DAVE HOLLAND SEXTET
New Yorkではjazzが聴きたいとJasminにリクエストしていたので、2日前に調べてくれて、Blue Noteに行くことになっていた。Cotton Clubはticketが売り切れだったので、Blue Noteに行くことに決まった。barなら、早く行って並んでいれば、ちゃんと聴くことができるそうなので。そんなわけで、hotelに帰って休む間もなく地下鉄に乗り、West 4th St. Washington Square駅で降りた。
午前中は地下鉄で通り過ぎて行ってしまったので分からなかったけれど、雰囲気が全然違う。夜はちょっと怖そうだった。駅を出てすぐにBlue Noteの文字が目に入った。さすがに、まだ誰も並んではいないようだった。
中へ入れるのは18:00からなので、それまでは外で並んで待った。1番乗りなので、見える所に座れるそうだった。最初全然気付かなかったけれど、玄関に張り出した屋根はBÖSENDORFERのグランドピアノだった。
18:00を過ぎてようやく中へ入れてもらった。お金は最初に支払うのだけれど、支払いのときに店員に21歳以上かしつこく訊かれた。30歳だと答えたら店員は笑っていた。何歳に見えたのだろうか。
barの席でもステージに一番近い席に座ることができた。ただ、waitressが目の前を出入りする所なので、若干気になる。liveまでまだ2時間近くあるので、まずcocktailを頼むことにした。すると、今度はbartenderに21歳以上かどうか確認された。Jasminはそんなこと訊かれていないように思うんだけど。腹がへるので、saladとちょっとした料理も頼んで食べた。ダラダラ話したり、写真を撮ったりするうちに、いよいよlive開始の時間になった。この頃になると、table席も埋まっていて、かなりの数だ。自分よりラフないかにも観光客という人もちらほら見かける。驚いたことに、カウンターに座っている自分たちの後ろに、立ち見の客までいた。そういえば、Slow BoatにBarry Harris Trioが来たときも、立ち見でいっぱいだったのを思い出した。
マイクからの声でこの日演奏するDAVE HOLLAND SEXTETのメンバーの名前が呼ばれた。classical同様、jazzも全然詳しくないので、どんな人たちなのか全然知らなかった。カウンターに置いてあった冊子を読むと、Dave Hollandは有名な人たちとbasistとして共演して来たということは分かった。
jazzのどういう部類に入るのか分からなかったけれど、ちょっと好みではなかった。tromboneがあまり好きでないことに気付いた。とはいえ、liveはすばらしい。まあ、CDで全然満足してるけど。
liveが終わって、まだ少し時間が残っていたので、Empire State Buildingに登ることにした。A川親子はまっすぐhotelに帰るらしいので、34 St. Penn Stationで別れた。そこから34 St.を歩いていった。入り口にも結構観光客がいて、展望室へ行くまでに45分もかかるらしい。登るのは2度目とはいえ、他に行く所もないので、重い体を引きずって行列の最後尾に着いた。空港のようなセキュリティチェックを通り過ぎて、並んでから30分以上経ってようやくエレベーターにたどり着いた。
エレベーターを降りてすぐに外へ出てみると、かなりがっかり。どうやら上の方はガスっていて視界が良くない。今回のアメリカはことごとく天気に恵まれなかった。あまりきれいに見えないし、体調も悪いし、疲れて足腰が痛いので、10分も夜景を見ないで下に降りた。3色にライトアップされたビルを下から見た方が良さそうだった。
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