ペルセウス座流星群
13日深夜から14日未明までペルセウス座流星群を見ることができると聞いていた。流星群なんて一度も見たことがないので、流星群を見ることは今度の目的の一つだった。
親戚の住む集落の丘の上にはパークゴルフ場があり、おそらくそこなら観察にちょうどいいのではないかと予想していた。夕方、一人坂道を登ってパークゴルフ場へ偵察に向かった。マムシに注意するように言われたので、ビクビクしながら歩いた。途中にある墓にはたくさんの人がお参りに来ていた。国道を横切ってしばらく登ると、別の墓地がある。そこに母方の墓があるので、一応お参りしてから、すぐ隣のパークゴルフ場を見に行った。
さすがに、墓にはお参りの人たちがいても、お盆にパークゴルフをしている人は誰もいなかった。もっとも、こんなに暑い日にやろうとも思わないだろうけど。
パークゴルフ場のコースで視界が開けている芝の上に敷物を敷いて寝っ転がって見ることにした。坂道を引き返していくと、夕方のまだ強い日差しが海を照らしていた。
改めてみんなで墓参りした後、新鮮な魚介類であふれる夕食を食べ、夜に備えて一眠りした。23:30にセットした目覚ましが鳴る前に起きて準備を始めた。冥土の土産に祖母を連れて流星群を見にパークゴルフ場へ車で向かった。
夜のパークゴルフ場は明かりが全くないので、車のライトを消すと真っ暗だ。見上げた空には、札幌とは比べ物にならないほど多くの星が見える。ヘッドランプを付けて、夕方下見していた場所まで行った。敷物の上にシュラフマットを敷いた。蚊に刺されるのは嫌なので、虫除けスプレーも持って来た。さらに、スキーのヤッケを着て顔以外は全く露出がない。
準備をしている間にも、空を見上げると流れ星が時折夜空を横切っていった。寝っ転がって空を見上げていると、数分置きに流れた。明るさや長さ、見える場所も広い空のいろいろだった。初流星群を体験したので、あとはおまけの撮影。
とりあえず、バルブでシャッターを切っておいて、流れ星が消えるまで露光することにした。けれど、待てども待てども流れない。しょうがないので、だいたい30秒から50秒くらいの間で適当に撮影した。悲しいことに、ノイズ除去している間に明るいのが流れたりと、思うようにいかない。途中でレリーズがバグってシャッターが切れなくなった。安かろう悪かろうというヤツか。手でやるようにしたら、案の定蚊に刺された。
蚊に悩まされながら2時間粘ったものの、写真には全然期待できなかった。実際、流星が見えているっぽいのは1枚のみ。それでも、ぼんやりと薄い線が見えるだけ。天体撮影はポッとやってできるもんじゃなさそうだ。
5時には起きてイカ釣りに行くので、流星群を見た後帰ってずぐ寝た。
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