Le Colonialで銃撃に怯える
部屋の問題が解決したので、hotelの周辺をぶらぶら歩くことになった。といっても、歩くというのはデパートなどを見て歩くということ。MACY'SとかH&Mとか、よく分からないけれど、いろいろ服や鞄などを見て回った。飾ってある服はきれいだけど、日本人にはサイズが合わなそうだった。
小腹も空いて来たので、BroadwayをTimes Squareまで食べ物も探しながら歩いて行った。とにかく、hotelを出たときからずっと人が多い。歩道は人で溢れ帰っている。なんとかっていう名前の店は45分待ちなので、Jasminがベトナム料理店に電話で予約をして、そこまで地下鉄に乗って行くことにした。
subwayの駅に入って、Metro Cardを買ってsubwayに乗った。けれども、どうやら目的の電車じゃなかったようで、行き過ぎてしまった。その後も何度かplatformを移動して電車を乗り換えて、ずいぶん経ってようやくrestaurantにたどり着いた。
そのベトナム料理のレストランの名前は、なんとLe Colonial。ゲッと思ったけど、他の3人はあまり気にしていないようだ。高級な店で、観光客がポッと入るような感じじゃなかった。バックパックにデジイチ下げて、お土産のデカい袋を持っている自分が間抜けに感じた。
waiterはアジア系だった。ベトナム料理を食べるの自体初めてなので、Jasminの説明を聞いたけど、ほとんど任せて注文してもらった。飲み物はベトナムのビールを頼んだ。料理は上品でおいしいけれど、量が少ない。JasminがIndianaじゃ考えられないと言っていた。値段も心配になる。ただ、久しぶりに箸で食べれたのはよかった。ビールも旨かった。けれども、雰囲気がまるで租界のようだ。
2階のrestroomにも行ったけれど、途中にbarがあって、うるさい演奏をしている。その横を通り過ぎて奥へ行くと、ベトナムっぽい内装のrestroomがある。ヤシを編んだような壁。放尿しながら、ゲリラ兵に撃たれる自分を想像して、ちんぽが縮み上がった。こんな悪趣味なレストランに食いに来る観光客やNew Yorkerの気が知れない。まして、日本人が……。団塊世代の2人は、そもそもLe Colonialの意味が分からなかったそうだ。知らぬが仏。
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