赤レンガ道庁
北大キャンパスを散策した後に立ち寄った。
四方をビルで囲まれているところは、何とも居心地が悪い。普通にカメラを構えると、必ずと言っていいほどビルが入る。
この場所で、雲から陽射しが出るのを待っていたら、年配の女性に使い捨てカメラのシャッターボタンを押すのを頼まれた。もう何年も使ったことがないので、ちょっと緊張してしまった。どうやって撮るか注文を言ってくれたので、その通りに従ってファインダーを覗いてシャッターを切った。「プチン」という頼りない感触が返って来た。デジカメと違って、その場で確認できないのも不安。フィルムだから、そう簡単にもう一枚撮る分けにもいかない。やっぱりデジカメは便利だ。
この女性は、どうも自分のことを写真を撮るのが上手いと勘違いしているようだった。大きなカメラは誤解を招くようだ。見かけ倒しなんだけど。札幌に住んでいる人で、道庁の桜が咲く頃だろうと思って来たそうだけど、南側の桜がつぼみの状態だったのでがっかりしていたそうだ。種類はよく分からないけれど、道庁で一番多い品種のようだ。五稜郭公園や北海道神宮の桜の話もした。北海道神宮の桜は、五稜郭公園とは違って、高いところにあって見上げるような感じらしい。まだ行ったことがないので、気になるところだ。
池のそばにコブシが咲いているところは、去年、朝来た時にはカメラオヤジたちが群がっていた。この時間にはもういないようだった。
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