ファーム富田
温泉に入っている内に腹が減ったので、残っていたおにぎりとかを車で食べた。時間はまだ13時になっていない。札幌から3時間かかったので、帰りも普通に3時間はかかる。16時までに帰れないのは明らかなので、具合が良くないけれど、思い切ってファーム富田に寄ることにした。
富良野はラベンダーで有名だけれど、ファーム富田には一度も行ったことがなかった。日曜日の昼時なので間違いなく混んでいると思ったけれど、車が止められなければそのまま帰ればいいと思って、十勝岳温泉から中富良野へ向かった。
上ホロカメットク山から下山する途中、咽が少し痛くて身体もダルくて変に熱っぽかった。下山したら下山したで、車の温度計を見ると、外気温が30℃を表示している。外に停めていたからと思いきや、いくら車を走らせても表示が下がらない。熱っぽいのは、下界が暑いからだろうと都合良く納得して、エアコン付けずに窓を全開にしてファーム富田まで走った。
一般車専用の無料駐車場が徒歩3分のところにあったので、そこに停めることにした。ところが、予想通り満車だった。出て来る車もそれなりにあるので、タイミングを見て上手いこと停めることは出来た。あまりに暑いので、まずは何か冷たいものを身体に入れたくて、売店に向かった。すると、メロンを250円で切り売りしていたので、すぐに買って食べた。味もさることながら、とにかくホッとした。それでも身体と頭の熱さは取れないので、自販機でジュースも買って飲む。
少し落ち着いたので、花畑まで歩いて行った。客が多いだけあって、花畑も広い。観光地として開発されてもいるので、至る所に売店があっていい商売をしていると思った。テレビや雑誌などでよく目にするカラフルな花畑が一番近くにあった。ラベンダーはまだ早咲きの品種だけのようだけれど、オレンジや赤、ピンクといった色鮮やかな花であたりが埋め尽くされている。ラベンダーよりもこっちの方が印象が強かった。
結局、いいだけきれいな景色や自然の花を見て来た後では、こんな花畑を見たところで全然感動しなかった。やたら観光客が多くて鬱陶しいし、自分のことしか考えてないおばちゃんたちも邪魔だし、全然落ち着かない。観光客が少ない時に来ないと、ただウンザリして帰ることになることが分かった。
ファーム富田には30分もいなかった。具合も悪いし、コンビニで冷たい飲み物を買って、すぐに札幌へ帰ることにした。途中、産直の売店でさくらんぼをお土産に買って行った。これは翌朝、好評だった。18時には札幌へ着いたけれど、そのころにはもう頭がボーっとしてかなり辛かった。どう考えても、この症状は風邪だ。間違いなく、前日に日の入を見ていて湯冷めして、この日の登山で悪化したんだろう。勢いでここまで来たけれど、無事に帰って来れてよかった。
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コメント
風邪ひきながらの山登りお疲れ様です。
今の自分ならファーム富田でもかなりはしゃいじゃいますよ。
ラベンダー畑きれいだなぁ。
お大事に
投稿: やっち | 2007年7月12日 (木) 07時51分
風邪をひいていたとは、下りて来るまで気付かなかったんだけどね。
ファーム富田もきれいといえばきれいなんだけど、ラベンダーはやっぱりもう少し背の高いものが好きかな。色もハイランドふらのの方が好き。
今週末は、いよいよ富良野岳に登って来るよ。
投稿: H本 | 2007年7月12日 (木) 16時15分