昆布川温泉 幽泉閣
ふきだし公園でゆっくりしていたらいつの間にか昼を過ぎてしまった。急いで真狩の「湧水の里」へ行ったけれど、すでに油揚げは売り切れていた。がっかり。
しょうがないので、豆腐をあれこれ買った。おからドーナツが今日のランチ。店の外にある石の椅子に座ってひなたぼっこしながら食べた。天気がよくて陽射しは暑いくらい。春の陽射しで暖められた石の椅子が、ほんのり暖かくてお尻が気持ちよかった。食べ終わってから水を汲んで、ジャガイモ詰め放題も。これで、今日の買い出しは終了。
ようやく、今日の目的地の昆布川温泉に向かうことになった。「昆布温泉駅のすぐそばにある温泉がいい」という話を聞いたから行くことにしたのだけれど、昆布温泉駅が見つからない。地図を見ると、昆布川温泉というのもあるようだ。昆布温泉ではいつも鯉川温泉に入っているけれど、今日は通り過ぎて、T字路も五色温泉とは逆に折れてそのまま下って行った。薬師温泉への入り口も通り過ぎて、さらに下って行くと、左手に昆布川温泉病院が見えた。近づいて来たようだ。
ついに、踏み切りの直前の右手に発見。でも、踏み切りには「ミス昆布川温泉」みたいな服を着た女性と駅員らしい人たちがいるので、Uターンするわけにもいかず、一旦踏み切りを越えて方向転換して戻って来た。戻って来た時に、ちり紙をもらえた。ちり紙をもらうために戻って来たと思われてたらやだな。
幽泉閣は結構大きな建物だった。手前の駐車場はいっぱいで、奥に車を停めた。玄関を入るとすぐに受付があり、左手に進むと浴室がある。靴を脱いで上がると、広い休憩室もある。貴重品ロッカーが100円が戻って来るタイプなのが嬉しい。
さっさと服を脱いで浴室に入ると、中がかなり広かった。洗い場の数もそこそこ。シャンプーとボディーソープもあった。身体を洗ってから湯船に入ると、手がぬるぬるして驚いた。予備知識なしに来たので。お湯は、昆布のだし汁みたいな色。温度はぬるくも暑くもなく丁度いい。露天の景色は論外だけど、あるだけいい。内湯はのぼせやすいので好みじゃないから。
ゆっくり暖まって、待ち合わせの時間に間に合うようにあがって、休憩室で本を読んで祖母が上がって来るのを待った。1時間後に休憩室で待ち合わせているのに、10分経っても出て来ない。20分経っても出て来ない。25分経った時に、いい加減心配になったので、スタッフに頼んで見て来てもらうことにした。すると、もう着替えているところだったようだ。よかった。
あとで聞いたら、自分では1時間しか経ってないつもりだったらしい。あんまり気持ちがよかったみたいで、つい長湯してしまったとか。気持ちは分かるけど、あまり心配させないで欲しい。年が年だから。
帰り際、たらの芽がパックで売っていたので、今晩のおかずに買うことにした。ホントなら、自分で採りに行きたいところだけど。まあ、今晩のおかずがそろったので、あとは札幌まで運転して帰るだけ。とはいえ、意外と遠くへ来たもんだ。
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