30前だった。内湯で温まり直してから、さっさと上がって着替えて休憩室へ行くと岡田先生が横になって休んでいた。ちょうど17:30。それから20分くらいしてから、ようやくO田が出て来た。さすが、長湯のO田。その5分後にKさんも出て来た。
休んでいる時に話した時に知った衝撃的事実。Kさん、実は17:00にはあがって髪を乾かして化粧をしていたとか。女の人って、そういう人もいたんだという驚き。まあ、たまたま身近にそういう人がいなかっただけなんだけど。
温泉入っていると何か変で、妙に足が痒かった。風呂から上がって、なんだか下半身が痒い。岡田先生に話したら、草にかぶれたんじゃないかということだった。カッパを着ていたので、まさかと思ったけれど、雨が降っていると、カッパを着ていてもかぶれるらしい。しかも、南側の外輪山の辺りは、そういう草が生えているそうだ。草にかぶれやすい体質だってことも、今頃気付いた。
小腹が空いて来たところで、二人がおいしいというしおさいのレストランが気になりつつも、一緒にしおさいを出て札幌へ帰ることにした。途中、ガソリンを入れるためにO田と別れて虻田まで戻った。しおさいに来る時は営業していたENEOSがもう閉店してる。しょうがないから、そばのシェルで2,000円分だけ給油した。O田が通って行った国道230号線の新しいトンネルを通って洞爺湖畔に出て、そこからひたすら札幌へ向かった。腹も空いていたけれど、これといって店も知らなかったので、札幌まで帰って穀物祭に行くことにした。
20:00には穀物祭に着いたので、ゆっくり遅めの夕食ととってから、Kさんを送って家に戻ったのは22:00過ぎ。帰りを心配していた祖母がカーテンの隙間狩らぬ〜っと顔を出しているのを見て驚いたけれど、荷物もそのままにしてさっさと自分の部屋に行って寝ようと思った。そこに、すごい顔をした母が「大変なことになった」と言う。あまりに衝撃的な話に呆然としてしまった。現実感がない。
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