07/7/1 雨竜沼
ついに今シーズンも終了したので、リハビリも兼ねてS木くんと雨竜沼へ行って来た。
5:00に札幌を出発。出た頃の空は低い雲に覆われていた。けれども、雨竜沼に近づいて行くうちに、西から青空が広がって来た。雨竜の市街地に着いた時には、空には雲一つなくなっていた。国道から折れて雨竜沼ゲートパークへ向かう道路は、ダムのところからは結構な林道だった。とはいえ、一部は立派な舗装道路で、いかにも無駄な公共事業という有様だった。30分ほど林道を走って行くと、駐車場が左手に見えて、さらに進むと建物が見えて来た。ここがゲートパークのようだ。
さっさと支度を済ませて、入山届を書いて協力金を支払い、7:40に入山。リハビリが目的なので、今日は展望台まで行って帰って来る予定だった。余裕があるようなら南暑寒岳まで行こうとは思っていたけれど、それは二人の様子を見ながらということにした。
登り始めて数分で、「白竜の滝」に辿り着いた。
足下にも注意しながら歩いていると、道ばたにもいくつかの種類の花が咲いていた。
2本の吊り橋を渡って、結構本格的な山道を登って行った。
左手に川の音を聞きながら急な坂を登りきると川が見えて来た。さらに進んで行くと、両側に笹が生い茂る道の向こうに、残雪の山が現れる。暑寒別岳だ。つい、心がときめく。
暑寒別岳に気をとられながら歩いていると、いつのまにか雨竜沼のすぐ側に近づいていた。それまで見ることのなかった花がちらちらと見え始める。
すぐに木道が現れた。いよいよ雨竜沼だ。ここまで1:30で来た。
花は咲いていないけれどエゾベニヒツジグサ(スイレン科)かな?
11:40にようやく展望台に到着した。残念ながら、展望台は壊れていたので、手前の笹が邪魔して景観がよくない。それに、結構蚊が多い。着いてすぐ額を刺された。S木くんは脇の下とかを刺されたみたいで、相当辛そうだった。ここで昼休みを取ったけれど、もうすでに太ももに疲れが溜まっている。運動不足が深刻だ。
展望台のところですれ違ったおばちゃんには、南暑寒まで行って来るように言われたけれど、もう二人ともバテているので、予定通り日和って下山することにした。
まだ少し早いけれど、エゾカンゾウがちらほら咲いている。
雨竜沼を出たのが13:40で、まだ登って来る人がいる。特に、すれ違うのはレジャーっぽいカップルが多い。午前中の登山客とは対照的だ。
登山口には14:30に到着した。入山届の控えをポストに入れて、今日の山行は終了。S木くんはラムネを買って飲んでいた。体力が落ちているので、二人ともこれぐらいがちょうど良かった。少しずつ難易度を上げて行こう。もちろん、日頃の体力づくりも必要だと思ったけれど。今日は空気がきれいで、とても気持ちがよかった。自然はいいね。
15時過ぎにはゲートパークを出発して、新十津川温泉を目指した。
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コメント
雨竜沼いいすね~。めっちゃ青空ですね~。
「11:40にようやく展望台に到・・・」
の1つ上はシラネアオイですね。
「・・・予定通り日和って下山することにした。」
の1つ下はきっとチングルマでしょう。
見たことあるのはたくさんあったけど名前がすぐわかったのはこれくらいですね。他は花の本がないのでなんとも。
山行きたいなぁ。
投稿: やっち | 2007年7月 3日 (火) 06時33分
おつかれさま。すごく天気のいい日に行ったんだね。空の青さがすごい。エゾカンゾウはまだちょっと早かったみたいだけど、花の種類は今が一番多いのかも。雪渓見たら登りたくなってきた…。
投稿: O田 | 2007年7月 3日 (火) 08時48分
>やっち
確かに空が青かったけれど、実はRAWの現像で若干強調されているさ。
花の名前を教えてくれてありがとう。修正しておいた。実は「新北海道の花」と雨竜沼観光協会のサイト
http://www.uryunuma.info/main/info01.html
で調べたんだけれど、よく分からなかった。
雪山もいいけど夏山もいいね。
投稿: H本 | 2007年7月 3日 (火) 15時06分
>O田
そうだよね。雪渓見ると登りたくなるよね。S木くんなんか、「まだ滑れそうだね」って何度も言っていたよ。まあ、滑りはともかく、今度は登ってみたいと思う。
投稿: H本 | 2007年7月 3日 (火) 15時09分